慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『ヒンズー教』『バラモン教』『ヴェーダ』『アーリア人』

2024年07月27日 | 宗教
🌸仏教がヒンズー教に負けた理由1

⛳信者数では決まらない「三大宗教」
 ☆日本人は「世界の三大宗教」という言い方を好む
 *三大宗教(キリスト教、イスラム教、仏教)
 *仏教に比較すれば、ヒンズー教の方がはるかに信者の数は多い
 ☆中国の宗教、共産主義政権下で、宗教活動は制限されている
 *信教の自由 はある程度保障されていても、布教などは自由にできない
 *法輪功のように、厳しく弾圧された宗教もある
 ☆経済発展が続くなかで現世利益的な信仰が求められ
 *儒教や道教の信仰が盛り返し、仏教も復興の兆しが見えてきた
 *中国本土で信教の自由が全面的に保障されるようになれば
 ☆仏教はキリスト教やイスラム教と同様
 *民族の壁を超えてより広い地域に広がった
 *仏教がその生誕の地であるインドで消滅してしまう
 *巨大な仏教国となった中国でも衰退が著しい
 ☆インドでは、今でもヒンズー教が信仰されている
 *中国・インドの宗教が世界宗教にならない理由
 *中国・インド国家の体裁をとっているが、統一がなされていない
 *インドや中国が絶えず外部からの侵入や侵略を許してきたのも一因
 ☆インドや中国の宗教の特徴
 *まとまった宗教として体系化や組織化が進んでいない
 *多様な宗教が混沌と入り交じった状態が続き
 *それが現代にまで引き継がれている

🌸バラモン教とアーリア人

西洋が生んだバラモン教・ヒンズー教の宗教
 ☆インドの宗教は、バラモン教やヒンズー教と呼ばれる
 *呼称は西欧の人間の発案で、インドの人々が行ったものではない
 *西欧で東洋学が勃興しインドの古代宗教に関心が向けられたとき
  *バラモン教よりも仏教の方が古いという誤解を与えた
 ☆しかし、仏教が流行していた時代
 *インド各地ではバラモン教が並行して信仰されていた
 *バラモン教を独立した宗教としてはとらえず
 *ヒンズー教の発展に位置づける試みも行われている
 ☆仏教が登場した紀元前5世紀頃
 *ジャイナ教などの新しい宗教も勃興した
 *バラモン教の再編成が促されたという面があった
 *そのような流れのなかからヒンズー教が生まれた
 (バラモン教とは差異も見られる)
 ☆バラモン教はインドに土着の宗教でない
 *アーリア人のインドヘの侵入によって生み出されたもの
 *アーリア人のインドヘの侵入は紀元前2千年頃
 *数百年の時間をかけてインド全土に浸透していった
 *先住のドラヴィダ人は南インドにおいやられた

バラモン教の発生
 ☆インドに定住したアーリア人たちが生み出した宗教
 *信奉される聖典が「ヴェーダ」である
 *ヴェーダは知識を意味し、バラモンに口頭で伝承されていた
 *それが文字化されたのがヴェーダ
 ☆「ヴェーダ」は4つの文書からなる
 *中心は讃歌や祭詞を含む「サンヒター(本集)」
 *祭儀について解説した「ブラーフマナ(祭儀書)」
 *秘儀を伝える「アーラニヤカ(森林書)」
 *哲学的な内容が展開された「ウパニシャッド(奥義書)」がある
 ☆神々への讃歌をつづった10巻の「リグ・ヴェーダ」が中心
 *そこにはの讃歌が含まれている
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『世界の宗教がざっくりわかる





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『アブラハム』『アッラー』『預言者ムハマンド』『天使ジブリール』『ハディース』

