12世紀にクメール王朝のスーリヤバアルマン2世により30年間の歳月をかけて建立された世界遺産のアンコール・ワットを見てきました。
台風などの大嵐も来なく地震もないそうです。
石像を幾重にも積み重ねた石の寺院といえそうです。
台風がないのと南国温暖なので樹木の生長が極めて速いため、石像群を数多の樹木が包むこむように被さって成長し、その様は巨木と石のアートとも云えそうです。
石材の重ね具合は、木造の継ぎ手にも参考になります。
日本の法隆寺、東大寺などと同じく、当時の権力者が確たる権力を見せ締める象徴的な建造物でもあったのでしょう。
石仏像群とその隙間から40mも天高く聳え立つ南国樹木とのコラボレーション・アートとでも云えそうです。
歴史の裏側に権力者の欲望が見え隠れし、そこには多くの大衆が犠牲になったのでしょう。
仏像群のなかに60個もの小さな仏石像が並んでおりました。
その一個一個の顔が異なります。
仏石像を彫った石工達の喜怒哀楽を見せてくれているようです。
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