豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

住宅の性能と電力会社の電力メニュー…北斗市~大沼公園~札幌

2010-04-14 20:16:56 | ファース本部
各電力会社は、深夜に余剰する発電設備の活用と昼間や夕方にピークに達する需要を抑制し、発電と供給効率を高く保持するための「電力負荷平準化」に取り組んでいます。
安価な深夜電力ばかりが多くなりますとそれを抑制する対策もまた必要です。

特に電気蓄熱暖房機や電気温水器の数が累積すると、電力会社の財務内容を圧迫する事になります。今後は、少しずつ深夜に集中しない仕組みの段取りが必要です。
ファース本部の本社がある北海道は、寒冷地特有の電力メニューが組まれています。

東北以南の電力会社には、夏場の冷房ピークを抑える制度があるのです。
北海道は真冬の夕方に何処の家庭でも電気を一斉に使用して需要ピークをつくります。
東北エリアでは、北海道のような夕方と、夏場午後の冷房の二山ピークをつくります。

何処の電力会社でも、電力余剰時に電気料金を安価にして、このピーク時に高く設定するようにします。私達のような住宅システムを研究している企業はこの電力メニューに沿った家の仕組みを構築しなければなりません。

過去において北海道では、エアコン暖房が不可能だと言われて来ました。
家の性能と上手に組み合わせるとエアコン暖房も充分に機能する事をファースの家で立証してきました。事実、ファースの家では定格4kwエアコン一台で40坪の全館を暖房して蓄熱暖房機の約半分の消費電力です。ところが昼間の電気料金を使用するため利用者のメリットに反映し難い状況もあります。

今日は北海道電力の本社を訪れて私達が積み上げた実績と、現在の電力メニューを突き合わせて改善点などの意見交換を行いました。懇談相手は、北電函館支店勤務時代からの長い付き合いになる北電本社 営業部次長となられた稗田 亨さんです。
久々の北電本社の訪問で稗田さんと写真を撮ったのですがパソコン取り込みに失敗…

今日は飛行機が強風であてにならないためJR移動でした。JR切り替えはズバリ的中のようで飛行機が大遅延でした。写真は宿泊ホテルの前から…明日は北斗市本社に帰社を…
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フジテレビ50周年記念ドラマ「わが家の歴史」を見て…北斗市

2010-04-13 18:12:01 | ファース本部
「わが家の歴史」この8時間のロングドラマは、金曜からの三日連続放映でした。
昭和初期からの時代背景で自分と時代が重なるのが終戦後の様子です。

昭和20年になって我国は、長崎と広島に原子爆弾を投下され何十万人の人々が一瞬にして命を落とし、その原爆投下と前後して日本国中がB29爆撃機の爆弾でもっと多くの生命を犠牲にしました。国土の殆どを焼け野原にされた後の無条件降伏です。

終戦時には、この北海道北斗市(当時上磯町)にも爆撃機が飛んで来て、基幹産業のセメント工場や要塞のあった函館山、軍艦が寄港した函館湾を滅茶苦茶に爆弾を落としていったそうです。

8ヶ月の赤ん坊だった私は、10歳上の長姉に抱かれて爆弾の中を防空壕へと逃げ回ったそうです。
空襲の時は、田植えの時期でダッダッダッダ!!と爆撃機からの銃弾が苗を植えたばかりの田圃に泥飛沫を上げて散ったと言います。

田圃の中を逃げ回った私達家族は、幸いにも被害に遭わなかったようです。
しかし、我国は多くの人命や国土が、筆舌に表現できない甚大な被害に遭ったのです。何とも愚かしい戦争でした。また愚かしくない戦争もありません。

私達は、あの戦争で亡くなった兵士や一般人民の尊い人命犠牲の上で現在の社会構成が為されている現実をも再認識しなければなりません。
人民の誰もが愚かな戦争を好む者はいないでしょう。しかし、「わが家の歴史」のような回想ドラマは、平和ボケと言われる私達日本人に大いなる刺激を与えた事でしょう。

今日は父親の48回忌法要が行われました。期間の経過と人々の生き様が重なって感じた一日でした。朝から冷たい雨が降っている北斗市(今日の北斗市本社)です。
明日は札幌に移動する予定…

