秋は祭り…。収穫を祝い、また末永き五穀豊穣を願う。
ワイフの実家は二つ隣り駅の桜上水(京王線)、住所でいえば下高井戸であるが、それから浜田山にかけた一帯の鎮守の神“八幡様”の祭りで赤飯を炊いたので食べに来いという。ワイフと連れ立って散歩がてら歩いていく。
ビールをご馳走になり汗を鎮めて、みんなで八幡様に繰り出す。子供神輿も何台も練り歩いており、神社の境内にはびっくりするほどたくさんの出店、屋台が並んでいた。さっそく焼き鳥とお好み焼きを買い、食べながら境内を歩き回る。そしていつも不思議に思うのだが、そこには祭りのときしか見かけることのないおもちゃや菓子類が並んでいる。
祭りに恒例の出店
これらのお菓子やおもちゃ屋は日ごろは何処で商売しているのかと不思議に思う。しかし寅さんの映画を見ていると、祭りを追って転々としているので、日本中で祭りの絶えるときはないのであろう。そして祭りのときしか買えないからこそ、子供にとっては珍しく、思い出としても長く残るのであろう。
年に一度の村祭り…、そこには秋の実りとともに様々な喜びや思い出が凝縮しており、人はその喜びをもって次の一年を生きていくのであろう。
因みにおみくじを引くと大吉で、願望(ねがいごと)の項には「のぞみのままです」と書かれてあった。私も、この願望に支えられて生きていこう。
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