2024年07月26日 | 宗教
🌸イスラム教1

⛳モーセもキリストも出てくるコーラン
 ☆イスラム教は13億人の信者を抱え、世界第2位の宗教となった
 *信者数でカトリックを超えた
 ☆イスラム教で信仰の対象は「アッラー」である
 *アッラーは敬虔なイブラーヒームが信仰した神
 *イブラーヒーム、 ユダヤ教、キリスト教に登場する
 *イブラーヒームは、 ユダヤ人やアラブ人の祖アブラハム
 ☆アブラハムはサラと婚約しイサクという子どもを授かる
 *神はアブラハムに、ひとり子を犠牲にするよう求めてくる
 *敬虔な信仰をもつアブラハムは、その神の指示に従う
 *イサクを犠牲に捧げようとする
 *神はアブラハムが揺るぎない信仰を確かめて納得した
 *アブラハムを止め、イサクを解放する
 ☆アブラハムの信仰を試した神がアッラー
 *一神教の伝統では、神はしばしば人間の信仰を試す
 ☆アブラハムが信仰するアッラー
 *イスラム教、ユダヤ教の神でもあり、キリスト教の神でもある
 ☆3つの宗教は、異なる道を歩む
 *決定的な要素となるのが、「預言者」のとらえ方
 *ユダヤ教からキリスト教、イスラム教へと連なるセム的一神教
 *神のメッセージを預かりそれを他の人間に伝える預言者が重視される
 ☆ユダヤ教は、さまざまな預言者が出現
 *人間に対して警告を与えた(旧約聖書の各文書に記されている)
 *ユダヤ教からすれば、キリスト教の開祖イエス・キリストも
 *あまた存在する預言者の1人
 ☆キリスト教ではイエスを預言者としてはとらえず
 *人と神と両方の性格をもつ存在であるとした
 *中心的な教義である三位一体を構成するとした
 *イスラム教で、イエスはユダヤ教と同様に預言者の1人とする
 ☆イスラム教では、ムハンマドは最高で最後の預言者であるとされ
 *重要な地位が与えられることになった
 ☆イスラム教徒が自らの信仰を告白する「シャハーダ」
 *アツラーの他に神はなし
 *ムハンマドはアッラーの使徒なりと唱えるよう定められている
  ☆ユダヤ教徒やキリスト教徒
 *ムハンマドを預言者としてさえ認めいない

⛳ムハンマドは聖徳太子と同時代入
 ☆ムハンマドが商人だった
 *ムハンマドは、メッカのヒラー山の洞窟に籠もり瞑想の日々を送った
 *瞑想中のムハンマドの前に天使ジブリールがあらわれた
 *神のメッセージを次々と伝えるようになる
 *やがてムハンマドは預言者としての活動をはじめる
 *ムハンマドに伝えられた神のメッセージを集めたのがコーラン
 ☆イスラム教に限らず開祖を抱く創唱宗教一般に言えることだが
 *教団が形成されたばかりの初期の段階では
 *世俗の社会を強く批判し、終末論的な教えが集中的に説かれる
 *あらゆる宗教は「カルト宗教」としてはじまる
 ☆社会との軋蝶も大きく対立を生んだり迫害を受けたりする
 *しだいに教団がその勢力を拡大し社会に一定の基盤をもつと
 *教えの内容も変化し、カルト宗教的な段階を脱していく
 *イスラム教でも、メッカ啓示とメディナ啓示の違にそれが現れている

イスラム教の神道との共通性
 ☆コーランのなかに
 *一方に終末論的なメッセージが含まれ
 *一方で日常的な信仰生活の重要性が説かれたことで
 *イスラム教は「2重性」をはらむことになった
 ☆社会に危機的な事態が生まれ
 *信仰者が迫害されるような時代には
 *メッカ啓示が脚光を浴び、運動は終末論的な色彩を帯びていく
 *それが、現代のイスラム教原理主義過激派の淵源にもなる
 ☆平和な時代においてはメディナ啓示の方が重視される
 ☆聖典としてコーランに次ぐ地位を与えられている「ハディース」
 *ハディースはムハンマドの言行録である
 *ムハンマドはどの様な行動をとり、ことばを残したかを記録したもの
 ☆イスラム教における儀礼的な「五行」
 *日本の神道に近いのではないかという印象さえ受ける
 *イスラム教と神道の目的は共通している
 *モスクには神社の手水合のように、礼拝に来た者が
 *自らのからだを浄めるための水場も用意されている
 *イスラム教の断食も、神道の精進潔斎と重なる
                        (敬称略)
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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『アブラハム』『アッラー』『預言者ムハマンド』『天使ジブリール』
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『キリスト教多神教』『教会の権威』『予定説』『神は死んだ』

