白雲去来

蜷川正大の日々是口実

久しぶりのゴールデン街

2018-10-27 07:28:58 | 日記
十月十九日(金)曇り。

例年であるならば、群青忌の前夜祭を行うのだが、今回の会場は東京、何と言っても土地勘がない。また皆さん泊まっているホテルもバラバラということもあり、今年は前夜祭を中止した。

五時過ぎに新宿の東横インへチェックイン。駅を降りた時に、場所が分からず、ホテルに電話をしたら、いつも阿形充規先生のお世話で会議や勉強会を行っているお店の目の前で、有名な区役所通りのバッティング・センターの隣だった。六時に、同じホテルに泊まる札幌の梶浦直樹、京都の森下保昌、丹波の山内愁雲、栃木の湯浅進の諸氏に、近くのホテルに泊まっている宮崎の福田秀春氏と大熊雄次に私の七人で、歌舞伎町の居酒屋でささやかな社友会・前夜祭を行った。一時間もしないうちに福田さんが大破・轟沈。梶浦、大熊の両氏に抱えられてホテルに送り届けられる。

しばらく飲んでから、ゴールデン街へ転戦。行く先は「ガルガンチュア」。タンコさんとお会いするのは二十年ぶりぐらいか。パンフに原稿を寄せた頂いたお礼を言って乾杯。ル・マタンにも顔を出そうとも思ったが、限界モード、ホテルに戻った。

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嗚呼祖国 菊の白さを疑はぬ

2018-10-27 06:56:46 | 日記
10月18日(木)晴れ。

忙しいことを言い訳にボヤーッとしていると、ついブログの更新が滞ってしまう。読者の中には「チェッ、また更新してネェヨ、何サボってるんだか」と、「喝」を三つぐらい貼っている人も沢山いるに違いあるまい。平身低頭、スマン・スマン・オスマンサンコンである。

朝食は、私の好きなポークハム、サニーサイドアップの目玉焼き、キャベツの千切りに、ウェイパーを使った卵スープ。昼は、おにぎり一つに、ミニのシーフードヌードル。夜は、カツオのタタキ、カルパッチョ風、ポトフ、お好み焼に「頂」という缶ビールの小さいのを二本。

群青忌まであと二日。全国の社友や、一度もお会いしたことがないが、このブログの読者やフェイスブックの「友達」から「参加します」との連絡が入る。皆さん遠路からの参加であり、申し訳なく思う。今年は二十五年祭と言うこともあって、かなり力を入れた。パンフレット、DVD、そして山平重樹さんの本。参加して頂く人たちに、少しでも野村先生の生き様や、思想に触れて頂ければと、思っている。

花屋さんで、白菊を多めに買って野村先生の遺影の前に飾った。先生の、嗚呼祖国 菊の白さを疑はぬ。を口ずさんだ。

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歳歳年年人同じからず。か。

2018-10-22 17:07:25 | 日記
十月十七日(水)晴れ。

宴席や様々な会合の場で挨拶を頼まれることがある。有名人でもないし、運動家として誇るべき戦歴もない、決して謙遜などではなく、文字通りの浅学非才の身である。それではなぜ、と思われるかもしれないが、古稀に近い歳のせいと、野村先生の門下生ゆえであろう。

壇上に立ちと、頭を巡るのが、唐代の詩人、劉希夷の有名な「代悲白頭翁」(白頭を悲しむ翁に代かわりて)と題する詩の第四節、「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」。毎年毎年、花は変わることなく咲く。人の世の変わりやすいのに比べ、自然は変わらないことのたとえである。しかし、話の枕詞にこれを使ったことはない。

二十日の群青忌の壇上に立つとき、客席を眺めて、きっとこの詩が浮かぶに違いあるまい。午後から、役員の末席を汚している大行社の幹部会議有り東京行き。本を読んでいたら目が疲れてウトウトしてしまい、危うく品川を過ぎるところだった。三時より会議、ご挨拶をさせて頂いた。

夜は、有志にて六本木へ。群青忌まで酒を控えているので、八時にお暇した。※写真は野村先生と川谷拓三氏、映画「撃てばかげろう」の撮影時の一コマ。

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群青忌のご案内です。

2018-10-19 08:01:52 | 日記
十月十六日(火)曇り。

 群青忌のご案内です。

野村先生が、朝日新聞社東京本社社長室において自決なされてから25年。明日は、平成最後の群青忌です。当日、会場でお会いできますことを楽しみにしております。この日のために、ドキュメンタリー「野村秋介の軌跡」を製作し、当日、上映いたします。会場整理費(3千円)の中に、「野村秋介の軌跡」のDVD、山平重樹著『激しき雪・最後の国士・野村秋介』(幻冬舎文庫)、プログラム(A4版29頁)の三点が含まれております。また、終了後に、神楽坂の居酒屋に於きまして「懇親会」(会費4千円)を行ないます。「今は亡き、悲願の人の、悲願を継ぐ」。こういった思いで私たちは群青忌を開催しております。

※四時開場・五時開会・七時終了。懇親会は七時半から九時までです。当日、お店の場所はご案内させて頂きます。
※会場に一番近い駅は、都営地下鉄大江戸線「牛込神楽坂」です。(徒歩一分)会場は、牛込箪笥区民ホールです。

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在庫整理。

2018-10-18 11:52:31 | 日記
十月十五日(月)曇り。

忙しい一日だった。朝から、松本佳展君、中山のマスターなどと共に、弊社の本を預かって頂いている倉庫に在庫の整理に伺った。在庫は膨大な量である。長い間ご迷惑をお掛けしながら甘えてしまっている。運び出すのにどれ程のトラックが必要なのか、その調査も兼ねてお伺いした。

新しいものは少なく、ほとんどが書店からの「返本」の品である。ビニール紐できつく縛ってあるので、その痕がついて、売り物にならない。取次ももう少し丁寧に扱って貰いたいといつも思う。とりあえず、事務所に三百冊ほど持ち帰った。後二回ぐらいで整理が出来そうだ。

夜は、新宿行き。歌舞伎町の料亭にて、先月の北京・長沙の旅の反省会を、阿形充規先生のお世話で行った。九時過ぎに皆と別れて帰宅。

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