豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

真実は現場にある…北斗市

2019-02-28 17:53:02 | ファース本部

窓ガラスの機能ガラスは計算式でUA値を計算します。
また断熱材は、JAS規格で公認された熱伝導率が告示されて販売されています。
その規格表で計算して住宅のQ値・熱損失係数を計算しています。

ところが計算値どおりに断熱性能があるかどうかは、家に住んでこそ確認できます。
多くが計算より低い結果になっております。
例えば床面積33坪(100㎡)でも断熱層の内側の気積は天井高さなどで大きく異なります。

気積÷2.6がおよその温熱計算上の床面積となります。
本来は断熱層の内側を丁寧に計算して気積を出しますが、大まかには10坪100㎡と云われますので33坪だと計算してもおよそ330㎥くらいとなります。

私達は、家づくりの工事現場に行くと、それこそ多くの学びを得る事が出来ます。
現場で働く職人達に施工指示する現場管理者では、一方的で命令調に指示する管理者と、丁寧に話を聴いて的を射た現場指示では作業効率が大きく異なって参ります。

建築現場では、実際に工事を行う作業員が持つ情報がとても重要です。
ホワイトカラーのエンジニアは、現場で実現出来ない理屈を並べる事が多く在ります。
現場の職人に尊敬される学者やエンジニアの方は、現場の方々の立場に寄り添っています。

日本の建築基準法は、現場の知らない学識者によって構築されているようにも思えます。
真実は、デスク上のなく、営業現場、工事現場(写真)、生活現場にあります。

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