夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

歩く

2008年05月31日 17時11分30秒 |  多摩川散歩

今回のトラックバック練習のお題は「おすすめの運動不足解消法」ということだった。
私は歩くことが今や唯一の運動になってしまった。
歩くことはメタボにもいいんだって。



退職して、そのままでは引きこもり、運動不足に陥るって危機感を覚えたときにはじめたのが歩くこと。
たまたま近くが多摩川の河口。河川敷がすばらしい散歩コースを提供してくれている。
ここを1万歩を目標に歩き始めた。
ただひたすら修行僧みたいに歩くだけなら、おそらく三日坊主で終わってしまったと思う。
実際、最初のころは一月に一回散歩に出ればいいほうだった。

これでは運動不足は解消しないと、カメラを持ってでることを決めた。
退職するときに、自分へのご褒美として買い求めたカメラがあまり使わなくておいてある。
これで散歩のメモを取り、ブログへアップしていけば、モティベーションも上がるのではないだろうかと思ったのだけど、実にこれが大成功。



カメラを持ち出してみると、この大都会の川の河口にも溢れるばかりのすばらしい自然が息づいているのに気が付かされた。





おまけに、ビギナーズラックでこのときに、多摩川河口のカワセミを撮れたのが拍車をかけることになった。



折々の草花、人懐っこい鳥、そして力をくれる犬ややすらぎの猫、虫、、、、



一生懸命捕まえた餌を私に運んできてくれる鳥、



鳥にも語りかけてくるのもいるんですよ。



ほら、ここにも。



ここにも、



グラン・パ・ド・ドゥを踊る白鷺たち



そのカシャカシャ、ボクもやりたいな~
もうすぐ子供が生まれるから、成長記録を撮りたんだよ。



遊ぼうよ~



私を見て、口にくわえていたおもちゃを忘れてまで飛んできてくれる犬



蜘蛛だってこんなに綺麗!



一日の終わりを飾る風景、、、



ほんとうにどこにでもある、なんでもないものの中に心を奪われるような美しさ、楽しさがあったのに気が付かなかった。






散歩を定期的に始めると、だんだんと見知った顔が増えてくる。
ちょっと話をしてみると、植物に詳しい人、鳥の研究者。そして人懐っこい犬や猫たち。
散歩の一つのメリットが社会への関心をキープすることだと納得できたのも大きな収穫だった。

もう一つのメリットは、撮影したものをブログにアップするのに、名前を調べようとすること。



はじめはただ、写真だけをアップしていたのだけど、名前を聞くコメントが多く、調べなければと図鑑を買い求めてきて、調べるのだけど、これは未だに難問題。



でも、これも頭へのよい刺激になっていると思う。

最近、感じ始めた問題が二つある。
一つは、荷物がだんだん多くなってきたこと。
父の残したカメラ機材がたくさんあり、あれも持って行きたい、これも必要と、だんだんバッグの中が増えてきている。
三脚も含めると10キロ近い荷物になることもある。
カメラが故障したりして、コンパクトカメラを持ってでることがあるけど、そんな日には、世の中ってなんて軽いんだろうって嬉しくなってしまう。
でも、カメラが帰ってきて、さあ出かけようとすると、あれも、これもが始まってまた、元の木阿弥。
重さよりも、長期的に見て、これが足腰に悪い影響を与えないかその辺がちょっと心配。

もう一つの問題は、最近撮影のほうに重点が移っていること。
鳥を撮りたい、花を、虫を撮りたいと同じところに座り込んでいる自分を見つけると、いったい何のためにここに来ているんだって自問自答してしまう。



でもまあ、この問題を含めても、私にとって散歩は体への運動だけでなく、社会、自然への関心を薄れさせないこと、そして頭の体操といろんな意味でプラスになっていると思う。



もっと、遊ぼうよ~



ほんとうにすばらしい環境がそばにあった幸運を感謝しなければ。



もう終わり?




ボクちゃん、寝る。おやすみ。




(今回の日記はすでに「多摩川散歩」でアップしてある写真を使いました。
だって、こんなに雨が続くと、写真のストックがなくなってしまったんでね~)

萩の薫  

2008年05月31日 11時47分26秒 |  食べるために生きる


先日夏みかんの砂糖漬けをアップしましたよね。
あの時は、失敗かなって思っていましたけど、しばらくたってみると、甘みが染みてきて出来上がりに食べたときのような苦味が後に残らない。結構よくできたのではないかと自画自賛しております。

ところで、寒いので暖かいお茶でも飲もうと、お茶菓子を探してごそごそやっておりましたら、萩の薫というお菓子を見つけました。(家はなんでもドアか?)
山口のお菓子屋さん、長州屋光国製菓本舗というところのお菓子で、封には夏みかん菓子と書いてあります。
(ところでHPでは光国、萩の薫になっているけど、お菓子には国は旧字、「の」も変体仮名になっている。変だね)

夏みかんの皮だけでなく、みかんをそのまま輪切りにして砂糖漬けにしたもの。
熟した夏みかんでは輪切りにはできないし、中身がぐちゅぐちゅになるでしょうね。だから青いうちにスライスして漬けるのだと判りました。
みかんの大きさが普通の夏みかんの半分以下、ずいぶんと小さいし、皮は青いまま。

ということで、食べてみましたけど、普通の夏みかんの砂糖漬けよりも固めで密度の高い食感。これはこれでなかなかいけますよ。



バナナシェーク

2008年05月31日 08時06分14秒 |  食べるために生きる


起きてはみたけど、何にもしたくないときってありません?
今朝の私がそうでした。
こんなときには朝食の用意どころか、ご飯にしろ、トーストにしろ、食べるって行為自体も面倒って感じになるのです。
そんなときのお助けマン。
バナナシェーク。

バナナは非常食を兼ねて、だいたい常備してあります。
それを2本。卵を一個、牛乳適量。
それをミキサーにかけてシェークするだけ。



私はこれで朝の栄養は足りているのだと固く信じています。
根拠なんかはないのですけど。

私的には、上の材料をミキサーにかけるときに蜂蜜をいれて甘~~くします。

それを飲みながら、昔々のその昔に、牛乳がなかなか手に入らないとき、スキムミルクを溶かして牛乳に代えていた、あの古き、よき時代を懐かしく思いだします。
まだなにも知らない、純粋、無垢の私の最高の花の時代ですね。
初夏の日差しにまどろむような、そんな気持ちに浸れれば、さて次は何をしようかって気にもなってくるではありませんか。

えっ? 昔はバナナは高くて手に入らなかった?
バナナが手に入りやすくなったころには牛乳も簡単に手に入った?
時代考証がおかしいですか?
まぁ、細かいことはこのさい。。。。。(汗)
だって、私の中にはそんなイメージがあるんだもん。