豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

熟年者は志(こころざし)を持て…宮崎市内~宮崎空港~羽田空港~函館空港~北斗市

2016-02-10 17:57:53 | ファース本部

今日は宮崎出張の帰路で顔見知りの企業経営者と懇談することができました。
彼は、普通のサラリーマン生活を定年リタイヤしてから起業して株式公開した人です。
自分が務めた職種と全く異なる事業を立ち上げて株式公開を果しました。

彼とは、私も株式公開を目指し、ベンチャーキャピタルから投資を受けていた際に、一緒にプレジデント倶楽部にて付き合いがありました。
彼の現役時は、定年まで無事に過ごす事だけを考えたと言います。

フリーとなった時点で、初めて何でも出来る自分の環境に気付き、社会貢献できる事業とは何かを意識したそうです。それからは、目指す仕事を猛勉強すると志(こころざし)が自然と固まって、商社マンから警備システムの企業を興す事になったと言います。

何も出来ないと思っている人の多くは、実は何もして来なかっただけだと言えそうです。
定年リタイヤされた元サラリーマンは、有り余る時間があります。
この時間を無為に過ごすのでなく、課題を絞って勉強をしてみたら見えて来るものが。
現役時代と全く異なる分野でもサラリーマン経験は、様々な面に生かせるものです。

人生の経験を積むと、喜びを得る加減や、哀しみに落ち込むのが身体で覚えているものです。
専門分野の経験と全く異なっていても、生き抜く人生観が自然に備わっているのかも。
時間に追われた現役時代と異なった環境では、構想や発想の視点すら異なって来ます。
本当の自分の才覚に気付くのも定年後になってからだと言う人もおります。

しかし、どんなに粋がってみたところで年齢は、重ねれば体力が必然的に劣って行きます。
若い人々と体力差が徐々に大きくなりその分だけは、確実に経験を積んでいるのです。
この経験は、多くの分野に活用する心財を持てば、若人と五分で活動が出来そうです。
年齢を重ねたからこそ為し得た、まさに熟年の底力と言えるのです。

羽田空港で別れた彼の背中は、80歳の年齢に絶対に見えません。
今日は、椰子の木の緑の濃い南国宮崎(写真)から氷点下の北海道北斗市に戻りました。
この北斗市こそは、我ふるさとなのです。

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