狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

「822」 アメリカとソ連の潜水艦が日本の民間船を撃沈した日

2007-08-22 17:58:25 | 歴史

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アジア大陸から太平洋への出口を封ずるように細長く伸びた日本列島。

その日本列島の西、日本海側に浮かぶ「対馬」。

東側、太平洋には「小笠原」。

南の東シナ海で大陸を封じ込め、台湾の近くまで伸びる「沖縄」。

そして紛れもなく戦前は日本であった北の「樺太」。

対馬、小笠原、沖縄、樺太、この四つが奇しくも62年前と、63年前の今日、8月22日、

アメリカとソ連による卑劣な民間船攻撃という点で一つに繋がる。

 

■1944年8月22日 対馬丸事件■

1944年8月22日、戦争準備中の沖縄県より疎開のため一般・学童合わせて1788名を載せた「対馬丸」が長崎へ向けて航海中、鹿児島県の悪石島沖でアメリカ海軍潜水艦から発射された2発の魚雷を受け沈没し、乗員乗客合わせ1418名が死亡した。

アメリカ海軍は、暗号解読などにより、対馬丸の予定航路を把握していた。 対馬丸が民間の輸送船であることを確認していながら、これを撃沈した米潜水艦「ボーフィン」は、

現在「真珠湾攻撃の復讐者」として誇らしげに戦艦「アリゾナ」の上にあるハワイの資料館に展示されている。

 

明くる1945年。

戦争が終わって既に一週間が過ぎていた。

だが、長崎原爆投下の8月9日に満州に攻撃をかけてきたソ連は終戦後にもかかわらず樺太に攻撃をかけてきた。

  • 1945年8月9日ソビエト連邦日ソ中立条約を一方的に破棄して占領作戦を開始する(本土最後の地上戦の開始)。
  • 1945年8月20日真岡郵便電信局事件が起こる。
  • 1945年8月28日、ソビエト軍が樺太全島を占領する(本土最後の地上戦の終結)。 (ウィキペディアより)
  •  

    ■1955年8月22日 小笠原丸事件■

    奇しくも対馬丸が米潜水艦に撃沈された同じ8月22日。

    民間輸送船「小笠原丸」が逓信省職員をはじめ女性や子供、老人など樺太からの引揚者600名近くを乗せて稚内港から小樽港へ航行中、留萌沖にて★国籍不明の潜水艦に雷撃されて沈没、700人近くの犠牲者を出した。

    (この潜水艦は、その後、引き揚げ船として利用されていた特設砲艦の第二新興丸に雷撃を加えるが反撃されて損傷、その後樺太留多加郡能登呂村の二丈岩近海で沈没している)。

    ★(ロシア側は認めていないが、当時の状況から判断してソ連潜水艦以外には考えられず、ソビエト連邦のL12またはL19説が有力)

     

    ちなみに、沖縄戦のことを「国内唯一の地上戦」という表現を沖縄の新聞は決まり文句として使う。

    だが、樺太でソ連軍に勇敢に立ち向かった日本軍と樺太住民のことはあまり知られていない。

    「国内で軍民を巻き込んだ地上戦が行われたのは沖縄樺太」というのが正しい。

    いづれにせよ樺太は戦前は紛れもなく日本の領土であった。

    リメンバー822!

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    さくらパパにスキャンダル!「これはプライベイトの問題」by鳥越俊太郎

    2007-08-22 09:47:38 | 県知事選

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    さくらパパにスキャンダル!「辞めんといかんかねぇ」  写真付き (8月22日 06:06)
    7月の参院選比例代表で初当選した民主党の横峯良郎参院議員(47)が、早くもスキャンダルに見舞われた。22日発売の週刊新潮が「『議員失格!』元愛人が剥(は)がした『さくらパパ』の仮面」と題し不倫と賭けゴルフを報じている。報道を受け本人は関係者に「(議員を)辞めんといかんかね」ともらしたという。党では10日間の“自宅謹慎”を言い渡し、沈静化を図る構えだが、民主躍進の象徴が“火薬庫”になりかねない状況となった。

