窓のない家などは存在しえません。
然るにサッシなどの開口部は、下記のような性能を有していなければなりません。
1・陽射しを取り込む採光機能は、家の明るさや日射熱取得に必須です。
2・陽射しを遮る遮熱機能は、冷房負荷を減らすために必要です。
3・熱を逃がさない断熱性能は、もっとも熱を逃がしてしまうのも開口部なのです。
4・景観を視易くする透明度は、本来の開口部の一番の使命かも知れません。
5・避難や出入りのし易い開口機能は、防犯対策と合わせて避難の際に必要です。
開口部の大半はガラスでしめられており、そのガラスには日射取得や日射遮蔽の機能を持たすことが可能です。ファースの家は、Low-E(ローイー)機能を上手く組み合わせ、太陽高度で夏場に遮熱、冬場に熱取得させる性能を相合わせ持たせています。
熱を逃がさないためには、複層ガラスの内側に乾燥空気よりもっと熱の伝え難い、アルゴンガスやクリプトンガスを封入させて断熱力を高めています。
加えてLow-E機能は、多くの種類から選択してファースの家の専用化にしております。
暖かい家づくりには、断熱材での断熱力や気密層などと一緒に開口部の吟味が不可欠です。
ファースの家は、床下に敷設したスカットール(シリカゲル)に200リッターもの水を溜め込み、多湿時に吸着し、乾燥時に放出させる性能を持たせていますが、普通の家より乾き過ぎを防ぐために湿気を保有しており、開口部に結露がし易い泣き所もあります。
様々な矛盾を抱えながらも住む人の快適さと省エネを図るための機能を搭載させています。
そのために絶えず研究開発が必要なのです。今日も研究開発室では開口部の結露試験を行っております。写真は断熱ボックスにサッシを取り付けて様々な試験の様子です。
さて、今日は北斗市役所に全国大会の報告に行ってきました。
また今日は、12月31日決算の最終打ち合わせを会計士さんと行いました。
さて、これから金融機関の勉強会と懇談会に出掛けてきます。
明日は富山県高岡市です。
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