旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

ぐるり切符の旅 日本海

2011-04-11 17:47:00 | 列車の旅

metro 次に大阪から乗車するのは…

混雑しているであろう新快速・快速を避け、京都始発の各駅停車で大阪に到着する。大阪駅は工事中。新しい連絡橋に上がってみる。南北の駅ビルの間に大屋根が設けられており、実に壮大な眺めである。今のところ連絡橋は乗り換え専用通路となっているので、プラットフォーム下の中央口からカープデザインICOCAで出場する。駅構内に水了軒の八角弁当を探すが、売店が見当たらない。神戸の淡路屋の弁当があったのでこれを購入。この記事を書くため、水了軒について調べていると、破産していた事が判明した。何たる事か。好きな弁当屋さんだったのに。しかし旅行中はそんな事は知る由もない。他の売店でお酒とお茶も買っておく。東京からの乗車券は山科で途中下車しているので、大阪-山科間の乗車券(820円)を購入して入場する。カープデザインICOCAで更に缶コーヒーを購入しておく。何しろこれから乗る列車には車内販売がない。




大阪と青森とを結ぶ寝台特急〔日本海〕

列車が入線したけれど、出発するまで時間があまりない。いつものように列車の頭から尻尾まで見る事が出来ない。確認は後にして、車内に乗り込む。

寝台特急〔日本海〕 4001 大阪(17:47)→青森(8:34) オハネ25-218


客車二段式B寝台[オハネ25-218]の車内


懐かしい紙コップ♪

寝台特急に乗るのは平成21年2月の寝台特急〔はやぶさ〕以来である。九州ブルトレは全廃されてしまったが、日本海縦貫線には青森行の寝台特急〔日本海〕の他、札幌行の寝台特急〔トワイライトエクスプレス〕が運転されている。今日の寝台特急〔日本海〕は上段までお客が入っている。客層は若い人が多いようだ。乗車率は良さそうだったので、発売日に進行方向向きの下段の切符を買っておいた。大阪を出発。つづいて新大阪に停車し、次は京都に停まる。京都から乗っても良かったが、せっかくなので始発から終着まで乗る。大阪から真上の上段に、京都から向かいの下段にそれぞれ女性が入った。別に鉄道好きではないようだ。


B寝台には枕、布団、シーツ、浴衣、衣紋掛、スリッパがある


浴衣の柄はJR

京都でオムライスを食べてから6時間。そろそろ弁当を開けよう。列車は金沢の手前を走っている。早く夕食を済ませても、青森に到着するまで何も買えなし、なかなかお腹も空かなかったので、この頃合となった。寝静まった車内でいただきます。


淡路屋 お弁当(1,050円)


ご飯とおかずの二段になっています!


お酒のあてにもええのぅ じゅるる♪

これ1種類しか残っていなかったので、選択の余地もなく買ったお弁当だが、なかなか美味しかった。容器も経木である。ビールは温くなるので、清酒を買っておいたのだが、お酒にぴったりである。金沢も過ぎ、ほろ酔いといったところで寝る事にする。ウトウトしてると高岡から向かいの上段に男性が乗ってきた。随分乗車率が良いが、別段廃止となる訳ではあるまい。寝台特急の需要があるという事か。再び眠りにつく。 (つづく)


metro 直江津でJR西日本管内からJR東日本管内となるsymbol6
いずれも平成22年11月21日撮影