2024年07月25日 | 宗教
🌸 一神教と多神教は対立するか5

⛳教会の絶対的な権威
 ☆キリスト教一神教の系譜だが、多神教的な要素を取り込んだ
 *信仰としては一貫しておらず、合理性を欠いた宗教である
 *キリスト教は、初期に迫害を受けた結果、終末論の傾向が強い
 *直にイエスが再臨し、最後の審判が訪れるという信仰が成立した
 *実際には再臨も最後の審判も訪れなかった
 *キリスト教は非合理な信仰をそのなかに含む
 ☆新宗教的な宗派を除くと
 *カトリックのように教義を定める宗教は少ない
 ☆カトリックでは、ローマ教皇を頂点に抱く教会
 *秘跡を通して救済を与える役割を果たす
 *罪の贖いを軽減する贖宥状が献金と引き換えに与えられた
 *教会にはそれだけの権力が備わっていたのだ

救済の方法が無いプロテスタント
 ☆プロテスタントは、救済を与える権利は教会には与えていない
 *それはもっぱら神の力にのみよると考えられた
 *個々の信者は神と直接接触できない以上
 *自分が救済されるのかどうかを知ることができない
 ☆ジャン・カルヴァンなどが「予定説」を唱えた
 *神によって救済される人間は予め決定されているが
 *本人にはそれが分からないという主張が展開された
 *神の絶対性を強調するので、民衆が救済される機会を奪う
 *キリスト教の力を衰退させる要因ともなった
 ☆近代に入って、科学が発達し産業が勃興すると
 *宗教は非科学的で遅れたものと見なされるようになる
 ☆ニーチェの言葉「神は死んだ」
 *その存在意義を根底から疑われるようになった
 *それはキリスト教の衰退に結びつき
 *社会から宗教の影響力が失われる世俗化が進行する

救済の方法がないプロテスタント
 ☆西ヨーロッパで近代的な国民国家が台頭し、教会の革新運動が起こる
 *それが「宗教改革」となってプロテスタントの諸宗派を生む
 * ローマ教会はカトリックと呼ばれるようになった
 ☆プロテスタント、教会権力に代わって聖書中心主義の立場がとられる
 *ラテン語でしか読めなかった聖書の各国語訳が誕生する
 *カトリックとの決定的な違いは聖職者の存在を否定した
 ☆俗世を捨てて出家し神のみに仕える司祭や修道士
 *プロテスタントには存在しない
 *プロテスタントの宗教的な指導者である牧師は妻帯する
 ☆聖職者の頂点に位置するローマ教皇のような存在
 *プロテスタントからは一掃された
 *聖なる世界と俗なる世界が決定的に対立する構造が崩され
 *2つの世界は融合することになる
 *聖なる世界を司る教会権力の弱体化に結びついた
 ☆イギリス国教会
 *カトリックとプロテスタントの中間的な形態を示す
 *イギリス国教会では、 ローマ教皇の支配から離れ
 *聖職者の妻帯を認め、カトリックに類似したミサは受け継がれている
                        (敬称略)
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               (プロテスタントより資本主義の誕生)


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『聖なる世界』『共観福音書』『キリスト教=多神教』『迫害=殉教者』

2024年07月24日 | 宗教
🌸一神教と多神教は対立するか4

⛳聖なる世界だけを律する
 ☆キリスト教がユダヤ教の枠を脱したのは
 *イエスの死後、伝道者のパウロの業績による
 *パウロの布教活動で、キリスト教はローマ帝国に広まっていく
 *キリスト教はユダヤ人のみを対象とする民族宗教の枠を脱して
 *世界宗教へと発展していく
 ☆ローマ帝国が求めたのは
 *聖なる世界と俗なる世界とを分離した上で
 *聖なる世界のみを律する宗教
 *その条件にキリスト教は合致した
 *その為、キリスト教に国境を超えて広がる
 ☆近代に誕生した宗教研究
 *世界観を背景に成立しキリスト教を基準に
 *他の宗教をとらえ、その価値を判断する傾向が強い

