旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

大相撲五月場所十三日目

2022-05-21 17:00:00 | スポーツ

JR東日本 総武本線 普通 1199B列車 [E231系A543編成] (両国)

令和4年5月20日金曜日。お相撲を見に出掛けてきた。


metro 総武本線で両国に到着symbol6


JR東日本 総武本線 両国駅《西口》 (東京都墨田区横網)

かつての房総方面へのターミナル駅。今は臨時列車を除いて中央・総武緩行線の列車が停車する。駅を出て国技館へと向かうがあまり人は多くない。






日本相撲協会 国技館 (東京都墨田区横網)

国技館へ来ると木戸で親方が切符のもぎりをされていて取組表を渡されたものだが、今日は元力士ではなく男女の係員が応対している。疫病のせいでいろいろと勝手が違う。館内に入ると地下の大広間に直行する。ちゃんこを食べるためだが、お弁当も販売している。今は客席でお弁当を食べられないのだそう。そこで大広間が飲食場所となっている。


国技館ちゃんこ(500円)

暫く来ないうちに値上げしている。平成二十七年五月場所では250円だったから七年で二倍となる。250円は当時でも安すぎかも知れない。さて今日は塩ちゃんこだそう。


七味を掛けて…


いただきます♪

具沢山で実に旨い。おつゆも全部飲み干してしまう。ごちそうさまでした。



以前は結婚式のような丸テーブルが置かれ相撲甚句が流れていたが、対面とならないようにテーブルが配置されている。お弁当にちゃんこの組み合わせの人も見られたが麦酒を飲んでいる人もいる。大広間はアルコール持ち込み禁止と記憶しているがお弁当を含めた飲食場所となった事で変わったのかも知れない。


一階席をチラッと見て…

一度マス席で観戦したい。しかし今日も二階のイス席である。客席でお弁当は食べられない事になっているが軽食は差し支えないそう。売店で確認して買ってくる。



屋外となる2階コンコースのベンチも飲食場所となっている。


アサヒスーパードライ(400円) 焼き鳥(小)(700円)

焼き鳥も値上げしている。麦酒と焼き鳥で1,100円か。


中身はこんな感じ♪

しかし国技館地下で焼かれている焼き鳥を食べない訳にはいかない。



早速食べたいところだがこれは撮影用。折に戻してゴムを掛ける。


相撲あんぱん(180円)

あんぱんも買っておいた。


イスC席からの眺め

三段目の取組を見ながら焼き鳥を食べる。旨い。麦酒によく合う。ちなみに飲酒は1本(1杯)まで。疫病のせいで飲食禁止なのかと思っていたが、今場所の途中でお酒も飲めるという情報を得た。販売状況を見ると空席もある。三年前は抽選に当たり何とか購入出来たのだが。取りあえず当日にも空席があり、切符を買ってやって来たのだ。ちなみに今場所は国技館の切符売場で窓口販売は行わない。販売サイトのチケット大相撲で購入、セブン-イレブンで発券。


指定席入場券 イスC席(3,500円)

切符は3,500円だが、システム利用料220円と発券手数料110円も併せて請求され合計3,830円だった。平日と土日祝日で料金が異なり、休日の方が高くなる。


東方十枚目土俵入




松鳳山関

同じ学校に行っていた事を知り、また隣県の出身でもあり応援している。


西方十枚目土俵入



十枚目土俵入が終わり自動販売機でコーラ(210円)を買ってくる。コーラを飲みあんぱんを食べ、幕下上位の取組を見る。幕下と三段目は今日優勝が決まった。幕下に続き十枚目(十両)の取組が始まる。




(写真手前が東)松鳳山関に(写真奥が西)大翔鵬関

奇数の十三日目なので東から紹介します。以下同様。


叩き込みで大翔鵬の勝ち

七日目の放送の中で松鳳山関と同じ福岡県出身のゴロウさんの中の人と話していたけど、その日から勝ちがなく3勝10敗となる。


東方幕内土俵入


西方幕内土俵入




横綱土俵入

照ノ富士関の横綱土俵入を実際に初めて目にする。太刀持ち照強関、露払い翠富士関。


不知火型の土俵入


「よいしょー」と言いたいところ

疫病のせいで声も出せず。


千代翔馬関に照強関

「味の決め手は伯方の塩」の懸賞旗がまわる。



豪快に塩を撒く照強関。( ゚д゚)ハッ! だから伯方の塩なのか。


叩き込みで千代翔馬の勝ち


豊山関

ちなみにゴロウさんの中の人の名前の豊は初代豊山関が由来なのだそう。


豊山関に琴恵光関は突き落としで豊山の勝ち


玉鷲関

千代大龍関に玉鷲関は押し出しで玉鷲の勝ち。


懸賞旗に「伊勢のやさしいお福わけ・お福餅」が!

伊勢に行ってお福餅が食べたい。実はまだ食べた事はないが、新幹線の車内販売でその名を知った。霧馬山関に栃ノ心関は寄り切りで霧馬山の勝ち。


高安関に遠藤関

「味ひとすじお茶づけ海苔の永谷園」、「さけ茶づけの永谷園」、「梅干茶づけの永谷園」ほかの多くの懸賞が掛かる。



高安関は先場所は優勝目前だった。実に惜しかった。


上手出し投げで遠藤の勝ち


2敗で優勝争い先頭に立つ隆の勝関


若隆景関に隆の勝関は引き落としで若隆景の勝ち

これで優勝ラインは3敗に下がった。


大関御嶽海関


7敗どうしの大関御嶽海関に大関正代関

負けた方は負け越しとなる一番は寄り切りで御嶽海の勝ち。負け越しとなった正代関は来場所は角番で迎える。


結びの触れ


横綱照ノ富士関に大関貴景勝関




結びの一番は寄り倒しで照ノ富士の勝ち

これで照ノ富士関、隆の勝関、佐田の海関の三人が3敗で並んだ。


弓取式は聡ノ富士さんです




「よいしょー」と言いたいよ


打ち出しの後はお楽しみ抽選会

お客さんが帰ってゆくのを分散させる意味合いもある。当たっても自席にいないと無効になるそうだが、隣の席の客が熱戦の度に一人で声を出すので、間隔をあけるべく早々に空席に移動している。抽選結果を確認せず館内から外に出る。


櫓から跳ね太鼓が聞こえてくる


いずれも令和4年5月20日撮影

久しぶりの相撲観戦は楽しかった。疫病の前とはまだ勝手が違うが、追々元に戻ればいい。