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10年度税制改正:大綱決定 新「政府税調」機能不全 「最大の仕分け人」小沢氏頼み
<世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>
「既得権益を見直すことなく擁護してきた」「税制改正の決定過程が極めて不透明で、一部の人や組織に恩典を与えているのではと疑われる形になっていた」--。10年度税制改正大綱は、自民党政権時代の予算編成や税制改正システムを厳しく批判してみせた。
与党が税制改正を主導した旧政権時代の弊害を一掃するため、鳩山政権は民主党税調を廃止。鳩山由紀夫首相は10月8日の新政府税調の初会合で「政府と与党の一元化の姿が、まさにここに表れている」と誇らしげに語った。税制改正要望に公募制を採用するなど、「情報公開と公平性」をアピールした。
だが、政府・与党内で意見が分かれる案件の議論が本格化すると、税調の迷走が際だつようになる。ガソリン税の暫定税率など「民主党の一丁目一番地」(与党幹部)の議題でも、「マニフェスト(政権公約)にかかわるものは菅直人副総理兼国家戦略担当相の担当」「関係閣僚の協議に委ねている」との理由で、税調の議論は空転し、実質的な協議は舞台裏に移った。
議論の途中経過すら知らされていない委員からは、税調主査(進行役)の峰崎直樹副財務相に「マニフェストの調整状況を菅副総理に確認してほしい」との声が出たほどだ。ある税調委員は「税調は議論はしたが、(自民党政権と違って)肝心の決定権を与えられていなかった」と振り返る。
対照的に、党税調が廃止されて税制に関与するすべを失ったはずの民主党は今月16日、政府に重点要望を提出。政府内で決着のめどがついていなかったガソリン税などの暫定税率水準を維持するよう迫って影響力を発揮。鳩山政権が要望を受け入れる21日までの間、税調は事実上の休止状態に追い込まれ、大綱を取りまとめた22日の全体会合は「結果を追認するだけの場」(税調幹部)だった。
鳩山首相は22日、「決定過程が間違っているとは思えない」と強調したが、税制改正の主体となるはずの政府税調が十分に機能しなかった事実は隠しようがない。
「予算も税も、唯一にして最大の仕分け人がいないとものごとが動かない。本当にそれでいいのか」。これまでの手法を大綱で批判された自民党税調の野田毅会長は、存在感を増す民主党の小沢一郎幹事長=似顔絵=を念頭に、鳩山政権の「政府主導」の現状をこう皮肉った。
◇
「甘い話には裏がある」とは、詐欺にかからないための常套句。
だが、「お金を上げます」という甘い言葉で国民を騙し、政権を取るや「財源がない」という理由で払った以上の金を増税で巻き上げる。
民主党にとってマニフェストなんて集票のための道具に過ぎなかったとしたら、これを「マニフェスト詐欺」と言わずになんと言おう。
小泉政治を「劇場型政治」と批判していた民主党だが、「事業仕分け」をテレビで公開し、舌先三寸が売りものの元テレビキャスター漣方氏にパフォーマンスさせ、こくみんの注目を浴びたことこそ、究極の「劇場型政治」ではなかったのか。
「事業仕分けの」公開は某老人ロック歌手も見学に来るほどで下手なワイドショーより視聴率が上がったのではないのか。
これが見せ掛けだけのパフォーマンスであったことは、数十億から数百億のレベルだと、公開「仕分けの場」でやれ廃止だ、やれ削減だと、もっともらしいパフォーマンスに必死であったが、途上国への環境対策1.75兆のような兆を越える規模予算の決定プロセスは、国民の目の届かない密室で行う傾向がある。
アフガニスタンへの四千億以上の大判振る舞いも就任早々の岡田外相が訪問したわずか数時間の滞在期間中即決で決めてしまっている。
農業の個別補償やガソリン税の暫定税率や子供手当も兆レベルの予算のせいか、政策決定プロセスは不透明である。
