豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

オール電化住宅がバッシングされているが…北斗市

2013-05-15 18:03:15 | ファース本部
石油1リッターを燃焼させると8240kcai(約9.6kw)の熱を出します。
しかし、その石油を燃焼させるには、外部から酸素を取り込み、燃焼ガスを排出させなければなりません。
つまりどれだけ熱を暖房や給湯などに使用出来たかが燃焼効率です。

電気は1kwで860kcaiです。石油機器の燃焼効率が多くは通常燃焼で70%つまり6000kcai もの熱を取り出せます。
この数値だけで比較すると電気は石油に太刀打ちできません。
そもそもオール電化住宅は、原子力発電が稼働している場合で深夜余剰電力を有効活用することが前提で仕組みづくりが行われました。

現在は、原発が止まったままになっており深夜の時間帯をガスや石油で発電機を回して電力供給しております。
そのため深夜電力料金も大幅な値上がり状態になります。
石油を燃やし蒸気圧力でタービン発電を行い、幾つもの変電所や配電設備で制御されながら家庭に届きます。
単純計算では、元の石油と対比して安価になるはずがありません。

しかしながら私達ファースグループは、実際に使用する電力量を家の性能と機器の使用方法で、石油やガスの燃焼機器より安価な家づくりを実践しております。
寒冷地でも使用できる高機能エアコンと家の性能をフィットさせると、温風や冷風のドラフト(風の動き)を起こすことなく輻射熱での冷暖房が出来るようになりました。

そのような使用法を更に工夫すると40坪程度の家で真冬でも月数千円くらいの暖房費で全館暖房が出来ます。
またこれからの梅雨時期や猛暑には同等の消費電力で全館冷房が。

電力料金の値上がりから、ガスや石油での給湯方法や暖房方法が注目されています。
素燃料の石油やガスが上がるため電力料金も根上がります。つまり他の熱源も挙って値上がりしています。
それでも性能を有しない家の場合は、むしろ電化にしない方が有利なのでしょう。
しかしながら電気が無ければガス機器や石油燃焼機器も稼働しないのです。

一方的な情報だけで、大切な情報を見落とししないようにしなければなりません。
さて、今日は家庭裁判所での調査、上磯中学校訪問など公的な行動が多かったのですが、研究開発室の仕事もしっかりと…
写真は先ほど撮った上磯中学校校舎です。
気温7℃と晴天ですが肌寒い一日でした。明日は東京に移動となります。

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豊かさと住まい空間…函館市~北斗市

2013-05-14 18:26:03 | ファース本部
今や日本のような先進国では、雨風をしのぐために家づくりを行う人などおりません。
人間が生き抜くために必要な三大要素は、「衣食住」だと言われます。
衣類を着て、食物を食べて、風雨を防ぐ住まいがあれば、先ずは生きて行くことが出来る。

その生き方を問うとしたら…
かの北の国のように、ぼろきれをまとい、木の葉や草花を食し、ベニヤ板で囲った場所に暮らしても、一応の命を繋ぎ止めているのでしょう。
衣食住と言っても、何をどのようにして着るか、食べるか、住むかが問われます。

「豊かさ」を求めるには、この「衣食住」の着るモノのこだわり、食べるモノのこだわり、居住空間にこだわりを醸し出すことで為せるのでしょう。
衣食住のこだわりは、ファッションや芸能、アートなどともつながっているようです。

衣類の意匠には着る人の感性が垣間見れます。
食事の旨みや盛り付けには、食べる人の気持ちに温かさを与えるのです。
住まいの内装、外装などデザインには、住まいする人の喜びが表現されているようです。

「衣食住」とは、人が生きるために必要な要素を飛び越えて、いわゆる「心の豊かさ」を求めていることなのでしょう。
つまり、家づくりには、とても情緒的な要素が組み込まれていなかれば…

この心の豊かさを醸し出す家。
それは確たる家の性能(ハード)が不可欠であり、それがあるからこそ、関わる人々の優しさ(ソフト)が生きてきます。
写真はあるホテルの吹き抜け大空間ですが、利用者の気持ちを壮大にする工夫が為されています。
家や建造物にはハードが織り成す延長にアートなどのソフトが生かされるのでしょうか。

