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「秘書の罪は本人の罪」と豪語していた鳩山首相は、二人の元秘書が起訴される事態になっても、国民が辞めろといわない限り首相をやり続けるという。
だとしたら、しばらくは「首相は辞任せよ」という国民の大合唱を発せざるをえない。
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内閣支持率が急落47% 献金説明、納得できず
共同通信社が25、26両日に行った全国電話世論調査によると、鳩山内閣の支持率は47・2%で、前回11月の調査に比べ16・5ポイント減と急落した。不支持率は38・1%で、13・0ポイント上昇。
鳩山由紀夫首相は元公設秘書が政治資金規正法違反の罪で在宅起訴されたことで釈明会見をしたが、説明に「納得できない」とした回答は76・1%で、「納得できる」の17・8%を大きく上回った。首相の取り組み姿勢が内閣支持率低下に拍車を掛けたとみられる。
民主党の衆院選公約(マニフェスト)で「廃止する」としていたガソリンなどにかかる暫定税率の水準を政府が仕組みを変えて維持したことには、38・1%が「ある程度評価する」とし、「評価する」の13・0%を合わせ半数を超えた。
在宅起訴を受けた首相の対応では「説明責任を尽くし、改善策を講じて首相を続投すべきだ」が64・3%と最も多く、「政治責任をとって首相を辞任すべきだ」は21・1%だった。
2009/12/26 16:13 【共同通信】
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内閣支持率が遂に50%を切ったが、首相を続投すべき(64・3%)が、辞任すべき(21・1%)を大きく上回っている。
この不思議な現象は、連日テレビから垂れ流されているテレビ芸者達の「首相は私腹を肥やしたわけではない」あるいは「首相はいい人だ」といった必死の援護が功をそうしているのであろう。
その一方、首相を支援するあまり、テレビ芸者の一人の大谷氏がスパモニでトンデモ発言をして、ネットでボコボコに批判されている。
⇒【マスコミ】鳩山献金問題でスパモニ大谷氏「秘書の罪は罰金30万程度、万引きは罰金50万ある。万引き程度で首相辞めてたらどうなる」
これまで必死で民主党を応援してきた沖縄タイムスまでもが社説で首相批判をしているいっぽうで、琉球新報は「偽装献金事件」を「法の趣旨を裏切る行為」と一応批判はしながらも、次のような文言で「首相の行為は悪質な犯罪ではない」といった印象操作に懸命である。
琉球新報 社説 2009年12月26日
《◆異なる「巨悪」の有無
(前略)
今回の案件は、金の出どころが鳩山家そのものであり、いわば政治に私財を投じた格好だ。私腹を肥やす行為とは逆であり、裏に「巨悪」が潜んでいるわけでもない。その意味で、法が最優先に罰すべき対象とは異なる。
とはいえ、意図的に虚偽の内容を記載したのは悪質だ。「政治資金の透明化」という法の趣旨も裏切るものである。首相には猛省を促したい。》
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12億円以上の国税ドロボーをしていながら「私腹を肥やしていない」というバカな国民の声を理由に延命を図ろうとする「なにもきめられない」が「いい人首相」。
何もできない首相を操って独裁政治を画策する「悪者幹事長」。
「よい人の顔」と「悪者の人形使い」が操る「二人羽織政権」は最悪の政権であり、首相と幹事長の辞任を要求すべし!
