ZEHいわゆる「ゼロ・エネ・ハウス」は、今後の家づくりの最大のテーマとなりそうです。
太陽光や風力で発電し、蓄電池にためてエアコン冷暖房ZEHはつくることが可能です。
つまり何の断熱手法を講じなくとも機械的にZEHは建造できるということです。
但し多くの機材を使用することで、発電機材の作製過程で膨大なエネルギーを費やします。
当然ながらイニシャルコストが掛かり、更にはメンテナンスコストも多大です。
もっと賢いZEHは、断熱、気密、蓄熱、遮熱、調湿などの温熱性能を向上させることです。
表題の「布団(ふとん)の中は何故に温かいのか」を思考すると解ります。(写真)
ふとんは、熱の伝え難い乾燥した空気を抱えた断熱材の役割を果たしております。
人のカラダを布団で包むと温かくなりが、その熱源は人のカラダから発する体温なのです。
住宅も上記の温熱性能をしっかりと担保できれば、人の生活発生熱だけで暖房不要です。
機械的に頼ると言うことは、その機械の機嫌を損ねることで酷い目に遭うのです。
太陽光も風力も自然任せで蓄電池は、その寿命が十数年と言われます。
メカニックな器材、機械にお金を掛けるか、温熱性能にお金を掛けるかが問われます。
本来のZEHとは、人体熱、家電熱などの内部発生熱や日射取得熱だけで暖房が出来て、通気を促し、日射遮熱などで冷暖房を限りなくゼロにすることだと定義付けすべきです。
太陽光や風力発電は、電力会社から送電されるサポートエネルギーと割り切るのです。
ZEHは、機械メーカー利益を助長させる競争が真の施主利益や社会貢献となりません。
今日のメール質問「真のゼロエネハウスとは何か」の質問に答える内容にしました。
さて、今日は全国大会関連で出張中に溜まった仕事の処理に追われた一日でした。
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