さて、函館市内は15℃くらいまで気温が上がり、縮まっていた桜の花が一気に開き始めました。調停業務を行っていた家庭裁判所敷地内の櫻も8分咲きにまで…

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窓と家の性能を思考する…北斗市

2013-05-13 18:37:00 | ファース本部
庭側の面には、床から天井までの大きなガラスの入った開口部があり、明るくて開放的な間取りの家づくりを行いたい……
ガラスは、室内と室外を一体化する大切な部位であろう。
私達は、囲われた空間より、開放的な自然空間に身を委ねたいと言う本能があるようだ。

ところがこのガラスの開口部は、それ以外の部位と対比すると寒い冬期間で大量の熱を逃がす部位でもある。
北海道の断熱住宅は壁の熱貫流率(熱を逃がす量)が1㎡、約0.3wに対してガラス(単板)6.0と20倍もの熱を逃がす部位でもある。

熱を逃がすだけではなく、日射熱の取得量は1㎡、約400kwにも及びます。
冬は暖房熱の負荷量が大きくなり、夏は冷房熱量を増加させる要因ともなります。
この温熱環境への影響だけではなく、地震などの構造耐力にも大きく関わります。

昨今は、開口部に工夫を凝らし、細長いスリットに見える窓から光を取り入れる新時代のデザインが認められるようになりました。断熱性能、耐震性能、防犯性も向上することになります。
開口部を丸や楕円形にすることも考えられますが、納まりが難しく、加工費が高くなり、雨漏りなどのリスクも大きくなります。スリット状の窓を縦型、横型に組み込むことで意匠的も面白いデザインの家づくりも可能になりそうです。

今日は月一の全体ミーティングを北斗市本社で行いました。
特に今年は寒冷地で厳しかった冬を振り返り、換気システムの改善点や開口部の仕様、エアコン暖房のメリット、デメリットなどの意見交換など行いました。

特にこの開口部は、見た目に憧れて採用したものの住んでから様々な問題を引き起こす部位でもありそうです。
慎重な提案力が必須のようです。
さて、現在の気温7℃、30℃を超えた本州と比べると…

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表面だけで捉えられない政治の世界…北斗市

2013-05-11 15:31:36 | ファース本部
川口順子参院環境委員長の委員長解任は、当方のように事情を知っているモノにとってはとても残念な結果です。
川口さんは、とても生真面目な人であり、環境委員会の開催要点を国会対策委員長とも相談のうえで中国要人との会談を選択した経緯があります。

参院選を見越し、野党が隙のない政権政党に対する攻撃材料に本件を持ち出したとしたら…
ともあれ川口順子議員は旧通産省の初代環境審議官として女性キャリア官僚の代表格だったと云います。
このとき、同じ通産省で女性キャリア3人娘として脚光を浴びたのが、後に大阪府知事に就いた太田房江さんと現在、北海道知事の高橋はるみさんです。

その三人娘の長姉格にあたるのが川口順子さん、次女格が太田房江さん、末娘が高橋はるみさんと言うことになるのでしょうか。私は、川口順子さんとは官僚時代からのお付合いになります。
また、面識はありませんが高橋はるみさんは、我北海道の知事さんです。

しかし政治家は、政策面で事を興せば必ず影と日向の部分が。
影の部分に位置する人は抵抗勢力と化して大攻撃を。それにたじろいでいては政治改革などを実践出来ません。
私自身も断熱手法の大改革を行って既存工法を推奨する学者連中を抵抗勢力にしてしまった経緯があります。
政治も技術も改革を怠っていたら全てが劣化の道を辿ります。

川口順子さんを国会軽視のルール違反と糾弾する人々、太田房江さんを大阪府借金漬けにしたと批判する人々、高橋はるみさんを道職員に対する人権無視待遇だと批判する人々が。
大阪府市の二重行政改革の下地作りに尽力した太田房江さんの功績は意外と知られておりません。
北海道の財政状況を改善させた高橋はるみさんは自力は知ってのとおりです。

先般、渦中の人となっていた川口順子議員から私の携帯電話に、自分の後は後輩の太田房江さんを応援してくれるよう依頼がありました。誠実を絵に描いたような川口順子さんからの頼みです。
昨日は、弊社札幌事務所に来社された太田房江さんを三協立山札幌支店にご案内いたしました。

