スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

女流王将戦&アランの解釈

2006-05-17 22:15:18 | 将棋
 14日に女流王将戦の第一局が指されて,千葉涼子女流王将が挑戦者の中井広恵女流六段を破り,防衛に向けて幸先のいい勝利を飾っています。棋譜がないのでどんな将棋であったのか僕にはまだ分かりませんが,ふたりとも振飛車はまず指しませんので,相居飛車戦であったとは推察され,先手の千葉さんが勝ったということです。第二局は21日ですが,これは優駿牝馬(オークス)の当日ですので,今のところは22日に記事を掲載する予定です。

 アランはスピノザの一文について,それは文字通りにすべてのものが精神を有すると解釈するべきであると考えているようです。ただ,この本はあくまでもエチカの要約ですから,アランが,スピノザはすべてのものが精神を有すると考えていたと解釈したのは間違いないと思われますが,アラン自身がそれについてどう考えていたか,つまり,アランもまたすべてのものが精神を有すると考えていたのか,あるいはアラン自身には別の考えがあったのかは定かではありません。そして僕が知る限り,この部分に関するはっきりとした言及はこれだけです。明日からは,これをエチカに訴えて,どう解釈するのが妥当であるかを考えていくことにします。
コメント (1)
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