白雲去来

蜷川正大の日々是口実

われに憤怒 あれども涼し紺朝顔

2017-08-22 11:36:07 | 日記
八月十六日(水)雨。

野村先生の句集『銀河蒼茫』に、八月十五日、一句として「われに憤怒 あれども涼し紺朝顔」と言う句がある。終戦の日の野村先生の「憤怒」とは何だったのだろうか。朝顔と言えば、毎年、群青の会の大熊雄次さんが、入谷の朝顔市から朝顔の鉢植を送ってくれる。朝、玄関に新聞を取に行く時に、今日は何色が咲いているのか、見るのが楽しみである。昨年の九月二十日に亡くなられた盟友の折本満さんにも大熊さんは、朝顔を送っていた。お見舞いに自宅を訪れた時に、奥さんが、「毎日ベランダの朝顔を見るのを楽しみにしているんですよ。ああ今日も咲いたと」。早いもので来月は一周忌である。朝顔を見ると、折本さんを思い出す。

社友の、小澤拓也、池田裕之の両君が、伊勢原の野村先生のお墓参りに行ったとの報有り。有難し。十月の群青忌にまた社友の皆さんとお会いできますことを楽しみにしています。

朝食は、千葉産のサバの文化干し、豊橋のさつま揚げ、しじみの味噌汁。昼は、塩おにぎり一つ。夜は、盟友の古谷喜久男さん、成田功さんのお二人に誘われて新横浜のジャズバーへ。そこから伊勢佐木町の居酒屋、「えにし」へ転戦。

急に古谷さんから連絡が入り、知り合いのシンガーのライブがあるので、付き合って。即諾。お二人に迎えに来て頂き、何とかと言うバーへ。聞けば、今日は、ナリポンこと成田功さんの誕生日とか。しかし残念ながら、彼は車。酒も飲めずに、ささやかに誕生日を祝う。古谷さんのお馴染みさんと、ピコ太郎に似たマスター、もう一人の歌手の歌を聞いてから、吉田町の「えにし」という居酒屋に転戦。偶然に、来月二日に公開の「禅と骨」の中村監督とお会いする。しばらくして解散。

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靖国神社へ。

2017-08-22 11:17:07 | 日記
八月十五日(火)雨。終戦の日。

車のエンジンをかけると、毎日「今日は〇〇の日です」と教えてくれる。しかし今日のはいただけない。「今日は終戦記念日です」と。敗けた日が記念日なのか。広島・長崎の原爆投下の日もたまに「記念日」と書いてあるのを見ることがあるが、これもどうかと思う。「原爆の日」もしくは「原爆忌」ではないかと思う。今日は、「終戦の日」で良いと思う。

朝食は、昨日、縁日で買った「焼きそば」、サバの文化干し、シジミの味噌汁。食べようと思ったら、今日、靖国に同行する松本洋三さんが、待ち合わせの時間よりも一時間も早く来たので大慌てで食事を済ます。昼は、靖国通りにある、何とか言う中華料理屋。夜は、いや夕方から川崎の「すしざんまい」から、みなとみらいのバーへ転戦。

この日に靖国神社に行くのは久しぶりのことである。青森から社友の濱田公一さんが来訪するとのことで、待ち合わせた。靖国神社の茶店で社友と待ち合わせたが、札幌、栃木などから社友が来訪。揃って参拝。アナーキーの藤沼さんにお会いしたのには、嬉しかった。まあ今年も目についたのは、様々なコスプレ氏。何が楽しいんだか、良く分からん。参道で日本会議?の人達が集会を行っていた。君が代が流れたので、姿勢を正したが、構わずにぞろぞろと歩いている人が沢山いた。この人たちは、何をしに来ているのだろうと、疑問に思った次第。

参拝後は、社友十名で昼食。有難いことに、濱田さんは、野村先生のお墓参りへ。その後、松本佳展君の案内で、川崎へ。しばらくしてから横浜に転戦。

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われも行かむ夏草茂る道なるを

2017-08-22 10:51:29 | 日記
八月十四日(月)雨。

戻り梅雨か。毎日天気が悪い。私のようなお爺は、照り返しの日々が続くよりも有難いが、夏休みを楽しみにしている子供たちや、海の家、ビヤガーデンなどは、いい迷惑だろう。戻り梅雨は、返り梅雨とも言う。臼田亞浪の句に、戻り梅雨寝てゐて肩を凝らしけり。がある。

朝食は、昨夜の子供たちの残りのカレー。私用に買ってある、ココイチの福神漬け添え。目玉焼き、しじみの味噌汁。昼は、抜いた。夜は、仲良しのカメ&アコちゃんのお世話で、「一休」寿司から中華の「愛福楼」へ。途中、インターン(就職の予備)から帰ってきた上の子供も合流。その子供に介護されながら帰宅。

野村先生の獄中句集『銀河蒼茫』の夏の句に、三上卓先生を偲ぶ、として「われも行かむ夏草茂る道なるを」がある。晴れた日には少し歩くとするか。  

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お祭りの後のBBQ

2017-08-19 12:38:45 | 日記
八月十三日(日)晴れ。

朝食は、熱海産のアジの干物、ハムエッグス、三陸産のわかめの味噌汁。昼は、小池百合子の「緑のたぬき」。夜は、木場の憂国青年同盟の山口申先生宅の屋上でのBBQ。

今日から愚妻は里帰り。二年前には、家族で帰った。途中仙台で一泊してから青森に向かった。車の運転が好きではない私にとっては、横浜ー青森の運転は、ほとんど苦行である。仙台で半分の距離、そこで一泊するくらいが丁度良い。今年は、子供たちと留守番である。

夕方五時に、御徒町にて大熊雄次氏、矢崎泰之氏、松本小枝さん、札幌の電光石火の男、小沢拓也さんなどと待ち合わせて、木場へ。昼間は、皆さんお祭りでお神輿を担いだらしい。私たちは直会のみ参加。凄いBBQで、酒は「伊佐美」「佐藤」「赤霧島」などがゴロゴロ。肉は食べ放題。満喫しました。二時間ほどでお暇し、東京駅で盟友と会うが、ヘロヘロで飲めず、帰宅した。

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自堕落な一日。

2017-08-19 12:09:43 | 日記
八月十二日(土)曇り。

今年は、今日までに地方に出かけたのは二回だけ。正月の沖縄と五月の岐阜。子供が小さい頃は、出かけるのが楽しみだったが、大きくなると、サークルやアルバイトなどで中々皆のスケジュールが合わない。時々送られてくるクレジット会社の情報誌やクラブツーリズムなどのパンフを眺めて、心は躍るが、上記の都合や懐具合などで、とどのつまりは、シュンとなってしまう。

そんな自分を奮い立たせるための朝食は、千葉産のサバの文化干し、大根おろし添え、キャベツの糠漬け、シジミの味噌汁。昼は、自宅の近くの旭屋と言う蕎麦屋で「カツ丼セット」。量が多すぎてほとんど残してしまった。スマン・スマンのオスマントルコ。夜は、米国産の牛タン、がっかりだったが、貧乏に慣れている家族は美味しいと食べていた。哀れな奴らよ。私は、スライスマッシュルームが山盛りのポークソテー。シーザーサラダ、ところてん。お供は「極ゼロ」から「赤霧島」。

甲子園で、わが母校の横浜高校がアッサリ一回戦で敗れてガッカリス。高校野球なんぞ母校が出ない時以外はほとんど見ないだけに、あっさり過ぎて、まあ潔いと思うことにしましょう。食事に行く以外は、ほとんど外に出なかった。自堕落な一日だった。

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