写真は支店長の高柳英彰さんと太田房江さんです。
元通産省で住宅課長を務めたキャリアがありながら、開けっ広げで明るい人柄の太田房江さんにスタッフの方々も好感度でした。
とかく表面だけ捉えられがちな政治家のイメージですが、じっくりと話を聴いてみると理念や行動が解るモノです。
政治家は、知名度や雰囲気で選ぶのではなく、即実践力の地力ある選択が必須のようです。

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宣伝をしない営業方法…札幌市内~函館駅~北斗市

2013-05-10 20:54:34 | ファース本部
一万枚のチラシを刷って配布すると、レイアウト代、紙代、印刷代、配布代などは少なく見積もっても何万円、或いは何十万円も掛かることになるのでしょう。
この宣伝広告費は、原価に上乗せされて商品価格となります。

私達、家づくりを生業とするものは、出来るだけこの宣伝広告費、いわゆる営業費用を掛けない工夫が必要です。この営業費用とは、建主さまと契約を行うまでの過程で掛かる費用と云えます。
1千万円の仕事を受注するまで掛けた費用が100万円だとする既に10%の費用が掛かっていることになります。

この営業費は、良い家をつくるために使用する工事原価や後のメンテナンスサポートなどに反映されません。
この営業費が格安で受注出来れば、その分を家づくりの中身に掛けることが可能となります。
だからと云って何の情報公開を行わなければ、仕事がだまって降って来ることはありません。

受注契約を行うまでには、自分達がつくる家のPRを建築やリフォーム予定者に広報する必要があります。
その費用を掛けない方法は、建主さまからの口コミ営業なのでしょう。
それを行うにしても、プレゼンに必要なリーフレットなどの費用が必要です。

私達、ファース本部は、家の省エネ、高寿命、快適空間などをつくりだすための技術研究を行っております。
そこで開発された技術を仲間の工務店さんが、建築予定者に対して行うプレゼン資料の作成も必要です。
今日は久々に札幌事務所にやって来ました。

推進事業部の扇常務がこの札幌事務所に詰めておりますが、彼の意見などを聴きながら新技術の企画や出来たハードのプレゼン資料などの起案づくりなど行います。
写真は左から札幌事務所の中村所長、私の隣が本社の柳田次長、そして扇常務です。
工務店経営者の声を参考にしながら必要な資料や技術開発を行っております。

今日は北海道ファース会長で桧山建設綜業さまを訪ねて宣伝方法などの意見を聴いて来ました。
また、午後からは札幌事務所に賓客が来社され知らない世界の話を聴く事も出来ました。
後日、コラムにまとめることにします。さて、そろそろ帰宅の時間かも…

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マスコミの横暴は大権力か…北斗市~函館駅~札幌市内

2013-05-09 22:28:30 | ファース本部
先般の北海道新聞の一面見出しには、電力料金の値上げによって「オール電化住宅危うし」と取れるような見出しの記事が載っておりました。内容を見ると電気を多く使用するオール電化住宅は、その値上がりでユーザーさんの費用負担が大きくなるとのことです。

電力料金の値上がりは、原発の稼働が出来ないために、高額な輸入燃料を使用することになります。
加えて円安で燃料コストが暴騰していることが挙げられます。
このような事態は、福島原発事故に端を発しているのでしょう。

思い返せば私達国民の大多数は、3年半前に政権交代で民主党政権を誕生させました。
当時の鳩山首相は就任直後の国連総会で、華々しく温暖化効果ガスの25%削減の宣言を。
すなわち、国内の発電の殆どを原発にしてエネルギーを確保し、それで電気自動車を走らすことで25%削減は可能となるとのシナリオです。

この当時の殆どのマスコミは、この内容を具体的に報道することなどありませんでした。
むしろ環境先進国として我国は、国際的なオピニオンリーダーになるための布石であるがごとく論調が多かったようです。このマスコミの報道しだいで世論は形成されます。

