豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

自然や暮らす人に負担を求めない省エネ住宅…北斗市

2012-12-03 18:02:46 | ファース本部
降り注ぐ太陽熱を活用した太陽光発電がゼロエネ・エコハウスと云えるのかどうか。
相応の太陽光発電装置を取り付けると冷暖房費用や光熱費の全部を賄うことは可能です。
その発電パネルを製造する過程、設置過程、メンテナンス過程、寿命が尽きてからの破棄過程に関するエネルギーもカウントしなければなりません。

太陽光発電は、受光パネルの耐久性、パワーコンデショナー装置の寿命も限られています。
風力発電装置は、太陽光発電より、もっと製作、設置、メンテナンスのエネルギーが掛かると言います。
このような視点で発電装置を見れば、原子力発電も、火力発電も、設置やメンテナンスに相当のエネルギーが掛かっていることになります。

またエネルギーを使用していないと思われている水力発電は、ダムに沈殿したヘドロを定期的に除去しなければ発電タービンが故障を起こすと云います。
このため、相当な費用を掛けてのメンテナンスを行っているようです。

究極の燃料電池ですら、価格が高いと言う課題と燃料の水素調達にあるようです。
水素を作るには電気を使用し、都市ガスや天然ガス、或いは石油を用いる事になります。
つまりエネルギー普遍の法則と言うのは何処までも付き纏うのでしょう。

つまり何が本当のエコなのかと言う事になります。結論は、エネルギーの使用量を削減する方法を工夫すべきなのです。
自動車は燃費の良い省エネ自動車に乗り、住宅は我慢せずとも冬暖かく、夏涼しい家に省エネ住宅に住むべきなのでは。

家にはQ値(熱損失係数)と言う温熱における省エネ性能を表記する数値があります。
私達は実際に「Q1住宅」と言って、Q値が1.0w/㎡kの住宅を実際に建築しています。
本州の通常の家では、実質Q値が4.0にも及ぶものが殆どです。
つまりQ1と対比すると、4倍の冷房や暖房のエネルギーを使用している理屈になります。

写真は色々な断熱材を使用したボックス内部に100w電球1個を付け内部気温を測定すると断熱性能が歴然と判明します。
世界で一番性能の良い家をつくるための研究を。
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