豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

バブルは必ず破裂する…函館市~北斗市

2016-02-11 16:08:33 | ファース本部

ひところ我国には、「土地神話」つまり土地が神の如く幸福をもたらすとの言い伝えが。
高度成長期には、人口が増え、産業基盤がしだいに巨大化することで土地不足となります。
戦中戦後に土地を持っていた人の多くは億万長者になりました。
そして、急激な経済成長期には一億総バブル時代に突入して行くことに。

その数十年続いた「土地神話」は、政府の金融施策、総量規制で完全に崩れさります。
バブル崩壊と言う悪夢を見ることになったのです。
経済成長が経済衰退へと変わると税収が減ります。

バブル時代のライフスタイルを求める国民を満足されるには、時限立法で赤字国債を発行することになります。その赤字国債の残高が1兆円越えになっているのです。
この政府の借金の多くは、自国民が購入する国債です。
つまりは、親が子の定期預金を借りているような感じなのでしょう。

昨日、宮崎から東京までの飛行機内と街中は、中国人でいっぱいでした。(写真)
中国経済がまさにバブリーな状態にあることは明白です。
私も北京郊外を視察した際に見た光景は、高層マンション団地の見事な建造物が見渡す限り立ち並んでおり、そのマンション団地には人っ子一人いない空虚街です。
それでいてマンション団地の一方では、新しい高層マンションが次々に建築されています。

市場経済は需要と供給とがバランスとれて成立するものです。
中国経済の現状は、我国の戦後復興から抜け出た際の高度成長バブル期と同じです。
時期はともかく、バブル経済は必ず弾けます。爆買いもしだいに出来なくなるでしょう。

私達の住宅産業も外部環境に大きく左右されますが、地域工務店の住まいの仕事は、外部環境に影響を受けません。地域工務店の仕事は「産業」ではなく「育業」だからです。
人の暮らしがある限り、住まいの仕事は無くなることなどありえません。

地道にコツコツと住む人と一緒になって住まいの「育業」で地域経済にも貢献することに。
急成長は必ず急降下します。中身のない泡を膨らまさない工務店経営を行います。
さて、今日は建国記念日の祭日です。明日は家庭裁判所の調停業務があります。

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