先週は中国の北京に立ち寄ってきましたが、鳥インフルエンザなどを意識する北京市民は殆ど存在しません。
確かに空気は淀んでおりましたが、日本で報道された先の見えない霧のような状況で市民がマスクを掛けて外出した期間は極めて僅かであったと云うことです。
マスコミとは、その一瞬の状況を切り取って報道しており、冷静さと客観性の欠落が。

センセーショナルな記事を報道して世論を煽ることは、そのマスコミの信頼性を失って行くことが危惧されます。電力料金だけが高騰している訳ではありません。
他の燃料も等しく値上がり状態で生活者には様々な負担が圧し掛かっていることに変わりがありません。

マスコミとは、正確で誠実に客観性をもって報道して戴きたいものです。

さて久々に訪問した札幌ですが大歓楽街のススキノ(写真)の夜も深まって参ります。
私は急ぎの原稿執筆でホテルに籠りっきりでした。

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中国対応と与野党攻防…北斗市

2013-05-08 17:52:44 | ファース本部
先月私は、参議院会館で参院環境委員長の川口順子議員と懇談する機会がありました。
川口議員と私は、元通産相の初代環境審議官であり、エコ住宅の全国フランチャイズ本部の代表として全国紙の紙面懇談で環境問題の意見交換を行う企画がありました。それ以来、環境行政における意見交換を行う機会を戴いてきました。

先月、お会いした時はまさに中国訪問準備中でした。
川口氏は、環境審議官から環境大臣、そして外務大臣を歴任した経験があります。
中国の自然環境改善は我国も辿った道であり、相互が為すべきことを実践する事で両国の関係改善に寄与できると話しておりました。

今、川口参院環境委員長は、その中国出張で中国要人との会談が一日遅れとなり、環境委員会が中止となったとして野党が解任決議案を提出したとの報道がなされています。
確かに委員長が委員会を欠席する際は、国会承認が必要とのルールがあるのだそうです。
野党は国会軽視のルール違反だとして糾弾しようとしています。

中国の副首相クラスの要人と25日の会談日程が決まったのが出張最終日の24日であり、川口氏は苦渋の決断で要人会談を選択し、委員会欠席となったようです。
野党が参院選挙を睨み、与党攻撃で解任決議案提出の追求するのであれば、それこそ稚拙な与党攻撃と国民に見えてしまいそう。国民は手続き論でなく政策論を望んでいます。

ルール違反には陳謝させるなどのケジメは必要なのでしょう。
しかし、それによって国会審議が停滞することは誰も望んでいないのではないか。
野党が与党批判を行う場合は「我党ならこのような政策を遂行する」との代替案をしっかりと提出できないものか。

写真は、一昨日に訪れた北京空港の様子です。
北京は郊外の空港でもこのように澱んだ空気に覆われています。
環境ビジネスで日本が中国に技術を売り込む絶好のチャンスでもあり、事情を知っているモノとしては、止む無く形式的な委員会の中止を決めて中国要人会談を優先させた川口順子氏の苦渋の決断が理解できるように思われます。

さて、今日の北斗市は抜けるような晴天が。中国は、青空を欲しければ、もっと賢明な日本対応がありそうなもの。
与野党も、国家間も意地の張り合いは相互損になるのでは。

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人徳を積むことは…北斗市

2013-05-07 18:02:19 | ファース本部
「徳」とは卓越性、有能性、それを持つ人を徳を積んだ人とでも言うのだろうか。
徳を備えた人は人から信頼や尊敬を得られるのでしょう。

また「徳」とは人間性を構成する多様な精神要素から成り立っており、気品、温情、理性、忠誠、勇気、誠実、自信、謙虚など、個々の徳目と位置付けることができそうです。
私は常日頃からハードなくしてソフトを語るなと言い続けております。

優れた人格者の工務店経営者であっても建築して引き渡した家が腐食したり、シックハウス症候群に怠るような、性能の伴わない家を供給していたのであれば、その人格までも失してしまいます。もっとも本当の人格者はそのような家を最初から提供しないものです。

家づくりには手抜き工事などを行って暴利を貪る業者が居ると云います。
そのような工事屋は、いずれ社会から手痛い仕返しを受ける事になるのでしょう。
人徳を積むという言葉がありますが、まさに「徳」を持った人のことのようです。