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函館男声合唱団の記念演奏会で…北斗市

2010-04-12 17:06:06 | ファース本部
昨日の日曜日は、お知り合いの方から戴いた招待券を大切に持ち、家内と連れだって私にとって初めての合唱コンサートで函館芸術ホールに足を運びました。
合唱は、指揮者との絶妙な間合いと呼吸の合わせ方でコーラスの出来不出来が決まると言います。

「雨」と言う題材の曲が多かったのですが、コンサート会場全体に雨が降り、水溜りができるような情景となります。激しい雨を表すコーラスの時は、思わず肩を窄めそうになります。そぼ降る春の雨を表現する時は、「濡れて歩こうか」との気分に浸れます。

雨が上がり、空の向こうに青空が顔を出す様相も合唱団が醸すコーラスで、会場にいる聴衆が、ほっとした気持ちになれて、その雰囲気に入り込めている様子です。
合唱団員は、このステージに登るため、繰り返し何回も練習を重ねてきたのでしょう。

合唱団員の多くが中年以上のオッサン合唱団と言える人々ですが、ハーモニーからオッサンめいたモノは全く感じません。伴奏もなしにコーラスだけで様々な情景を創りだす事の出来るのは、男声合唱団だからこそ可能な音楽空間なのでしょう。(写真)

合唱団員の殆どが、それぞれの仕事を持ちながら、余暇を工夫して練習を行っているようです。また合唱団の指揮者は、日頃の練習で40名もの合唱団をたった一人の歌声に束ねる事で、その線となった歌声は幾重もの魂が重なったハーモニーになるのでしょう。

またステージで生計を立てるプロではなく純粋に唱が好きで、合唱が好きで、このコーラスを少しでも多くの人々に聴かせたいと思うアマチュア独特の「純真さ」が際立っているようにも思います。
二時間の時間がとても短く感じた日曜日の合唱会場でしたが、合唱コンサートが好きなりました。

週明けの今日の北斗市は気温が高く、風も無くてとても穏やかな春の時間が経過しています。しかし、今夜判頃から寒さがぶり返して明日は雪になるとか…

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民主も自民も起死回生の支持率アップには…北斗市

2010-04-10 17:00:39 | ファース本部
民主党の小沢幹事長のなりふり構わぬ剛腕ぶりは、平民から見れば剛腕と言うより、傲慢に見られていそうです。かって小泉純一郎氏が総理の時に、独裁ファッショ政治だと声だかに批判していた亀井静香金融大臣の今こそファッショ的政治と見えます。

政策の良し悪しは、期間が経過して歴史が評価します。政治改革や企業改革などは、既存環境に温存している人々の大反対を受ける事になります。つまりリーダーは、信念を貫くファッショと言われるくらいの強い行動実践力が求められるのでしょう。

鳩山総理は、就任時にいきなり温暖化ガス25%削減を国際社会に宣言されました。
この25%削減は、産業界から大きな反撃を喰らう事を承知の上での宣言だと鳩山総理の政治決断に、はち切れそうな期待感を抱いたのは私だけでなかったようです。

その後の民主党、自民党の低落ぶりは、見ての通りです。
鳩山総理の強いリーダーシップ、谷垣自民党総裁の強力な指導力が全く見えて来ないのです。これが低迷の最大要因でしょう。
反対するモノは「ぶったぎる!」くらい乱暴なほどの指導力が今こそ必要です。

鳩山さんも、谷垣さんも人柄温厚で関わる人々に気配り、気遣いの出来る人格者です。その温厚な人柄が乱世の時期には政治や企業経営にマイナス要因で推移するのでしょう。
内閣支持率を上げるには、総理総裁の力を知らしめるため剛腕幹事長や閣内で言いたい放題をしている零細政党の党首を「ぶった切る」くらいの英断が不可欠です。

一方の自民党には、完全に出直しが可能と期待出来る溌剌とした清新さを全く感じません。
両党とも支持率低迷の要因がはっきりしており国民は、その要因を取り除いて党勢改善も出来ない政党に、国家の舵取りを任せられないと見られています。

