豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

立場が器の大きさを…函館市~北斗市

2012-12-21 18:51:03 | ファース本部
スピーチで壇上に上がると参集した聴衆の目がその人に集中します。
聴衆の面前に立ったその瞬間、真っ白になって何も言えなくなった人を目にします。
そのような修羅場を潜ると人間としてのキャパシティーが驚くほど大きくなるともいいます。

福沢諭吉は「独立の気力なき者は必ず人に依頼する。人に依頼する者は必ず人を怒る。
人を怒る者は必ず人に諂う(へつらう)。」との言う名言を残しました。
人は1人だけで生き抜く事は出来ません。だからと言って自立の出来ない人の面倒などは誰もみられません。
福沢諭吉が言う独立心とは、自分自身が1人の人間として確立するための気力と努力を促すものなのでしょう。

中卒の私は、21歳で東京に出て独立しました。思い返せば生活のためと言え、何ともリスキーな行動であったと。
私の師匠には独立するなら知ない場所で、しかも生存競争の激しい都会に行きなさいと言われたものです。
経営に必要な知識も独立してから習得せよと。つまり立場が器を創るとの意味だったのでしょう。さっぱり大きな器にはなりません。

必要で覚える知識や手法は自分でも気付かないうちに自分の身体に染み込んでいるもの。
人は皆、やる気がありさえすれば自らの力で遣り抜こうと思うものなのでしょうか。
最初から遣る気のないものは人に依頼する事ばかり。
依頼事が思うに進まなければ直ぐに怒り出し直ぐに怒り出す人は、権力者の腰巾着になる…福沢諭吉の格言です。

自分の使命を果すためには、試練をチャンスと受け止める度量が必要なのでしょう。
地域工務店の経営者が家づくりを行なう場合は、技術力を磨くと同時に、人間力を高める必要がありそうです。
建主さまが何千万円のも家づくりを託すに足りる人間である事です。

今日はエアコンメーカーの管理職さんの来社。信頼する網走の山内建設社長ご夫妻の来社。
技術力の特化した木製建具工場の社長来社。そして午後から家庭裁判所調停業務。
何とも中身の濃い一日でした。出会いする人々によって自分の立場が確立して行くような。
さて、写真は今朝の陽の出です。昨日より2分ほど早い日の出だったのでしょうか。
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