安定した政治を期待する…北斗市

国民から期待をされて政権交代を果たした民主党政権は、政権交代さえできれば社会を変えられると私達に希望を与えていました。
景気浮揚、高速無料化、公務員改革、借金体制からの打破などは、歴代政権では為し得なかった事案をマニフェストに示していました。

このマニフェストには「消費税増税」などの文言は一言も書かれていません。
この書かれていないことに全身全霊を傾けられたリーダーを仰いだことが失敗の要因だったのか。
公務員改革などは、抵抗勢力と戦う姿勢を示すと国民の大多数は支援に回ります。

明後日には、安倍新政権が誕生致します。安倍総裁は6年まえに大失敗の苦い経験をしてきました。
国づくりのビジョンをしっかりと示しながらも閣僚人事などの失敗で参院選では大敗し、その責任問題で連日のマスコミ対応や野党攻勢に心身疲弊で辞任となりました。

国民は政局に明け暮れる政治に閉口しています。
民主党だって4年間で結果をだす方法が見出せれば持続していたのでしょう。
ところがリーダーの普天間発言で完全にコケテしまったのでは。
また、政府の借金体制に光明を見いだせなければ景気浮揚も困難なのでは。

インフレターゲットで札束を市中に回すことは、金銭価値が下がるため物価が上昇します。
そのことで企業収益が上がりますが、それからでなければ給与上昇となりません。
一時的には給料より、物価が先にあがりますから生活者に負担が掛けることに。

この経済メカニズムを国民にはしっかりと理解して戴くことが政府の必須かも知れません。
物価が上がって生活が苦しくなると半年先の参院選でまた政局紛争になるのはゴメンです。
さて、カンカン照りで－5の北斗市です。太陽もかなり西に傾いてクリスマスイブの夜に近づきました。
当方の明日は札幌に移動です。


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