人柄の穏やかな鳩山さんや谷垣さんは、平定の時の総理総裁に向いていたようです。
今日は、「たちあがれ日本」の年寄り新政党が、杖に縋って立ち上がりました。
そんな政局に関係なく今日の北斗市は、細い春雨(写真)に濡れながら穏やかな時が流れています。

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潮流は地域工務店の時代を暗示する…北斗市

2010-04-09 18:05:28 | ファース本部
何事も、目標達成するまで繰り返しチャレンジすると必ず成就出来ます。
達成まで遣るのですから必ず出来るのですが口で言うほどラクではありません。
工務店経営者は、諦めずにチャレンジしたとしても周辺環境が大きく左右します。

地域の工務店経営者の今後は、家を売りに走ったら必ず失敗する事でしょう。
潮流を見れば一目瞭然で、既に600万戸も家が余っている状況があるからです。
時代の潮流は、家を売るのでなく建築してから建主さんと一緒に育てる時代なのです。

腕利きの営業マンを雇っても、営業マンが家を建てる訳でありません。
大工さんが中心となった工務店が家を建てます。
建てた家を住み手と一緒に更に住み良い家に育て上げます。
それには地域密着工務店こそが最も相応しい存在なのです。

人の暮らしの在る限り、住まいの仕事は無くなる事などありません。
地域工務店の安定経営を成就させるには、小さなリフォームの仕事を大切にして建主さんとの信頼を構築し、その延長で建替え需要や紹介受注に繋げる事が重要です。

諦めずに繰り返しチャレンジしましょうと言っても口で言うほどラクではありません。
写真は、昨日今日と猛勉強し、かなり高度な講習試験に全員が高得点で全員合格となり、私のデスクに来て記念写真を撮りました。全員が遣り遂げた安堵感を醸しています。

地域工務店は、ネームバリューの大きなハウスメーカーに打ち勝つため、より高度な技術や情報を持ち、実践できる地力を備える必要があります。
今回は岡山、長野、山形から4社が受講しましたが、理論、技能、情報、そして理念などを勉強して戴きました。

建築して育てる家づくりを実践できるのは地域密着型の工務店であり、時代の潮流はまさに地域工務店の活躍を暗示しています。穏やかな快晴だった北斗市も暮れて行きます。

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思考と行動にはメンタル・ブロックと言う壁がある…函館~北斗市

2010-04-08 17:17:56 | ファース本部
ネットコラムに興味深い記述がありました。私達の意識には顕在意識と潜在意識があるのだそうです。普段、自分で認識しているのが顕在意識であり、意識していない、つまり無意識の部分が潜在意識だと言います。

このコラムでは、人間の行動の多くが潜在意識がつかさどっていると説いています。
この顕在意識と、潜在意識の間にメンタル・ブロックという壁があるのだそうです。
この壁を取り払う事で成功イメージを潜在意識に浸透させる事が出来ると言います。

要は、成功場面や理想の状態をイメージしつつ、次に結果を断言する事だと言います。例えば「私に任せて下さい!間違いなく売れます!」最後にはプラスの自己暗示「絶対に大丈夫!必ずうまくいく!」と、声を出すのです。

大風呂敷を広げるだけなら誰でも出来ますが、その広げた風呂敷を上手に包む込む事で結果を創らなければ単なる大法螺吹きの烙印を押されるでしょう。このコラムは「有言実行」を理論的に説いたものと思われ、私にも思い当たる事が多くあります。
思考して行動し、結果を見出すには、常に自分を前向きな環境に置く事が必要です。
ゆえに言葉は、自分自身を積極的な行動始動のスターター役なのかも知れません。

今日は本州から4社の工務店が参加され、FAS検査員講習を行っています。
思考と行動にはメンタル・ブロックと言う壁があると言っても思考する根源が無ければ、取り払う壁すら出来ません。今日は徹底した思考根源をインプットしています。

写真は難解な熱計算の勉強に挑んでいる方々で、右から岡山県、影山建設の専務、影山知幸さん、長野県、栄興建設の横山 圭さん、左が山形県、東住宅産業の塩野三香さん、岡山県、大井工務店の社長、杉本昌繁さんです。