     初登院から、わずか2週間。さくらパパにスキャンダルが襲った。週刊新潮によると、横峯氏には半同棲(せい)状態の“東京妻”がいたという。この女性は、六本木の元ホステスで現在は飲食店を経営する40代女性。パパと同郷の鹿児島出身のこのスレンダー美人が、仮名で登場し、良郎氏の裏の顔を語っている。

     2人は昨年8月下旬に知り合い半月後には男女の仲に。良郎氏から「国会議員になったら俺の秘書になれよ」などと言われたという。「台所の包丁を壁に突き立てられました」という凶暴な一面も暴露。さらに「賭けゴルフの常習者」であることも証言している。

     参院選に出馬を表明した段階から“たたけばホコリが出る”とうわさされたさくらパパ。スキャンダルは想定内であったはずだが、いざ現実となってみると民主党のショックは大きい。

     記事を見た良郎氏に近い党関係者は、掲載された良郎氏の反論コメントにがく然とした。良郎氏は女性と関係があったことを認め、賭けゴルフについても「議員になってからはやっていない」としたものの過去については否定せず…。これらの発言は新潮側からの取材に、党が弁護士を通して出したコメントとは別のもの。良郎氏が直撃取材に“勝手に”話してしまったものだという。

     サービス精神旺盛の良郎氏らしいといえば、らしいが、民主党の新人議員研修で、くぎを刺されたはずの“失言癖”が暴走してしまった形だ。党は対応を選挙参謀だった手塚よしお前衆院議員に一任。手塚氏は「10日間の自宅謹慎」と「携帯電話の着信無視」を通告した。さくらパパは家族からの突き上げに憔悴(しょうすい)し切っている様子。親しい党関係者には「辞めんといかんかね…」と一時は議員辞職も示唆したが、党としては事態の沈静化を図る構えだ。

     政治アナリストの伊藤惇夫氏は「不倫は家庭の問題。細野豪志氏の場合(山本モナとの熱烈キス騒動)とは違い、さくらパパだからというダメージの小ささもある」としたが「賭けゴルフは内容次第では、国会議員として責任を追及される可能性がある。自民党に攻め材料を与えてしまうことになり、世論の動向によっては、民主党が身軽になろうと考えるかもしれない」と良郎斬りもあり得ると予測した。

     民主党には苦い経験がある。2006年の偽メール問題では、対応のまずさから当事者の永田寿康議員が辞職しただけでなく前原誠司代表ら執行部の総退陣にまで発展した。民主党としては後手後手の対応だけは避けたいところだが。

     横峯良郎氏「週刊誌に報じられた過去の軽率な行動については、反省するところもあり、家族からも叱責(しっせき)を受けました。今後は投票していただいた方の期待をしっかりと胸に刻み、襟を正していく所存です。お騒がせして申し訳ありませんでした」
    (2007年8月22日06時06分  スポーツ報知)

                      ◇

    たかが中年男の「女と博打」の話、スルーしようとも思ったがさくらパパについては過去にエントリーしている。

    それに参議院議員といえば“良識の府”の先生。

    たかが「女と博打」と見逃すわけには行くまい。

    バカがバカを絶賛!   【追記】大仁田辞任のホントの理由

    参院選挙中はマスコミは専ら自民党候補のあら探し専門で、民主党候補の失言には目をつぶってきた。

    当日記ではこれを安倍首相と朝日を代表するマスコミの戦いとも述べた。(参院選は「安倍対朝日」の戦い! 民主党が勝ったら・・・、

    選挙中はさくらパパが違法行為を推奨する発言をしても、テレビなど大手メディアは完全にこれをスルーした。

     さくらパパ 年金履歴の虚偽申請を奨励 http://www11.ocn.ne.jp/~jcpkochi/minpo/topic/2007/070721
    yokomine.htm

