建築基準法の施行令 第42条には、土台と基礎は緊密に連結する事と明記してあります。
ところが私達のファースの家は、あえて土台と基礎に30㎜間隔のスチレンで、強度の弱い「コープレート」(写真)なるモノで隙間を空けています。
一見すると施行令 第42条に沿わない施工法ですが、様々なエビデンスを提示して30年前から公的に認められるようになっています。
このコープレート強度は一個3.15tで仮に40坪(132㎡)の家では120個を置きます。
120個×3.15t=378tと基準を十分にクリアーしています。
更にこの基礎と土台の30㎜の隙間には、樹脂スプレー断熱材のエアクララが注入されます。
エアクララの圧縮強度は1.5㎏ですが、面する長さが60mとなり計90tとなります。
378t+90tで基準的な重量強度の10倍に相当する圧縮強度を保っています。
このように先ずは、建築基準法をしっかりと順守していることを前提に、この30㎜の樹脂の意義が重要です。
基礎と土台との隙間を樹脂スプレー断熱材で完全に埋め込み、この30㎜樹脂が地震震動を吸震する役目を担っています。
ファースの家は、構築されてから31年を超え、その間に阪神大震災、中越沖地震、奥尻沖地震、東日本大震災などに見舞われ、その殆どにファースの家が建っておりました。
特に中越沖地震の際は、震度7の地域に16棟もファースの家が建っていました。
周辺は無残な状態になっているにも関わらず、せいぜいクロスが歪む程度で済みました。
ファースの家は、単に断熱、気密、調質、蓄熱などの温熱と空気環境を保っているだけでなく、極めて安心できる耐震、制震、吸震機能を持たせ、十分に機能化されています。
尚、価格を抑えるため樹脂断熱エアクララだけを使用した仕様もありますが、「ファースの家」と銘打った仕様のみに、この仕様が組み込まれています。
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