「人徳」の他に「仁義」という言葉があります。
仁義とは昔の任侠道で仲間同士の掟のようなもので、初対面の時は「仁義を切る」という言葉になります。しかし、仁義の意味は、他人に欠かせない礼儀、義理、道徳上守るべき道筋などのことになりそうです。

いずれも自分自身が研鑽を積みながら人や自然に対する気遣い、心配り、優しさ、謙虚さなどで「徳」を積んだ人になれるのでしょう。
一銭のお金を掛けることもなく人徳を積むことが出来、それは自分自身の幸せに。

徳を積んだ工務店経営者は、手抜き工事て暴利を得たり、住む人を不幸に陥れるような家づくりなどは致しません。良い家づくりは、まさに徳を積むことにもなるのでしょう。

さて、写真は現在、会社前から撮った函館山です。
連休明けの今日は終日社内業務に明け暮れましたが外気温8℃と寒い一日でした。
宮崎県の仲間からは30℃まで気温が上がったと…この気温差はどうしたものか。


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少子高齢化を防がねば…羽田空港~函館空港~北斗市

2013-05-06 15:06:47 | ファース本部
東南アジアを旅行すると目立つのが何処の国も小さな子供が多いことです。
小さな子供が多いと言うことは、その国の未来に明るい展望が見えるようです。
我国も戦後、「産めよ増やせよ」と家計は貧しくとも子供を産んで育てることに多くのエネルギーを費やした時期が。

まさに我々団塊世代と言われる年代の日本人は、量産人種とも言われたのです。
「子は国の宝」とも言いますが、中国の「一人っ子政策」などは国家がいずれ破綻することを暗示しています。二人の夫婦で一人の子供なら、遠くない未来に国は滅ぶでしょう。

我国も現在の出生率は、1.2倍程度と云いますから中国とあまり変わりません。
子供を産んで育てるには、多くの費用が掛かるため財政が貧しくなります。
発展途上国の子沢山の国々は、いずれも貧民層が大多数をしめているのですが、この子達が国づくりを行うようになります。
戦後の我国が、量産人種によって国づくりが為されたように。

我国は人的資源だけでなく、政策の失敗で荒れ放題の田舎の山河、田園、山林があります。
田舎を活かすには、政策として山河、田園、山林を耕し、産品加工も田舎で行うことが。
田舎に生産ラインをつくり雇用の場をつくります。若者が田舎で所帯を持ち、年寄りが子育て支援、高齢者介護は地域で行う「田舎コミュニティー」を構築することです。

さて、私達夫婦は、このゴールデンウィークをアジア諸国で過ごしてきましたが、日本の可能性も再認識して来ました。写真は、今朝の羽田空港の出発ロビーです。
其々が様々な連休を過ごしたことでしょう。

昨日30℃の外国、先ほどまで22℃の東京、戻った北斗市は6℃。しかも冷たい雨が降っており、いつもなら散っている櫻の花は完全にいじけてしまったようです。
ともあれ明日から元気に仕事の出来ることに感謝しなければ。

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文化発祥の出所よりプロセスが…アジア滞在国~羽田空港~東京都内

2013-05-05 20:58:28 | ファース本部
外国のホテルのコテージに和風をイメージして庭園が施してありました。(写真)
一部に芝生と松の木に似た和風の樹木、それに石造りの燈籠です。
この燈籠は、日本独自のモノと思っていたのですが海外の方々で見ることが出来ます。

燈籠とは、今で言う街燈(外灯)なのでしょう。
江戸時代には木造で和紙を張り、中にロウソクを灯した燈籠が時代劇などで目に致します。木造より石造りの方が燃える事も無く、長持ちをしたのでしょう。
石燈籠の歴史は日本だけでなく世界的に見ても深いように思われます。

私は、夏涼しく、冬温かな家づくりを実践するため、高気密高断熱の手法に取り組んだのですが、行き着いた先に「茅葺屋根」がありました。断熱気密だけでなく「水分管理」で快適さを保持したのです。この茅葺屋根のルーツを辿ると朝鮮半島、中国大陸、チベット、そしてインドなのです。インドには、茅葺屋根の根源になった藁葺屋根の家屋があります。