    ≪参議院全国比例区選挙に民主党公認で立候補している「さくらパパ」こと横峯良郎氏が、<WBR>年金納付履歴の確認時に虚偽の申請を奨励する発言を行いました。 この発言は7月21<WBR>日夜、高知市九反田の中央公民館で開かれた同党の武内則男・高知選挙区候補との ...≫

    今朝のテレビ朝日「スーパーモーニング」の鳥越キャスターのコメントが面白かった。

    番組終了間際に冒頭のニュースのコメントを求められ、

    「愛人の問題は個人的な問題なので、・・・むにゃむにゃ。 賭博といっても皆さんゴルフには誰でも賭けるでしょう、・・・とはいっても程度の問題で、・・・むにゃむにゃ」

    結局、さくらパパの「愛人と賭博問題」について、

    鳥越さんは是なのか、非なのか良く分らないコメントでした、ハイ。

    これが自民党議員の話だったら

    鳥越さんの舌鋒も鋭かっただろうに・・・。

    ところで、愛人問題を「プライベイト」と仰るが、議員は公人であり、特に親子愛、夫婦愛を売り物に当選したさくらパパは支持した国民の信頼を裏切ったことにはなりませんか。

    又、「賭博」も「皆やっている。程度の問題」と仰るが、しつこいようだが国会議員は公人であり、皆とは違うはず。

    それに「程度の問題」も、★「1打1万円の賭けゴルフ」は、かなりの程度だと思いますが、さくらパパは1ラウンド何打で回るんでしょうかね。

    それにしてもさくらパパ、ずい分口の軽い女に関ったんですね。

    同じバカでも、女のことがばれるのを恐れて立候補を取りやめた大仁田全議員の方が、まだバカの程度が少なかったのでしょう、ハイ。

    ★≪女性は同誌に、良郎氏が1打1万円という違法な賭けゴルフに興じていたことやドケチぶりを激白。≫(サンスポ)

     

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    「ジュゴンか国防か」 守屋次官の置き土産

    2007-08-22 08:16:35 | 未分類

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    「国破れて 山河あり 城春にして 草木深し」

    と、杜甫が詠じたのは遥か遠い唐時代の戦い。

    現代の戦いは草木は勿論、山や河の形さえも変容させてしまう。

    環境保全を叫び、サンゴやジュゴンの保護を訴えても降り注ぐ「鉄の暴風」で故郷の山河を荒らされてしまったら元も子もない。

    直前に環境大臣を務めた同じ人が防衛大臣を務めることに基地問題で揺れる沖縄地元のとまどいがある。

    しかも沖縄担当大臣を過去に二度も務めたとなると沖縄の「民意」も複雑に揺れ動く。

     

     沖縄担当大臣の経験、そして環境大臣として「かりゆしウエア」の普及、それにジュゴン等環境への配慮で、小池防衛相は沖縄で人気が高い。

    人事問題で渦中の人となりながらも、沖縄に飛んで行き県産品「かりゆしウェア」の宣伝に余念がない。

    東国原宮崎県知事も真っ青のセールスウーマンぶりだ。

    リゾート×かりゆしウエア 新沖縄型結婚式提案へ
    琉球新報 - <NOBR>2007年8月16日</NOBR>
    【名護】かりゆしウエアの普及を目的に6月に発足した「かりゆしウエアを世界に広める会」の小池百合子会長(防衛相)は16日午前、名護市のカヌチャベイホテル&ヴィラズで記者会見し、11月2日に同ホテルでファッションショー「OKINAWA COLLECTION(オキナワコレクション)2008」を開催すると発表した。≫