受講者全員がとても優秀で、今日の講義は完全マスターです。
今晩飲み過ぎなければ明日は全員が合格する事でしょう。
今日はすっきりと晴れ上がり、函館山も気持ちの良さそうに夕陽を浴びています。

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支え合う姿は尊いもの…北斗市

2010-04-07 18:14:13 | ファース本部
私達、会社を経営するものは、幹部や社員、そして協力業者さんやお客様によって支えられています。企業規模が大きくなるほど支える人々の人数も大きくなるのでしょう。
ところがそのように大企業になるほど、末端で支えている人々の存在を忘れがちです。

私達ファース本部の社員は20名程度の零細企業ですが、全国に販売代理店さんが50社、加盟工務店さんが200社も存在します。更に販売代理店に資材を納めるメーカーさんや加工業者、工務店を支える協力業者さんなどを含めると膨大な人々が関わっています。

また加盟工務店さんが建築した家は3000棟に及び、お金を支払ってくれた多くのファースの家ユーザーさんの存在もあります。私達は、実に多くの人々に支えられている事を自覚せねばなりません。これが自動車メーカーや家電メーカーだったらどうでしょうか。

気が遠くなるような人々を支配している事になります。しかし、大企業の下で安価な請負金額に喘いでいる下請け業者も多く存在いたします。支払いは生かさず殺さず、ギリギリまでコストダウンを図ります。企業が大きくなるほどその格差が大きいと言います。

地域密着の工務店は、地域の販売代理店、地域の協力業者にそれなりの金額を支払って家づくりを行います。しかし、量産メーカーより価格を安価に出来るのは、契約するまでに掛かる営業費を10分の1程度にまで抑えているからです。

地域の方々に支えられ、育てられる地域密着の工務店経営者は幸せものなのです。
写真は、親父が植樹した我家の庭の松の木ですが、枝が混んでいるため必ず雪吊りの支えが必要です。松の木も、私達経営者も、そして社員も工務店も皆で支え合いながら…

どんよりとした雲の低い一日でした。この時間、自分のデスクから見える函館山は、紫色に霞んで佇んでいます。明日はFAS検査委員講習で全国から来社される方々に講義を行います。 

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小学生から中学生に成長すると…北斗市

2010-04-06 18:03:26 | ファース本部
お手を繋いで一緒にゴールする運動会も小学校まではそれなりの理屈がついたのか…
中学生になれば否応なしに、そして好むと好まざるに関わらず競争に晒されます。
それは、人間社会つまり人生を生き抜く事そのものが競争なのだからでしょう。

自分や家族の生活を支えるには、経済力を身に付けなければなりません。
そのためには、必要な学力、忍耐力など、その力こそが努力と競争で得る事になります。
中学では、学力テストの点数で志望高校の受験資格を得なければなりません。

今日は、学校評議員を務める北斗市立上磯中学校入学式に参加させて戴きました。
写真は入学生が入場着席した瞬間を撮ったものです。先月の小学校卒業式から何日も経っていないにも関わらず、何かとても頼もしく、大人じみて見えます。

ランドセルを背負った小学生から、制服、セーラー服に身を包み、今日の半日で既に、規律に沿った中学生の雰囲気を身体で感じているようで凛々しく見えます。
中学生は、子供から大人社会の厳しさを嫌でも垣間見る事になるのでしょう。

上磯中学校は、私自身も娘が在学中にPTA会長を2年間勤めました。本社の隣に位置するため毎日、生徒達と合っています。一時期は荒れに荒れて手を焼いた事もありました。現在は、平和で穏やかで、学力、スポーツ、文化面でも輝くような実績を出しています。

野戸校長はじめ教職員の先生は、生徒と関わる姿勢に「自分に厳しく・他人に優しく」との理念を感じます。競争しながらも仲間に対する優しさを忘れない教育姿勢を実践しています。生徒達を心から愛おしく思える教師達だから可能なのでしょう。

今年の入学生は、昨年より多い230名ですが、日本の次世代を担う子供達がちゃんと存在します。私達大人社会は、彼ら彼女らに揚々とした未来環境を整えておく事です。
我々大人達は、彼ら彼女らから、もっと学ぼうとする事で未来を見据えられそう…

