豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

原子核の分裂パワーを作り出した人間の大きな間違い…函館市~北斗市

2013-08-07 18:03:04 | ファース本部
8月になると長崎や広島での原爆被災者のニュースが報道されます。
国際的にもナガサキ・ヒロシマは、世界唯一の原爆被災地域として高名を馳せていました。
そして今度はそれにフクシマが加わります。
長崎、広島と異なり福島は「平和利用」の原子力だったのですが。

原爆は、人やモノを殺傷・破壊することを目的に作られました。
殺傷・破壊の武器は、銃器砲や爆弾などを驚異的な破壊力の持った武器として造られたのでしょう。
とんでもないモノをつくってしまいました。

科学者は、その懺悔の気持ちからこの核分裂パワーを平和利用に活用する研究を始め、出来上がったのが原子力エネルギーです。
原子核や水素核、中性子核などを分裂させることで発生させるエネルギーを平和的に活用する思考には理解できます。

それによって生み出される放射性物質は、その最終処理方法を確立できないままに原発や船、潜水艦などのエネルギーに活用してきました。
また、放射能に対する絶対安全の安全神話も「絶対」ではなかったと言うことです。

造った原子力施設は、それを始末するにも莫大な費用と期間とリスクが伴います。
化石燃料に替わる次世代のエネルギーとして注目された原子力です。
エネルギー資源の無い我国では、期待しつつ原子力政策を推進させてきた現実もあります。

私達は、福島原発事故で何を学んだのか。
原子力パワーの制御の難しさ、廃棄物の処理方法の困難さ、そして廃炉にするための期間と費用などを。
総合的に鑑みれば、原子力活用は間違いだったようです。
それが解ったからと、今すぐ原発廃棄と叫んだところで抜本的な解決になりません。

大きな代償となったフクシマから学びつつ、造って現存する原発の処理方法を吟味して、代替エネルギーの確立見通しを立てて行く必要があるのでしょう。写真は電気が安定して供給されることを前提に新築を目指すファースの家ですが…

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