豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

成長期、成熟期、そして減退期…北斗市

2010-07-23 19:01:54 | ファース本部
昔の全てが良かったわけでもないのに、「古き良き時代」という言葉をよく使います。
戦後の焼け野原で、経済的にはみんなが貧しい時代がありました。
その時期の人々は、敗戦で米国に占領され、命まで奪われると覚悟までしたそうです。

生きている自分、そして家族や知り合いがそこに存在する事を有り難く思ったと云います。
戦前のようにいつかは戦地に送られるとの懸念が無くなり、懸命に働けば自分も家族も幸せになれると、希望を持てる時代が来たと実感したのでしょう。

働いた分だけ幸せになれると実感すると、元々勤勉だった日本人の国民性が戦後の奇跡と云われるような経済的な大発展を遂げます。何も無いゼロ時代で少しの生産でも目立った成長になります。成長期、成熟期、そして現在は減退期と云う事なのでしょうか。

全ての面でないものが無いくらいに経済発展を成し遂げた場合、次はライフスタイルのクオリティーを向上させる産業に活路があるように思います。
経済をマクロでもみると成長期があり、次に成熟期を迎え、やがて減退期に入ります。

ミクロでみると、減退期を迎えない産業も存在します。人の暮らしには、常に衣食住と医療、介護の仕事がつきまとい、そのクオリティーを求めるようになります。成熟期から衰退期に入る入口付近で、暮らし向きの向上を思慮した産業へとシフトすべきでしょう。

安価で大量に生産する衣食住関連の商品ではなく、安全、安心を担保したクオリティーが強く求められます。企業の衰退期を回避するには徹底した産業構造の転換が必要のようです。
私達の住宅産業も量から質へと転換しつつありファースの家は正にチャンス到来です。

潮流にしっかりと追随して参りましょう。
写真は今撮った会社前の木々ですが湿度の高い、気温の低い北斗市の一日でした。blogram投票ボタン
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