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賢明な建主さんの家づくり…北斗市

2010-04-05 18:41:12 | ファース本部
私は、住宅雑誌「リプラン」の社主が主宰するNPO法人「住宅110番」の相談回答を開設当初から務めています。メールでの住宅相談は、回答するために多くの資料や事例などを精査しなければなりません。この際に得る情報こそが大きな財産となります。

苦悩する質問者を向こう側において不謹慎だと言われそうですが、質問を受けなければ得られない知識や情報を私達の回答者は享受する事が出来ます。
特に私達のような住宅システムの開発企業においては、一般ユーザーさんの家づくりの過程や、住んでからの状況がとても大きな情報となります。

建主さんの誰もが、「住居してから」悔いのない良い家であると思っているのでしょう。
この「居住してから」と言う事柄を、家を計画する段階で強く意識する事が重要です。
家を計画する際には、大きな窓、天井の高い吹き抜け、真っ白な外壁、背の高い玄関ドアなど、住宅雑誌のグラビアに出て来る豪華な写真に気持ちが踊ります。

この見た目の良さが住んでからの住み心地を悪くする要素になる事があります。
家の事で悩み、住宅相談を行うユーザーさんの多くが、家の中身を重視しなかった事と、施工者との共同歩調、連携が伴っていなかった事に尽きるように思われます。

家の住み心地は、壁の中、床下、天井裏、使用する素材、空気の流れ、熱の断熱、遮熱など、殆どが内観や外観で見えない部分に秘められています。この家の温熱環境性能は、住んだ翌日から一生涯にわたり、住み心地と冷暖房費が一緒になって付き纏うのです。

賢明な建主さんは、見た目より住んだ後の住み心地を重視します。空気の清涼さと質、温かさと涼しさの質、そして経済性、高耐久、メンテナンスコストなどを吟味します。写真はファースの家の空気清浄する床下部分ですが、この殆どが見えない部分に隠されているのですが重要な部分です。
家づくりの賢明さはこのように見えない部分に…

北斗市も昼間は暖房機が要らないくらい春めいて参りました。
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逞しく闘う総理こそが支持率を…北斗市

2010-04-03 14:23:38 | ファース本部
鳩山内閣の支持率が危険水域に近づいていると言う報道の多い昨今です。
私も含め国民の多くが民主党が掲げた「政治主導」の態勢を期待しました。
4月1日からだった国家戦略室の「局」昇格、幹部公務員人事を一元化する内閣人事局の新設、副大臣・政務官増員など一つも実現していません。

子ども手当などの法案が優先され、政治主導の関連法案が遅れているからのようです。
仙谷国家戦略担当大臣は、内閣人事局で幹部人事を実施するため各省に異動凍結を指示しており、法案成立が遅れると人事も遅れ、全てが遅れる要因となり企業なら倒産です。

鳩山内閣の屋台骨、国家戦略室と行政刷新会議は、古川内閣副大臣が1人で仕切っているようです。
整備の遅れは今月下旬から始まる「事業仕分け第2弾」にも影響が出そうです。第1弾で「仕分け人」の権限が曖昧だと指摘され、このため第2弾では行政刷新会議を法的に定義する予定でした。
これも未だにはっきりとしません。

また辣腕幹事長の方針で参院選挙での2人区2人擁立問題でも民主党内が揺れています。
誰が党首で誰がこの国の総理総裁なのかが解らなくなるような現況です。
そこに普天間問題、郵政見直し問題などと混迷は増すばかり…支持率が上がるはずはありません。

政治判断は、どちらに決断しても一方から猛反発を喰らいます。その猛反発に腰が引けているようでは支持率も上がって来ません。退任まで常に高支持率だった小泉純一郎元首相は、「偉大なるイエスマン」を幹事長に置き、党内や党外から手厳しい反発を受けても怯む事無く突き進みました。

戦国時代でも闘魂逞しい武将に家臣や兵士、民衆がついて行きました。
小泉元首相は、その政策よりも闘う姿勢に自民党員も民衆も魅かれていたのです。
現鳩山総理に闘魂を求めるのは無理なのでしょうか。もう少し期待を持って見守るしか…

