狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

朝青龍の病名は?

2007-08-07 19:08:38 | 県知事選

朝青龍診断に医学者から“物言い”「神経衰弱」は戦前の病気  
スポーツ報知 06日08時15分  

2場所連続出場停止と謹慎などの厳罰を受けた横綱・朝青龍(26)が5日、精神科医の診断で「神経衰弱及び抑うつ状態」と診断されたことについて、医学者から異論が出た。精神科医の香山リカさんは「今回の重い処分や厳しい批判を受けた反応性のうつ状態ということだろう。針のむしろでストレスが多い環境が、症状を悪化させかねない、ということも理解できる」とした上で「この状況を招いた本人が謝罪会見もしないうちに診断結果が発表され、批判しにくいような状況になるのは、精神科医として複雑な気分だ。診断が隠れみの的に利用されるようなことはあってほしくない」と厳しい。

 一方、世田谷井上病院の井上毅一理事長は「神経衰弱は夏目漱石がかかったことで有名な、戦前の病名。米国の診断基準からもすでに消えている"亡霊"のごとき病名が出てくるとは、さすがは歴史のある相撲界ですね」と苦笑。胃腸科が専門の同理事長は、胃かいようで亡くなった文豪・夏目漱石の研究を長年続けてきたが「神経衰弱の漱石に夫人が胃薬だと言って睡眠薬を飲ませていた」というエピソードを紹介。特効薬は「休養するのではなく、あるがままに生活させること」という。つまり「神経衰弱」は「モンゴル帰国」を後押しする診断名ということになる。

                                                ◇
 

 

そもそもの発端は「医者の証明書」だった。

腰が痛いといって職場に休みを求める場合、医者のお墨付きがあれば仮病を疑われる事はない。

朝青龍言うの場合、医者のお墨付きが疑われて謹慎処分を受けたら、今度は精神科にお墨付きを求めた。

その医者が「数日のうちにうつ病になる」と診断した。

そして、謹慎を解いて蒙古への帰郷が最良の治療だと言う。

ここまでは大目に見よう。

ところがその医師が精神科ではなく「包茎治療のカリスマ」医師だったというから吹き出した。

朝青龍診断医は包茎クリニックだった…本人直撃!(08/06)

ここまで話がこじれてきたら横綱の品格どころの騒ぎではないでしょう。

この医師が経営する クリニックは沖縄ではテレビCMも流している“その道”の有名店だという。

大横綱双葉山は60級連勝を阻止された時

「我いまだ木鶏(もっけい)たりえず」

と知人に電文をに送った逸話が有名だが、

大横綱を狙う朝青龍はモッケイどころかホウケイでうつ病になっていたとしたら、大横綱の道は遠い。

◆いまだ木鶏たりえずhttp://sumo.goo.ne.jp/ozumo_joho_kyoku/yomu/003/011.html

 

で、このカリスマ医師の朝青龍に対する診断名は?

そりゃ、当然「包茎性ウソ病」、・・・もとい、「包茎性ウツ病」でしょう。

 

この「包茎のカリスマ」先生、自称の精神保健指定医は詐称ではないかと疑惑がもたれているらしい。

朝青龍の「包茎性急性ウソ病」については下記のブログが詳しい。

 ◆天漢日乗http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/08/post_660f.html

 

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原爆投下 ≪「米兵百万人救う」のウソ≫

2007-08-07 12:14:38 | 歴史
正論】評論家・鳥居民 継続すべき原爆投下の裏面史検証 【産経新聞 2005/08/05

≪「米兵百万人救う」のウソ≫

 広島、長崎に原爆が投下されてから60年がたつ。

 アメリカの政治家は、日本に原爆を落としたのは百万人のアメリカ兵の命を救うためだったと今日なおも語り、アメリカの学校ではそのように教えてきている。

 原爆投下の本当の理由を承知しているアメリカ人は当然ながらいる。トルーマン大統領が原爆を日本の都市に是が非でも投下したかったのは、4年の歳月と20億ドルの巨費をかけた究極兵器の力を議会と国民に教え、戦後の核計画への支持を獲得し、スターリンに対しては、その絶対的な威力を誇示し、脅しをかけるためだった。

 だが、その二つの目的はニューメキシコの砂漠の公開実験で十分に達することができたのであり、広島、長崎の市民とその二世までを殺す必要などあるはずもなかった。

 多くのアメリカ人が「百万人」のウソを言い続けるのは、人間誰もが持つ道徳色の濃い自己愛に他ならない。

 私が残念に思っているのは、日本での論議だ。

 「百万人」の話をする日本人は、さすがに今はいない。だが、鈴木貫太郎内閣がポツダム宣言を「黙殺」したがために、原爆が投下されたのだと語る歴史研究者は今もなお存在する。

 1945年の五月末から六月、七月に戻ってみよう。

 陸軍長官スティムソンと国務次官グルーは、日本に降伏を勧告するときだと大統領トルーマンに何回も説き、日本側が受け入れることができるように、天皇の地位保全を約束すべきだと主張した。それでも日本が降伏を拒否するのであれば、そのときこそ原爆の投下を警告すべきだと説いたのである。

