先週金曜日1月6日にCOVID-19の94歳女性が入院した。
1月3日に発熱があり、4日に近くの病院でCOVID-19と診断されて、パキロビッドが処方された(うまく内服できない)。5日に発熱40℃と咳・食欲不振があり、その日保健所から6日に外来アセスメントの依頼がきた。
アセスメントというより入院だろう予想された。実際に胸部CTで見ると、両側肺野にすりガラス陰影が散在していた。胸膜直下(葉間胸膜も含めて)もあるが、肺野の中にもあった。最近よく見る誤嚥性肺炎の併発らしくはなかった。
入院としてレムデシビル点滴静注と抗菌薬を開始した。食事摂取で少しできるが、むせがあり、看護師さんからは誤嚥性肺炎になりそうといわれた。点滴もしているので、嚥下訓練的な量でいいとしていた。
レムデシビルの投与期間(5日間)が終わって、炎症反応は軽減したが、微熱が続いている。
今日も施設入所者の90歳代女性の外来アセスメント依頼がきていた。