今日の北斗市は春の強い風が吹いていますが、その風にも少し春の優しを感じます。

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生きる力のバイタリティー…函館~北斗市

2010-04-02 17:52:35 | ファース本部
人や動物に限らず、植物も生き物なのが芽吹いて来る時期に実感するものです。
生き物は、生きれるだけ生きて、子孫を残す段取りが終わるとその生涯を終えます。
街に暮らす人間も、野生で暮らす獣や鳥達、海や川の魚達も同じのようです。

生きる事と子孫を残す事が本能的に仕組まれているからこそ今現在の動植物が存在していそうです。生き物すべてに生命力が宿っているのでしょう。
大地が凍って凍結浮上した地べたの残雪の淵から福寿草の花(写真)が芽吹いています。

俎上したサケが孵化して稚魚になり何万キロもの大海に出て成長し、産卵のために自分の誕生した川に戻ってくるのですが、とてつもない生命力だと思います。
人間以外の動植物は、生命保持と子孫継続だけが生命力の源になっているのでしょうか。

人間の生命力は、夢や希望そして野心や欲望などを果たすためにありそうです。
人生に夢やビジョンを持てないのなら惰性だけで生きる事になります。
その掲げたビジョンを為すために、野心や欲望が滾ってくるのでしょうか。

欲望も野心も無い人には、当然ながら覇気もバイタリティーも感じません。しかし、欲望と野心だけがギラギラと先行してしまうと人々の協力が得られなくなりそうです。
大業を成し遂げる人は、そのバランスが上手に整っているように思います。

溶けた雪の合間から芽吹いた福寿草の花は、生きる厳しさ中に様々な思考を巡らしてくれました。人生ビジョンをしっかりと打ち立てて、ポジティブな生き方をすると、必然的にバランスのとれたバイタリティーが湧いてきそうです。

今日の日本列島は、何処も強風が吹き、此処、北斗市も空が晴れてはいるものの、空っ風が吹き荒れています。荒れる天気の生命力は自然からの警鐘なのでしょうか…

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蓄熱暖房機とエアコン暖房機の今後…東京~函館空港~北斗市

2010-04-01 17:42:41 | ファース本部
蓄熱暖房機は、深夜の余剰電力を活用する事で電力負荷の平準化を行い、発電効率を向上させる事で省エネやCO2削減に貢献しています。私達も、蓄熱暖房機の存在で換気量の抑制で調湿性能を保って来ましたが、今後もそのスタンスに変りはありません。

ところが蓄熱暖房機は、電気ヒーターで加熱するため消費電力量がエアコンなどのヒートポンプと比べると4倍5倍にも大きくなります。したがって時代は確実にヒートポンプの必要性を促しています。それには幾つかの大切な要件を満たす必要があります。

家の性能が伴っていなければエアコン効率が向上しないだけでなく、頭のだけを温風が行き交う不快な暖房空間となります。特に気密性能の悪い家でのエアコン暖房は、不快だけではなくエネルギー消費効率が悪い稼働モードとなります。

エアコン暖房は、要件が伴わなければ大きなエネルギーを消費して、多額な電気料金を支払う事になり、蓄熱暖房機から単純にエアコン暖房に変えるような愚策を講じてはなりません。気密性の無い家では、エアコンのエネルギー消費効率が高くなるまでの初期稼働において、蓄熱暖房機でその温度エリアをカバーする事が賢明です。

今日は、蓄熱暖房機メーカーの日本スティーベル本社を訪問しました。藤城社長とも意見交換を行って参りました。国内の家の85%は、断熱と気密性能の伴わない家で在る事に変りありません。つまり蓄熱暖房機は、電力会社の都合に関わらず潜在需要が継続するのです。その蓄熱暖房機がどんな機種であって言い訳でありません。

私達は過去20年間の使用実績からシーズンセンサー機能や放熱特性などを考慮すると、信頼できる蓄熱暖房機が限られてきます。蓄熱暖房機は、単に深夜だけの通電でなく、昼休みの時間帯など電力会社の供給事情に合わせて通電する機器としても活用出来ます。

時代が変わったら従来機材の使用法にも知恵と工夫が必要です。今日は羽田空港ラウンジ(写真)で仕事をした後に北斗市本社に帰社しました。
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