豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

企業の善し悪しは決算書なのか…北斗市

2012-12-28 16:37:20 | ファース本部
企業の経営状態を査定するには、先ずは決算書の内容をチェックするのが常道です。
資産と負債を左右に振分けて表記することから決算書のことをバランスシートとも云う。
資産より負債が多いと債務超過として経営の苦しい企業とみられてしまいます。

普通企業は、工場、建屋やその敷地、機械装備、それに株券や預金などが資産となります。
IT企業などは、工場も土地も建屋も必要としませんので、特異な査定方法を行うようです。
私達の会社みたいに、どちらにも属さない企業形態は、金融機関のサジ加減に委ねられます。

弊社は工務店部門がありますから、一定の敷地や工場、装備などを有しておりますが、資産力と云えるほどのモノではありません。
一見、工務店経営のようですが収入の多くは、特許や商標登録、認定、評定などの知的所有権のロイヤリティーが源となっております。

ところがこの研究開発には膨大な資金投入が必要です。
しかし日本では、この知的所有権を資産勘定に入れる基準が明確になっておりません。
したがって弊社などは、バランスシートの上では決して立派な企業と査定されることがないようです。

今日は、お世話になっている写真の渡島信用金庫、上磯支店長の小林広司(ひろし)さんが年末挨拶に見えられました。
小林支店長には弊社のような特殊な会社の資産状況の金融機関のチェック方法について伺いました。

金融機関が融資先の与信審査を行う場合は、金融庁の資産管理指導で実施するそうです。
昨今は、金融庁も弊社のような不動産などの有形資産でない潜在資産力の有する企業を寛容と云うより、むしろ優遇する指導となって来つつあるそうです。

弊社のメインバックである渡島信金は、この潜在資産に逸早く着眼して融資実施を行ってくれた金融機関です。
コツコツと地道な経営手法も時代背景に向いているとの評価だと。
さて、今日は仕事納めでしたが昼食を本社の全社員が一緒にとることが出来ました。
年明け7日月曜日には全スタッフの元気な姿を見たいものです。
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