この藁で葺いた屋根は、寿命が極めて短かったようです。また屋根の形状が限られます。
朝鮮半島からインドまで辿っても茅葺屋根の形跡は在りませんでした。
おそらく茅葺屋根は、日本で形状化されたように思われます。
雨水を出来るだけ多く保水させ、形状も格調の高さと品格を保つことが出来たようです。

技術や文化などは、発祥した時点で稚拙であっても、その時間の経緯と関わる人々の創意工夫で原型をとどめないくらいまで進化し続けるのでしょう。
自分の目で確かめることがとても重要なようです。

今回の海外休暇は、文化の発祥動機と、その変化度合を見比べることが出来ました。
さて、夜に着いた東京都内のホテルですが明日の夕方には北斗市に帰還します。

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天井部材に気遣いする文化…アジア滞在ホテル

2013-05-04 21:34:44 | ファース本部
昨今、新建材で家をつくる場合は、吹き抜けや内装材、それにキッチンセット、バスユニットなどに多くの費用を掛けるようになりました。
天井周りには、廻り縁くらいの飾りしかついていない家が殆どです。

しかし、昔の家は、床は畳か板張り、壁はしっくいか土壁などとシンプルなわりに、天井材には途方もない程の素材と人力を掛けたものです。
特に神社仏閣などの建造物の天井にはあらゆる贅の限りを尽くしたものです。
天井の豪華さで、その家の格式を決めた時代もあったようです。

これは日本家屋にだけでなく、ヨーロッパなど諸外国の建造物の天井細工を見ますと、まさに気の遠くなるような手間暇をかけています。
休暇滞在していたホテルのラウンジで、ふと天井を見たら写真の細工が施されていました。
アジア諸国でも、格調の高い建造物の天井には多くの手間暇を掛けたのでしょう。

天井に手間暇を掛けるには、現代社会において決して合理的手法と云えないようです。
天井細工は、下から上に向かって作業を行うため、数倍以上の手間が掛かります。
また何の機能性も発揮出来ず、更にはメンテナンスも大変になります。

現代建築で天井部材がシンプルになるのは、いわば必然なのかも知れません。
それだけに、写真のような細工された天井の希少価値が多いに高くなりそうです。

さて、天候に恵まれた休養2日目でした。
明日の午後のフライトで帰国の途につきます。

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人生・浮き沈みがあるから・・・北斗市

2013-05-03 16:07:59 | ファース本部
主要なターミナルには多くの人々が行き来しております。
そのひとり一人に、苦悩や喜び、つまり人生そのものがあるのですね。
国際空港に行き交う人の中で故郷に帰る喜びを表した顔、愛する人と別れる哀しい顔。

昨日の家庭裁判所での調停業務でも課題を抱えて苦悩する人、その前の日に参加した結婚披露宴では、大きな希望に胸をふくらます若人が。
いつまでも善いことばかりは続かないし、悪いことばかりも続かないのです。

私達、企業経営も常に安定した形態で経緯する事など有り得ないのです。
時代変動で人のニーズや考え方、生活常識も変わってしまう事でしょう。
人も企業も浮き立つ時、沈み込む時があります。沈み込む時を経験するからこそ、浮き立つ時に謙虚な姿勢を保つ事が悪循環克服の動機となりそうです。

この共通点は、好ましくない状況が重なるとネガティブな悪循環に陥っている事です。
デフレスパイラルと言う経済現象の言葉がありますがこれは、モノが売れないと収益が上がらず、社員の給与を抑え、給与が減るから余計にモノが売れないのです。
この悪循環をデフレスパイラルと云い、社会構成が崩壊してしまう現象です。

アベノミクス効果は人々に高揚感を与えました。実態の伴わないバブル経済だと批判する声がありますがデフレスパイラルを差し止めた効果は誰もが止められないのでしょう。
ともあれ、人の辛さ、苦しみを分かち合える人生こそが勝者ではないでしょうか。

写真は、今日から休養するために訪れた海外のホテルに飾られた置物です。何か心が安らぐ気分にさせてくれます。休養は気持ちを安らぐことかもね。

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和室と畳の素晴らしさを…北斗市~函館市~函館空港~羽田空港~東京都内