    沖縄に人気があるとはいっても、地元マスコミの人気があるとはいえない。

    確かに、小池防衛相はかつて沖縄担当相も務め、沖縄通との自負があろう。県内でも期待する声がある。だが、そのことが必ずしも沖縄側に有利に働く、と考えるのは早計だろう。早い話、環境影響評価(アセスメント)方法書を県や名護市、宜野座村に強行提出したのも小池防衛相の主導だ。
     沖縄を理解し、精通している分、逆に強硬に出てくる、という可能性も考えられよう。現に、「(小池防衛相は)守屋次官との間に大きな政策的相違はない。沖縄に対して厳しい姿勢で臨むだろう」とみる向きが防衛省内にある。≫
    (琉球新報・社説 防衛次官に増田氏 頭越し基地政策の転換を  8/19 )

    沖縄の県民感情を一気に掴み取るために、小池防衛相は守屋次官を退任させることで勝負に出た。

    米軍普天間飛行場の移設問題は、名護市辺野古沖への移設案で日米政府がまとまった。

    が、サンゴ礁で知られ、国の天然記念物であるジュゴン生息地である辺野古沖案は、地元の反対で前に進んでいない。

     「ジュゴンと国防とどちらが大事か」と終始強気で政府案を推進してきた守屋次官。

    これに対し、環境大臣を経験し、守屋次官が米側と交渉の時に沖縄担当相だった小池氏の胸の内には別の考えがあった。

    「地元の反対が強いのは、強引な守屋氏のやり方が障害になっている」と映っていたのだ。

    前任の久間防衛相の「しょうがない辞任」で、突然防衛大臣に就任した時点で小池氏は勝負に出たのだ。

    小池大臣の意を受けて、安倍首相は後任人事を小池氏に丸投げした。

    だが、この人事を聞かされていなかった盟友塩崎官房長官は面目丸潰れ。

    これが塩崎官房長の「手続き云々」のいちゃもん付けである。

    防衛省の人事騒動は傷み分けで おわったが、

    守屋事務官が突きつけた「国防かジュゴン」かの選択は、

    結局は小池大臣にとっても

    悩ましい問題となること間違いない。 

     

    ところでこの「市民」の方々、国防よりジュゴン一頭の方が大事なんでしょうね。(一頭しか確認されていない)

    ジュゴン監視団 方法書撤回求め声明  (8/15 9:43)

     

    ◆参考エントリ:ジュゴンはどっちの味方?

     

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    泣く泣く知事が大会に同調 検定撤回「県民大会」

    2007-08-22 06:22:13 | ★集団自決

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    検定撤回 知事、大会意義に同調
    連合沖縄の仲村信正会長と仲宗根清和事務局長らが20日午後、就任あいさつで県庁に仲井真弘多知事を訪ねた。仲村会長は教科書検定問題の県民大会について「成功させましょう」と協力を求めた。知事は「県民大会という言葉にはなじみにくい。姿形の問題、展開の仕方がちょっと…」と、県民大会という名称や形式にあらためて疑問を示したが、「考えていることは一緒だ。非常に意味のある県民大会だ」と大会の意義については同調する考えを示した。(略)
     
    (琉球新報 8/21 9:50)

                         ◇

     

    >「県民大会という言葉にはなじみにくい。姿形の問題、展開の仕方がちょっと…」

    県知事が「9・23県民大会」に不同意なのは上記発言でも分るが、次のようなこれまで発言を見れば知事の本音は一目瞭然だ。

    「県知事が大衆運動の先頭となって主体的に開催することは、行政トップの立場上できない」

    (教科書検定には)「専門家や学者らから成る組織を立ち上げ、事実を検証すること」(が重要)

     

    「考えていることは一緒だ。非常に意味のある県民大会だ」

    参加すると言った以上、これ以上マスコミに逆らいたくない知事としては、こう発言するのが精一杯だったのでしょう。

    新報の見出しは検定撤回 知事、大会意義に同調 」となっているが、

    本当の所は、

    「知事、泣く泣く大会に参加」

    と書くのが正しい見出し。

    知事の本音は「県民大会」に不同意でも、マスコミが仕掛けた「県民大会」という名の「政治集会」は独り歩きをはじめ八重山まで飛び火した模様。 宮古には飛び火しないことを願いたいもの。

    八重山でも同日開催/9・23県民大会

                       

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