豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

教育とは動機づけが基本となる…北斗市

2010-07-02 18:00:36 | ファース本部
行列をつくるくらいの人気進学塾では、単に進学校合格率が高いだけでなく、その塾で学んだ子供達を人としての基本を身につけて戴く工夫をしているのだそうです。
10人の生徒には、10通りの接し方があり、この塾の教師は「指導する」と言う意識はないそうです。

この塾の教師は、子供から教わろうとする意識を自分が持つ事だと言います。
世の中には多くの教育法があり、数多の学習塾があります。まさにここでも競争の原理が働いていて、生徒を集めるためには、熾烈な営業のキャッチコピー合戦を行っています。

競争著しい学習塾業界は、「教育とは何か」と問われたら、偏差値の高い学校へ1人でも多く進学させる事だと断言する事になり、このような間違った原理が働くのでしょう。
教育とは、その子供が幸せな人生を歩めるための基本を教える事だと思うのですが…

私達は家づくりを生業としていますが、「家づくりは人づくり」と言う要素もあります。
大工さんだけで家が出来る訳ではありません。基礎、左官、屋根、電気、水道などと多くの協力業者さんを束ね、建主さんが幸せになれる家を造る事に尽力します。
家づくりに関わる人々が、建主さんを幸せにしてあげた分だけ、自分が幸せになれると言う「動機づけ」が必要です。この動機づけを上手に出来るのが教育の真髄なのでしょう。

今日は隣の上磯中学校を訪問してきました。渡島校長会の会長に就いている上磯中学校長の野戸誠一(写真左)さんと、事務局長で森中学校長の香田 豊(右)さんが打ち合わせ中でした。両校長先生の話に割り込ませて戴き、教育談義をしてきました。

両人はまさに現役の学校教育界のオピニオンリーダーです。名高い校長先生の話を聴いて、学校教育も社会教育も基本は、まさに押し付けでなくは「動機づけ」なのだと納得です。

今日の北斗市は、気温24℃、湿度55%、すこぶる爽やかな一日を経過しています。
明日は住まい勉強会、是非ご参加ください。詳しい場所と内容です
blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする