豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

覇気と感動は連動する…北斗市

2010-07-16 21:17:17 | ファース本部
都会の雑踏の陰に、覇気の失った浮浪者が虚ろな眼で無気力に空を見つめていました。
その時は、爽やかな陽射しで真っ青な空が広がっております。しかし、彼の虚ろな眼には、あの空が青く映っているかどうかが疑わしく思えてなりません。

人生色々と言う歌があったと思います。小泉元首相が、政治家の行動を記者団から問われ、「人生色々」と答えた事が不謹慎だと話題になった事を記憶しています。しかし、人生まさに色々で1000人の人には1000種類の人生観があるのでしょう。

人生とは、天から与えられた時間を過ごす過程なのだと思われます。
同じ人生なら感動的な場面にいつも溢れて活き活きと元気に明るく過ごしたいものです。
虚ろな眼で天を仰ぐような人生は、一刻たりともしたくないと思うのが普通なのでしょう。

昨今、ニートと言われる若者は、働く意欲も学ぶ気持ちもなく、ひたすら自分の殻に閉じこもり、ただ喰って寝て、家族も含めた誰とも口をきく事もなく、いたずらに時間を費やしているように見えます。このような人が全国に200万人もいると云われます。

ニートと言われる生活状態になったのには、感動する事を忘れた時のように思われます。
真っ赤な夕日に感動し、濃い緑に心を洗われるような人はニート状態などにはなりません。
このニート状態から抜け出すには、小さな事でも感銘、感動するような動機が必要です。

誰も好き好んでニートになった訳ではありません。幾つかの出来ごとが重なって生きる事の気概を忘れ、同時に、どんな物事にも感動しなくなってしまうからでしょう。
自然環境やアートなど人の周辺には、必ず気持ちを揺り動かす対象があるものです。

写真は今夕の北斗市本社前から西の風景を撮ったのです。
沈みゆく太陽の光に反射した色濃くなって佇む森と、気忙しく移動する車が対照的です。
今日の北斗市は気温23℃、とても過ごし易い一日でした。blogram投票ボタン
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