昨日は書店に行って、「平穏死という選択」とそれを批判する「医療否定は患者にとって幸せか」を買ってきた。高齢者の誤嚥性肺炎を主に診ている自分としては毎日対応を迫られる問題ではある。しかし、最近はむしろどちらでもいい、何でもいいと思うようになった。一概に決められないので、ケースバイケースになる。家族の希望通りにすることにした。医師としての意見を求められれば、常識的な対応をお話しするが、無理強いはしない。
今日は内科地方会の教育講演会に行ってきた実は、演題をみてあまり興味のあるものはなかったが、行けるときは必ず行くことにしているので、とりあえず行ってみた。重症高血圧症に対して腎動脈経由で交感神経アブレーションをするのがおもしろかった。中枢の交感神経の活動性亢進が本態性高血圧症の原因とは知らなかった。