朝、空が白みかけるとチビ太の
「おいちゃん、朝だよ、起きようよ」のコール
なんせ、今までは控えめにやっていたのに、
今や、前足をベッドにドンと乗せて、
身を乗り出して、
「早く起きようよ」(くんくん)って鳴きながら
人の鼻をべろべろ舐めるんですから、
寝ているわけにはいかなくなる。
目を開けて、起き上がる決心がつくまで
チビ太の頭や背中を撫でてあげるんですけど、
ねぇ、もう少し寝させてよ。
でも、またまどろみ始めると、
チビ太の奴、体をベッドのふちに沿ってドンとぶつけてきて
ずるずるって人の顔のあたりまで上がってきて、
「起きろ起きろ」を始めるんです。
仕方なく、起き上がって、
餌をあげ、
玄関のドアを開けてあげる
チビ太は何口か餌を食べて
外に行こうって誘う
でも、玄関を出ても、こちらを見て一緒に行こうよって待っている
外は真っ白に霜が一面、寒いんですよ
だから、私は玄関から外には出ないで、
おしっこなら自分でやってきなさいよって言って
そのまま部屋に上がる
1分もしないうちに、チビ太はドドドって階段を上がってきて、
ストーブの前に陣取って、
気持ち良さそうに眠ってしまう。
ベッドに戻って一眠りしようとするけど、
ベッドは朝の太陽が占領していて
まぶしくって、とても眠っておられない。
リビングに戻って、チビ太の満足したような寝顔を見ながら思うんです。
あの朝の騒ぎはいったい何だったんだろう。
この眠さはどうしてくれるんだ。
そうして、眠い目をこすりながら、朝のお茶を頂く。。。。
何を言っているのかってお尋ねですか、
何を言っているのでしょうね、
つまり、今日もつつがなく岬の朝がやってまいりましたと言うお話。
ところで、追伸です。
この日記の翌朝。今朝の話です。
なんと、朝の4時前にチビ太が「遊びに行こうよ」って起こしに来ました。
いくらなんでも、、、ってぐずぐずしていましたが、今日はすごく頑強。
仕方なしに玄関までついて行きましたが、外は真っ黒、寒い。
私はそこからベッドに引返しましたが、チビ太も2,3分で戻ってまいりました。
そして、寝ている私の顔へ両足をかけて、鼻をくっつけて、「お腹すいたよ~」コール。
餌の皿にはまだ残っていたのに。
仕方なしに餌を新しくして、水を入れ直して、
チビ太は餌を食べて、また自分の寝床に行って、鼻息を立てながら眠り始めました。
眠りの浅い私としては、なかなか寝付けない。でも外はまだ白んでもいない。
これから、こんな日が続くのでしょうか。
松坂牛をくれる人があったら、チビ太には家出してもらいましょう。
お願い。