狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

尖閣、魚釣島へ石垣市議上陸試みる! 国が実力で阻止!

2007-08-05 14:48:44 | 未分類

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4日の琉球新報夕刊に次のような小さな記事が出た。

魚釣島上陸前に市議漁船に停戦 <海保、書類送検へ>

【八重山】石垣市の市議(57)が石垣市登野城の尖閣諸島のうち、魚釣島に上陸しようとしていたことが3日、分った。 市議を乗せた漁船は、魚釣島まで焼く5キロに迫った所で石垣海上保安部の巡視船停戦させられ、石垣市に引き返した。 尖閣諸島は、政府が2000年に所有者から魚釣島など民有地の3島を借り上げ、上陸を禁止している。
石垣海上保安部は陸岸から20カイリを超えて運行したとして、船舶安全法違反の容疑で船舶の船長ら関係者を書類送検する方針。 関係者によると、漁船は7月30日午前、石垣港えお出港、近くの埋立地で待機していた市議らを乗せ、尖閣諸島を目指した。 

市議は「石垣市の議員として行政区域の調査権がある。 法的に問題はない」と述べた。

 

尖閣諸島が沖縄県石垣市の行政区域に属することは紛れも無い事実。

だとしたら、

>「石垣市の議員として行政区域の調査権がある。 法的に問題はない」  

と言う市議の意見はごくまっとうな意見だと思うのだが。 

3月に仲井真知事が尖閣視察を発表した時、

外務省沖縄事務所は、

「外務省として県にも中国にも特段のアクションを起こすつもりは無い。 知事が自分の管轄地域内を視察するのは業務の一環だ。 国として特段何か言うことはない」

と、ごく当然の見解だったはず。

それが今回は実力で市議の上陸を阻止したということは、行政区域の視察は遠くから覗くだけで、立ち入ってはいけないってこと?

こんな理不尽な国の態度にも相手が中国様のご機嫌を損ねてはと、地元サヨク新聞は小さな扱いのこの体たらくだ。

 

<尖閣、魚釣島へ市議上陸試みる!>

<国が行政地域の視察を実力阻止> 

<石垣市議を強制送還>

とでも大見出しで報じてもよさそうなもの。

ジュゴンを護る為には体を張って騒ぐ「市民団体」が借りてきたネコのようにおとなしいのはどうしたのか。

相手が違うとこうも態度が異なるのか。

サヨク団体の行動は判で押したようで実に分り易い。

 

それにしてもこの石垣市議さんはエライ!

どなたかこの方のお名前知りませんか。

県議にも尖閣視察をした議員がいました。

「沖縄県議会議員 小渡 亨」のブログ
http://toruodo.ti-da.net/e808643.html

                 

 

◆参考エントリー:

「知事の尖閣諸島上空視察」に中国が待った!

尖閣視察決行! 中国の横槍には「何で?」の一言でОK

知事の尖閣視察・慎重・推進派が交錯 【速報】視察中止

尖閣視察 知事「いずれ行きたい」

その日、尖閣は天気晴朗だった!

 

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コメント (2)

歴史教育者協会って何? 「追記」

2007-08-05 07:30:29 | ★集団自決

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沖縄タイムス 2007年8月4日(土) 朝刊 1・27面  
 
研究者団体 撤回決議へ/「集団自決」修正

会員3千人歴教協大会 検定問題討議も
 全国の小・中・高校・大学の歴史教育研究者らでつくる歴史教育者協議会(石山久男委員長)は四日午前、神戸市で第五十九回全国大会を開き、高校歴史教科書の沖縄戦の記述から「集団自決(強制集団死)」への軍の関与が削除・修正された文部科学省の検定意見撤回と記述回復を求める決議を採択する。
 同会は約三千人の会員で構成する国内最大規模の歴史教育者らの研究団体。一九八二年の教科書検定では沖縄戦の「住民虐殺」の記述が削除された際、同様の決議を行っている。

 実教出版「高校日本史B」で執筆した石山委員長は「沖縄県民や全国の歴史研究者が抗議しても文科省は態度をあらためようとしない。決議が沖縄の運動を支える一助になってほしい」と期待。その上で「文科省への申し入れや教科書会社、他の教科書執筆者に呼び掛け、記述の訂正を求めていきたい」と話した。

 県歴史教育者協議会の平良宗潤委員長は「決議は県民の怒りや抗議が正当なものであることを示している。全国の歴史教育研究者が支持してくれることは励ましになる」と語った。平良委員長ら五人が出席、平和分科会などで教科書検定問題について報告する。

 決議案は、今回の検定について「強制と誘導という事実をかくし、『集団自決』を住民の自発的なものであるかのように書き直させたことは、歴史研究を踏みにじり沖縄県民が体験し継承させてきた歴史の事実を抹殺する」と糾弾。「戦争と軍隊を美化し、海外で戦争する『日本軍』の復活を目指す憲法改悪につなげようとする意図から発したものだといわざるを得ない」と批判している。(略)

                    ◇

 何時もながら沖縄タイムスのミスリード見出しには呆れるやら、感心するやら。

研究者団体 撤回決議へ

これを正確に伝えるのなら、次の見出しだろう。

日教組社会科教師会 撤回決議へ

少なくとも琉球新報のように「歴史教育者協議会」くらいにしないと一歩誤ると事実のわい曲にもなりかねない。

軍命削除撤回を決議 歴史教育者協議会  (琉球新報 8/4 16:03)

当日記は「集団自決」に関して「市民運動で歴史を決めるのではなく、学者・専門家の議論・検証に委ねるべき」と述べてきた。

その伝でいくと沖縄タイムスの見出し「研究者団体・・・」には一瞬だがミスリードされかけた。

そもそもこの記事は<「集団自決」検定/執筆者「恣意的」と非難

のフォロー記事だが、それを特ダネのようにオーバーに一面で扱うのがサヨク新聞のいやらしさである。

このきわめてアレな組織はマルクス史観の歴史家松島栄一氏の創立したもの。

それに日教組の社会科の教師が集まったとなると、全ての歴史はマルクス史観の色眼鏡を通して判断される。

この集団は苔むした「マルクス史観」の研究団体ではあっても、まともな歴史研究団体ではない。

いや、むしろ「政治団体」といったほうがその活動には相応しい。

このようなサヨク集団の議決を「歴史研究者」或いは「研究者団体」の議決と報じる新聞は読者を完全にバカにしている。

 

★「追記」

さすがに沖縄タイムスもその日の夕刊で同じ記事を書き直して見出しを「研究者団体」から「歴史教育協」に「訂正」した。

これって、新手の「訂正記事」?

歴史教育協、撤回・記述回復を要求/「集団自決」修正
(沖縄タイムス8月4日(土) 夕刊 1面 ) 
  全国の小・中・高校・大学の歴史教育研究者らでつくる歴史教育者協議会(石山久男委員長)の全国大会が四日午前、神戸市で開幕した。会員総会で高校歴史教科書の沖縄戦の記述から「集団自決(強制集団死)」への軍関与が削除・修正された文部科学省の検定意見撤回と記述回復を求める決議を採択した。(略)

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