夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

ストローフワッフェル  追記あります。

2009年10月07日 10時40分09秒 |  食べるために生きる


昨日、久しぶりにストローフワッフェルを食べる機会がありました。
甘党ですが、洋菓子よりも和菓子が好きな私としては、なかなか手に入れる機会のなゐお菓子です。
ところが、たまたま昨日のテレビで「蜂に関連のある洋菓子」という質問がでて、テレビではワッフルがその回答でした。
私は、もっともっとこの質問に適した回答は、ストローフワッフェルじゃないかなって思ってみておりました。

ストローフワッフェルはオランダのお菓子。(ほかではあまり見たことがないのです) 平たいお煎餅の間にたっぷりと糖蜜を入れたお菓子です。(蜂蜜って書いてしまいました。知人から訂正が入っておりましたので、糖蜜と直します)オランダに関係していたころは、友人や、オランダから来るお客がお土産に持ってくるので、いつも私の机のどこかにこの缶がおいてあり、同僚達がこれを狙って用もないのに私の部屋へやってきていました。

お煎餅の部分にも特に強い味や香料はついていません。固めの蜂蜜を食べているような感じをイメージしてくださればこのお菓子のことが分かるかもしれません。

ごくたまにはいいけど、しょっちゅうというとあまりにも甘すぎて、、私はちょっと苦手でしたが、オランダとの関係がなくなって、このお菓子とも縁が切れてしまうと、久しぶりのストローフワッフェルは懐かしさ一杯でした。

アムステルダムのあるAクラスのホテルでは朝食にテーブル一杯の蜂の巣のスライスが置いてあり、甘さ的にはこちらのほうがもっと甘いのですけど、ストローフワッフェルは逆に、挟むお煎餅部分が甘さをほんの少しやわらげて食べやすい甘さにしたってことだったでしょうか。
ストローフワッフェルはこの、蜂の巣のスライスをイメージして作られたのでしょうね。



懐かしさ、、、、
仕事を離れて、そんなに経ったとは自分では思えないのですけど、時間は確実に過ぎて行っていますね。
口の中に広がる蜂蜜の甘さと、回顧の思いが入り混じった味でした。


追加;
お菓子を載せたお皿について言及された方がありました。
実は、あのお皿は紅茶茶碗のソーサーです。
こんな感じのものでした。