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新聞各紙は一斉に24日の鳩山会見に辛らつな批判をしているが、産経新聞の阿比留瑠比さんが、25日の在京各紙の社説を備忘録代わりに記しておられるので一部抜粋して下記に引用させていただきました。
鳩山首相謝罪記者会見に対する各紙の辛辣な視線
■ 産経 見出し「首相の政治責任は明白 『脱税』の疑い徹底解明
せよ」
《最大の問題は、母親からの約12億6千万円にも及ぶ資金提供である。首相は6億円を超える贈与税を払う意向を示したが、これは修正申告して済む問題ではない。国政の最高責任者が、国民の義務である納税を怠り、発覚しなかったら知らん顔を通す-という脱法行為が問われているのである》
《会見では「今回の件は私腹を肥やしたとか、不正な利得を受けたこと
はない」とした。過去の発言は自分には該当しないと釈明したのは、あ
まりにもご都合主義ではないか》
《身内からのカネなら悪質でないとの考えがあるのだとすれば、大きな
誤りだ。衆参両院が定めた政治倫理綱領でも、政治不信を招く公私混同を断つことが重要課題に挙げられている》
■ 読売 見出し「鳩山首相の政治責任は重大だ」
《首相は記者会見で、母親からの巨額の資金提供について「全く承知していなかった」と改めて強調した。首相がいかに裕福な家庭環境で育ったとしても、この説明は信じがたい》
《(「故人献金」問題が発覚した6月)当時は、衆院選が迫っていた。
自らの保身と、選挙への悪影響を避けるため、母親からの資金提供を隠していたのなら、国民に対する背信行為である》
《資金提供が発覚しなかったら、6億円以上の納税を逃れていたことに
なる。こうした行為がまかり通れば、まじめに納税しようとする国民の
気持ちを踏みにじり、申告納税制度の根幹が揺らぎかねない》
■ 朝日 見出し「『続投』で背負った十字架」
《若手議員時代から政治改革や政治資金の透明化を唱えてきたのは鳩山首相自身である。本人は不起訴であっても、国民の信頼を裏切ったことについて、政治家としての責任は極めて重い》
《動機はどうあれ、長年うそを書いてきたことは、政治家とカネの関係
を国民の監視の下に置くために作られた政治資金規正法を空洞化するものだ》
《提供された資金を長年にわたって申告していなかったことは、納税者
からみると、脱税に類する行為とみられても仕方がない》
■ 毎日 見出し「説得力欠いた鳩山会見」
《首相は実母からの巨額な資金提供も再度「知らなかった」と釈明した
が、「カネの話をすることがなかった」という裕福な家庭だったからと
いうだけでは、「首相に国民生活の苦しさが分かるだろうか」と疑問を
感じる人が多いだろう》
《巨額資金を何に使っていたかも疑問が残る。会見では政治活動だけでなく、プライベートな支出までもすべて秘書任せだったと認めたが、そ
こには相当な公私混同があったのではないか》
《事件が発覚しなければ、結果的に税金逃れになっていた可能性がある。納税者意識の低さを指摘されても仕方がない》
■ 日経 見出し「元秘書起訴で首相の責任は極めて重い」
《現職の首相が、事情聴取を受けたのにも等しい上申書提出に追い込まれたこと自体、極めて異例で、政治責任は免れない》
《実母からの巨額な資金提供を知らなかったと説明されて、有権者は信じるだろうか。贈与税を払えば済むという話でもない》
《今回の事件は首相の資質への疑念を強め、指導者としての信頼感を失墜させかねないものだ》
■ 東京 見出し「『知らぬ』で疑惑消えず」
《現職首相が嫌疑を持たれたこと自体が、憲政史上でも異例だ。その重大さを自覚してもらいたい》
《それほど巨額な資金が渡っているのに、長年、納税していなかったの
はなぜか。「脱税ではないか」という声がわき出ても当然だろう》
《民主党のトップ2人が「政治とカネ」で泥にまみれていては、民心が
政権交代からますます離れる》
引用終了
■沖縄タイムス社説⇒[偽装献金起訴]首相の政治責任は重い
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■本物の「悪者」
鳩山首相は「首相辞めろ」の国民の声で四面楚歌になりつつあるが、独裁者小沢幹事長の足元にも火が付き始めた模様。
「よい人」と言われながらなにも決められず国民を不幸のどん底に陥れた首相は「悪い人」だと思うのだが、民主党にはその風貌と言動が圧倒的迫力で見る人を圧倒する本物の「悪者」がいる。
予算編成で「天の声」を下したことで、世論の反発を受けた小沢氏は「悪者になるのは構わない」と開き直っている。
本人がわざわざ「悪者になる」と先手を打たなくても、原資不明の四億円で不動産を買いまくっていたら、「悪者」に違いないでしょうが。
小沢氏団体に原資不明の4億円 収支報告書に不記載
朝日新聞 2009年12月27日3時9分
小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」が2004年に購入した土地をめぐる問題で、原資が不明な約4億円が、他の関連政治団体を経由して陸山会に集められ、土地代金に充てられた可能性があることが、関係者の話でわかった。東京地検特捜部も、この資金の流れを把握している模様だ。
この約4億円は陸山会の政治資金収支報告書の収入に記載されておらず、政治資金規正法に抵触する恐れがある。この不明朗な資金の解明が今後の焦点になりそうだ。 【・・・続きを読む】
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