2013-05-02 20:56:39 | ファース本部
独特な香りを発する和室の畳には、何とも言えない風合いを感じさせるものです。
畳は、芯材になる藁を板状に束ねた畳床(たたみどこ)の表面を畳表(たたみおもて)で包んでつくります。

畳縁には畳表を止める役割と装飾を兼ねていますが、この畳縁(たたみべり)と呼ばれる帯状の布は、一般に無地のものが多いのです。また、この畳縁を付けずに畳表で巻き込んだものあります。
畳床は、乾燥させた稲藁を強く圧縮して縫い止め、厚さ5cm程度の板状に加工します。

伝統的なこの製法は、藁床(わらとこ)と呼ばれています。
稲藁を活用したもので、適度な弾力性、高い保温性、室内の調湿作用や空気浄化作用などの機能を持っています。近年では材料入手の困難さ、製造が難しい、重くて取り扱いが面倒、更に、ダニ、虫等の発生が理由で新素材が利用される場合が多くなりました。

圧縮成形材や発泡ポリスチレンを単板あるいは積層させたもので建材畳床、化学床などと呼ばれ、安価で軽く、階下への防音性能に優れています。
しかしながら本来の畳の在るべき、踏み心地や通気性などでは藁床に到底及ばないのは当然です。

畳表には、い草の茎を乾燥させて織ったコザを使用します。
これは様々な織り方があり、い草を緯糸(よこいと)、麻糸か綿糸を経糸(たていと)にして織り上げるが多いのです。畳縁は、畳床を畳表で包むとき、長手方向に畳表を巻き付け、裏側で畳床に縫い付けます。
昔は、建主の身分等によって利用できる畳縁に制限があったと言います。

さて、最近の新築住宅には和室が少なくなったと云われます。生活が洋風になったのでしょうか。
しかしながら日本家屋には、写真のような畳の良さをアピールしたいものです。
さて、今日の夕方から人並みに休暇をとって東京に出て来ました。
明日は羽田空港から一っ飛びを…

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住宅内の調湿と空気洗浄を行うには…北斗市

2013-05-01 17:33:56 | ファース本部
水蒸気と言えばお湯から立ち上る「湯気」をイメージします。
しかし、湯気のように見えるのは固体であり水蒸気は気体なので見えないのです。
この地上の大気の21%が酸素、70%が窒素、その他9%なのだそうです。
一頃、酸素エアコンなるものが販売されたことがありますが、酸素ボンベからエアコンに供給している訳でありません。気体の酸素、窒素は、その粒子の大きさが異なります。

空気を1000万分の1ミリ単位の超極小で出来た特殊網目を通過させますと、窒素より酸素の方が多く通過して酸素濃度が濃くなります。特殊網目を通過した空気中の酸素濃度は通常の21%から30%程度に増えるのだそうです。とても目に見える世界ではありません。

水蒸気の粒子は、ほぼ炭素や酸素と同等の大きさだと言いますから目には見えないのです。
私達が行う省エネ住宅では、隙間を失くして気密化を図ります。
この住宅の高気密化によって有機ガスなどのVOC(空気汚染物質)が多くなりますが、だからと言って換気量を多くすると、寒さも暑さも湿気も乾燥空気も呼び込んでしまいます。

私達は、この有機ガスの粒子の大きさに着目し、水蒸気の気体を物理吸着し、水蒸気より粒子の大きな有機ガスを科学吸着させるシリカゲルを汎用することを思い付きました。
家中の空気を循環させ必ず床下を通し、その床下面にシリカゲルを平均250㎏敷き込みます。
この量では床下に約200㎏(200リッター)の水を溜め込むキャパです。

家屋内の湿気の多い時は保水しておき、乾燥した時は放出させて家屋内の湿度を一定化する役目を果たします。このように湿気の吸着、放出を行う際に有機ガスがシリカゲルの棘で捕まえることが出来て空気洗浄が可能となりました。
湿気が飽和状態になった時には、湿度センサーがサーチして機械的に湿気を追い出す仕組みが為されています。

写真はそのシリカゲルを処方してつくったファースの家専用調湿材スカットールのサンプリングです。毎日このような実験を繰り返しております。
さて、今日は終日肌寒い一日でしたが、少し早目に引き上げて買い物に…

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