今月初めから腰痛に悩んでいる。急に痛くなり腰かけたり座ったりするのが辛くなったので、近くの整骨院でマッサージを続けていたら何となく収まってきた。一時は大学病院の整形外科にでも行かなければならないのではないかと恐れたが直ってきた。
原因はわからない。2月に「スカイツリー見学と下町歩き」という2万歩近い歩きで両股関節が痛くなったが、それが遠因ではないかと思っている。5月に九州に行って、阿蘇や久住を車で回り、また弟のミカン畑を歩き回ったのが引き金であったかもしれない。もちろん、本当の原因はわかっている。それは「加齢」というヤツだ。77年使ってきてガタが来ない方がおかしいのではないか?
加齢といえば、今年初めからしばらく休んでいた東京医大眼科に通っている。それこそ病名は「加齢黄斑変症」だ。数年前から左目がやられ、何とか右目で生活してきたがその右目も怪しくなってきたのだ。まだ眼鏡をかければ右目は「1.0」見えるので、月1回の検査で模様を観ようということになっているが、これこそ何時どうなるか分からない。
加齢に対する療法はなく、これに勝てる手段を生物は持ち得ないのだ、と思うといささかさびしくなる。そして自然と行動力が鈍る。
まず、来月下旬「山びこの会」の“白馬Alps 花三昧の旅”と、8月中旬の「調布の“秋田西馬音内盆踊り参加会”」(一泊二日と二泊三日)にノミネートしているが、果たして大丈夫か? と不安がよぎる。前者では山登りはせずケーブルでお花畑に上るだけ、後者ももちろん踊るわけではなく静かに酒でも飲みながら見物するだけ、と決めているが、往復の列車やバスだけでも腰に来るかもしれない。
そのほか10月には四国は高地の友人を訪ねる計画がある。今年は海外旅行の計画がないので、せめて北海道か能登半島めぐりぐらい行きたいと考えていたが、上記の体たらくで何となく計画がたたず、今年はせいぜい白馬、秋田、四国どまりであろう。
昨年四月の脳梗塞いらい常用薬を飲み続けており、加えて目は見えにくくなるし腰が痛いでは旅どころではない。本来は「加齢休暇」なる長期休暇に入るべきかもしれない。とはいえ週に1、2回は同期会はじめ飲み会が続いているので、なかなか休暇に入るわけにはいかないが。
だんだん花の数を増し来る我が家のラン