豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

どんな工務店が生き残るのか…横手~秋田~青森~木古内~北斗市

2010-07-29 18:15:49 | ファース本部
企業を創業する時は、どんな創業者もその事業の成功した状況を描いているのです。
ところが創業企業で10年後に生き残っているのは10%に満たないと言うデータがあります。
創世を促す施策が効いて企業を興す事は容易ですが、育てる事はとても難易なのです。

生き残った企業も、そこから更に成長するのは、100分の1にも満たないと言います。
利益至上主義は、社会に真に貢献する技術やノウハウを持った企業でも、利益を上げなければ、市場から消えて行く運命にあります。

日本の企業は、利益の量で社会的な評価を受けるのが習わしとなっています。
利益を多く上げるためには、売上を保持するために社員へ徹底したノルマを与え、下請け業者や資材仕入れ値を絞れるだけ絞ります。そして利益を上げた会社が良い会社…

急激な右肩あがりの企業は、何処かの利益を吸い上げる仕組みが成り立っていそうです。
急成長の会社の仕組みは、タガが外れ易く、一気に右肩下がりになる場合があります。
市場には、地道にコツコツと少しずつ存在感を増して行く事が望ましいのでしょう。

今日は本州でのオール電化普及の先陣を切って行動した東北電力秋田支店管内から帰社しました。展開当初の工務店や販売代理店はかなり少なくなりました。しかし、愚直で地道にコツコツと地域密着型の工務店経営に徹しているところは、堅実に生き残っています。

決して無理な背伸びをせずに、建主さんと地域住民に慕われ、愛される工務店は、後世まで確実に生き残って行く事でしょう。
全国各地に、大雨警報が出されておりましたが、その大雨に見舞われる事無く帰社する事が出来ました。写真は青函トンネルを出て降り立った木古内駅を撮りました。blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする