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4月19日付ブログ「旅心を誘うフランスの友」で、「今年はトルコかオーストラリアに行きたい」と書いたが、昨夜の友人との集まりで、急速にトルコが固まってきた。
久しぶりに銀行時代の友人数名とベルギービールを飲みながら放談したが、その中の二人がトルコを気に入っていて、「トルコに行きたい。死ぬ前に、東西文明の結節点イスタンブールを見たい!」などと話していた私とK氏に「是非行け」とたきつける。
それでなくてもウズウズしていたわれわれ二人の心に一気に点火、早ければ8月、遅くとも9月、という線で決行することになった。
帰ってワイフに話すと、「何時死ぬか分からない身、チャンスがあれば全て乗る」と二つ返事でOK。
実はこのような計画を内心温めているということがばれていたのか、JTBから「文明の架け橋・イスタンブールへ」という宣伝メールが届いていたのだ。
どうしてこちらの計画が分かるのだろう、なんて思っていたのだが、にわかに貴重な資料に思えて見直している。
問題は日数で、K氏の80歳、私74歳などを考え「8日間が精一杯」となり、イスタンブール中心にするか、カッパドキアを加えるかが計画の焦点。一応、イスタンブール中心と決めたが、思いはさまざまに飛ぶ。
誰と誰に呼びかけるか? いつにするか?
何だかにわかに忙しくなってきた。
日本語教室でお世話している生徒の一人でケンタッキー州から日本に来ているモモさんという女性がいます。
彼女は日本に来て2年目となり日本語もだいぶ上達
し、日本の歴史、風景を家族に紹介することとなりました。旅行の合間に我が家でホームパーティすることなり片言の英語で私もおしゃべりに参加しました。
お父様のお仕事の話になって「彼はトルコの歴史研究している」とお母様が話したのを私が七面鳥(ターキー)の研究をしていると聞き間違えてしまいました。頭にケンタッキー出身ということでフライドチキンのイメージが強かったようです。
そのまま別の話をすればよかったのですが、「七面鳥はアメリカでは特別な料理ですか」と追い討ちをかける質問をしたために、お母様は七面鳥料理についてアメリカインデアンの話から現在の料理に至るまで懇切丁寧に説明してくださって、最後に「ほかに質問は」と聞かれたころにようやく私が聞き間違いしたことに気がつき会場は大爆笑となりました。いい思い出です。
ちなみにモモさん一家は父親の研究のためにしばらくトルコに住んでいたことがあるそうです。
でも、オリエント急行には乗ったことがないと言っていました。
おそまつ
このような楽しい話を聞くと、なお更トルコに行きたくなります(あまり関係ないが)。「とにかく行って見なければわからない」と、このブログでも書き続けています。
早速ガイドブックを買ってきて読んでいるのですが、一体どうなることやら・・・?