「小額予算は(公開で)チマチマ削って、大型予算は(密室で)大判振る舞い」・・・これが民主党の人心掌握術である。
ところが民主党に投票した人達の中にも、さすがに堪忍袋の尾が切れた人が続出しているようだ。
民主党応援団の沖縄タイムスの今朝の社説も「税制改正対抗 決定プロセスが不透明」と、民主党の「マニフェスト詐欺」を批判している。
さすがの沖縄タイムスも小沢独裁には我慢できないようで、連日社説で小沢批判をしているが、今日のオピニオン面では読者の声にもその気持ちが現れている。
沖縄タイムスには珍しい内容の読者の「声」を引用する。
やりたい放題 失礼な小沢氏 M・S=57歳
熱烈歓迎で迎えてくれた首脳に、3秒に仕切られた記念撮影、テレビで見た限りでは、あっち向いてほいの遊びに見えて、内外の報道陣もいる公式の会見場で、厚顔無恥ともいえる行動をした小沢外交。 コキントウ主席をだしに選挙用宣伝写真作り、胡 錦濤に失礼だと思う。
訪中した小沢一郎氏、帰るなり宮内庁を恫喝するかのような暴れぶり、中国で歓迎されたオレのメンツをツブスのか。 今や民主党がルールなんだ天皇家も従ってくれと言わんばかりだ。 最近では陳情も幹事長室で一本化し、公約破りも言うようになり、好き勝手な豹変ぶりに、鳩山さんもハトに豆鉄砲ではないか。 気配りや思いやりのない政治家に利用されることなく、天皇は最後の日本の良心、それを守るため心労も皇室には多いと思うが、体調を心配し、あえて政府に苦言を呈した宮内庁長官には頑張ってほしい。(うるま市)
このような「声」は沖縄でも決して珍しいものではないが、これが新聞の活字になるのは極めて珍しい。
わざわざ「声」を全文引用したのは、本日は天皇陛下の76歳の誕生日にあたり、そのめでたい日に、天皇批判の急先鋒ともいえる沖縄タイムスの「声」欄に偶然とはいえ「天皇は最後の日本の良心、それを守るため心労も皇室には多いと思う・・」という投稿が掲載されるという皮肉を伝えたかったことと、同時に投稿者のような真っ当な考えの方が沖縄にもおられると言うことを知ってほしかったからである。
因みに国民の祝日である12月24日の沖縄タイムスは、紙面の何処を探しても天皇誕生日を奉加する記事は一行も見当たらない。
投稿記事に関して老婆心ながら言わしてもらうと、居酒屋談義でこのような意見を述べるのはのはともかく、それが新聞に掲載されるとなると、ある程度のバッシングは覚悟しておいた方がよさそうである。
M・Sさんは小沢チルドレンと胡 錦濤主席との流れ作業的ツーショット撮影を「あっち向いてほい」に例えていたが、TBS「朝ズバッ!」でみのもんたは、「流れ作業的写真撮影は回転寿司より早い」と例えていた。
なるほど回転寿司は「取る」時間は充分あるが、ツーショット写真は「撮る」暇もないほど慌しいものであった。
さすがである。
因みに小沢氏が要請したツーショット写真の要請を、あまりにのバカバカしさに当初は胡 錦濤主席に断られていたという。
だが、小沢氏の「だったら行かない」というゴリ押しで結局実現したのだと言う。
ということは今回の中国大朝貢団の最大の目的が「回転寿司的ツーショット写真」の撮影であったということになる。
小沢氏とそのご一行は、世界中にとんだ大恥を晒してくれたものである。
民主党の衆院選圧勝は、「マニフェスト詐欺」の成果だ、
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【おまけ】
「マニフェスト詐欺」ですって?
「騙される方がバカでしょう? フフフ」
1 : トレス台(新潟・東北):2009/12/22(火) 20:00:02.84 ID:Ojtwrt91 ?PLT(12345)
太田和美 民主党(小沢グループ)
衆議院議員 福島県第2区
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