 海軍長官フォレスタル、陸軍参謀総長マーシャル、海軍軍令部総長キングもまた、警告なしに日本の都市に原爆を投下することには反対の立場であった。

 ≪日本を翻弄した降伏勧告≫

 ところが、トルーマンと彼のただ一人の協力者である国務長官バーンズは、日本に降伏を勧告するスティムソンの草案から天皇の地位保全を認める条項を削ってしまう。

 また、スティムソンの草案では共同提案国にソ連の名前が入っていたが、トルーマンとバーンズは、日本がソ連に和平の仲介を依頼していることを日本外務省とモスクワの日本大使館との間の往復電報から知り、ソ連の名前を削り、重慶の国民党政府に差し替えたのである。日本にソ連への期待を持ち続けさせ、降伏勧告を無視させようとしてのことだった。

 さらに、その降伏勧告をホワイトハウス、国務省からではなく、宣伝機関の戦時情報局から発表させた。日本側をして宣伝文書と思わせるようにしたのである。

 さて、トルーマンとバーンズは、広島と長崎での“原爆実験”に成功した後、直ちにスティムソンとグルーの計画に立ち戻り、天皇の地位保全を日本側に告げることにした。バーンズが手の込んだごまかしをしたことから、日本の歴史研究者はそれが事実上のスティムソン草案の復活であることに気づくことなく、その解明をも忘れている。 (後略)

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イデオロギー塗れの「平和宣言」

2007-08-07 07:31:53 | 県知事選


平和宣言要旨 広島平和記念式典 
 
 (略)唯一の被爆国である日本政府には、謙虚に被爆の実相と被爆者の哲学を学び、世界に広める責任があります。誇るべき平和憲法を順守し、米国の時代遅れの政策に「ノー」と言うべきです。(略)

  2007(平成19)年8月6日

 広島市長 秋葉忠利
 
(中国新聞 初版:8月6日9時3分)

                      ◇

広島原爆忌 平和宣言 

秋葉市長の平和宣言では「米国の時代遅れで誤った政策にはノー」としながら、

北朝鮮の核については直接、言及がなかった。

冷戦時代、ソ連中国の核はクリーンでアメリカの核は汚いといってはばからないサヨクの意見と何ら変っていない「平和宣言」だ。

秋葉市長が旧社会党出身だと聞くと「平和宣言」の陳腐さが理解できる。

20万人以上の無辜の民の命を奪った広島、長崎への原爆投下は、日本として決して容認することはできない。

その意味で唯一の被爆国の広島、長崎両市が毎年、この日に平和式典を開き、人道に反する核の廃絶を訴え平和宣言を発することには意義がある。

しかし、現下の日本にとって肌で感じる核の恐怖は何と言っても北朝鮮、中国の核である。

中でも昨年10月、核実験を強行した北朝鮮は、日本にとって最大の脅威だ。

北朝鮮の核廃棄がメインテーマの6か国協議でも、その実行は未だに不透明なままだ。

日本の反核運動は、1965年、共産党系の原水協と、旧社会党系の原水禁とに分裂した。

サヨク勢力のイデオロギー闘争が根底にある限り、アメリカの核は残忍で中国、北朝鮮の核は「しょうがない」と言うことになりかねない。 

自己の犯した原罪を糊塗するため弁解を続けるのは世の習いだが、

米国内には、未だに原爆投下を肯定する意見が根強くある。

彼等の自己弁解は、原爆の投下が、戦争終結を促し、日本本土侵攻作戦を回避した結果、多数の米軍兵士の命を救ったというのである。

しかし、この理屈は国際的には既に破綻している。

米国は、日本が制空権、制海権を失い継戦能力が壊滅していることをを承知していながら、残虐な核兵器を使用した。

これは残虐な人体実験だったことが、立て続けに広島、長崎と異なる種類の原爆を投下したことでも分る。

原爆投下は肯定できない。

人道上最悪の犯罪を犯したアメリカの人体実験に怒りを禁じえない。

だが、かつての敵は現在の友。

アメリカは現在日本の同盟国である。

原爆投下を憎みながらも、核開発を続ける「ならず者国家」の脅威から身を護る為に、国の安全保障を米国の核抑止力に頼らざるをえない。

この日本が抱える安全保障と「平和宣言」との間の大きな矛盾に国民はこれまでまともな議論をせず封印をしてきた。

北朝鮮の核実験の折、中川(酒)が核議論の口火を切りかけたが、「世論」は一斉にこれを封じにかかった。

「核論議禁止論」である。

病気の絶滅を図るには病気に正面から立ち向かい、病気自体のの研究・検証が不可欠なのは言うまでも無い。

核の絶滅を標榜する「唯一の被爆国」が核に関して「議論禁止」をするのは、病気を知らないヤブ医者の病気治療のようなもの。

一歩誤ると「同じ病」で命を失いかねない。

 

「原爆神話」からの解放-「正義の戦争」とは何か-

 

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