今日は節分です。「鬼は外!福が内!」
鬼のような怖いものを追い出して、幸福を招き入れようとの思いを凝縮しています。
皆さんが公平に幸せな日々を送れるようにしたいものです。
私はネット活用で「家悩みごと相談」のボランティアを行っています。
昨今は、結露についての相談が多くなっております。
連日の寒さによるものと思われますが、昨日今日も窓の結露の相談がありました。
北海道では室温を24℃以上にするのが普通です。
しかし、公的機関の指導要綱は、暖房気温20℃、湿度50%を推奨しております。
室温20℃、相対湿度50%時の露点温度は9.3℃、絶対湿度(実際の水分量)が7.3gです。
それが4℃高い室温24℃、相対湿度35%で絶対湿度6.5gとなります。
室温が上がれば相対湿度は下がりますが、同じ家屋内なので絶対湿度は僅か0.8gです。
その時の外気温−10℃時の相対湿度は80%ですが絶対湿度は、1.4gと乾いています。
普通の家では気温24℃、相対湿度20%、絶対湿度3.7gなので加湿器が必要です。
室内の絶対湿度は、5g~9g以内が快適湿度の許容範囲とも言えるのです。
公的指導の室温20℃、相対湿度50%時の露点温度は9.3℃なのですからサッシなどは外気温度によって9.3℃以下になる可能性は充分に考えられます。
外気温によっては、サッシだけで結露を防ぐ事は出来ません。
室温を上げると相対湿度は下がりますから結露は、し難くい環境になります。
室温20℃の部屋に洗濯物などを大量に干すと相対湿度は80%位までは直ぐに上がります。
20℃、80%の時の露点温度は16.4℃ですから室温より僅か3.6℃低い部分に結露が出ます。
絶対湿度は11.7gとなり、外気によっては窓がびしょ濡れ状態になります。
窓の結露は拭き取れますが、この時の壁の中の断熱材が問題です。
このような内部結露に充分に対応した断熱方法が必須となります。
結露対策は、小手先だけで解決できません。結露は家や住む人に様々な負の影響を与えます。
「鬼は外!福が内!」結露対策で家に福を呼び込みましょう。さて、明日は九州です。
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