イエスの教えを知らなかったパウロ
 ☆福音書以外に、イエスの生涯を語る歴史的な史料は存在しない
 *共観福音書は、イエスが殺されてから、数十年後に書かれる
 *パウロの書簡はそのあいだの時期に執筆されている
 *イエスの死、パウロの書簡の執筆、共観福音書の成立の順番
 *パウロの書簡では、イエスの言動紹介されていない
 *十字架にかけられて殺されたイエスが復活したと述べられている
 ☆「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ」の隣人愛の教え
 *イエスに独自なものだと考えられているが
 *旧約聖書でも述べられているおり、ユダヤ教にもある
 *キリスト教独自の教えとは言えない
 ☆パウロの書簡を読んだかぎりでは
 *イエスが具体的に何をし何を説いたのか、必ずしも明確ではない
 ☆パウロなどの力で復活信仰が広まっていくと
 *イエスの生涯を美化しようとする動きが生まれ
 *神聖な存在としてのイエスの伝承が創作されていった
 *最初、信者間に、口頭で伝えられていただけだったが
 *福音書にまとめられるようになる
 ☆3つの共観福音書が存在するのも
 *いくつもの伝承があって、1つに整理できなかったから
 ☆キリスト教はイエスの説いた教えで形成された宗教ではない
 *三位一体論は、本来一神教であるはずのキリスト教に
 *多神教的な側面をもちこむことになった

⛳キリスト教は、多神教への変質した
 ☆キリスト教はローマ帝国によって公認される
 *そこから世界宗教への道を歩むことになる
 ☆キリスト教、それ以前の段階ではくり返し迫害を受けた
 *その際には、多くの「殉教者」を生んでいる
 *パウロも処刑されたとされている
 *迫害は、キリスト教がローマ帝国の宗教を否定し
 *皇帝崇拝などを拒否したから
 ☆迫害によって殉教者が多く出たことは
 *キリスト教のあり方に大きな影響を与えた
 *殉教者が「聖人」として信仰の対象となっていった
 ☆教会や聖堂では特定の聖人の聖遺物を祀る
 *中世のヨーロツパでは、聖遺物に売買や略奪さえ起こった
 *キリスト教に多神教の信仰とともに偶像崇拝をもちこむ
 *聖人「守護聖人」としてキリスト教徒を守護する役割を担う
 ☆熱心な宣教師は布教活動を実践するなかで
 *現地の異なる宗教と衝突し、迫害を受けることを望むようになる
 ☆厳格な一神教を志向するイスラム教徒の目からすると
 *キリスト教は父なる神、母なる神、子なる神を信仰する多神教に見える
 ☆キリスト教は、多神教において見られる偶像崇拝と同一
 *キリスト教がその勢力を拡大していく上では
 *多神教的な側面を取り入れたことが役立った
 *それが、地域における土着の信仰を取り込んでいくことを可能にした
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                       (聖人)
                        (聖なる世界)
『聖なる世界』『共観福音書』『キリスト教=多神教』『迫害=殉教者』
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『セム的ー神教』『ユダヤ教』『ディアスポラ』『法の宗教』『ユダヤ人の迫害』

2024年07月21日 | 宗教
🌸一神教と多神教は対立するか2

⛳ユダヤ教、金融業への進出
 ☆一神教の系譜を追う
 *モーセは、 エジプト人の奴隷の同胞の民をエジプトから連れ出す
 *モーゼは、シナイ山で神から「十戒」を授かる
 *そこにで、ただ一つの神を信仰するよう定められている
 *神は、モーセに偶像崇拝が禁じている
 *神の戒めがユダヤ教からキリスト教、イスラム教に受け継がれる
 *そこで、セム的一神教の系譜が成立する
 ☆現代の社会で考えてみると
 *ユダヤ教を信奉するユダヤ人の存在は極めて重要だ
 ☆宗教のユダヤ教と民族としてのユダヤ人との関係
 *ユダヤ人がすべてユダヤ教の信者であれば問題はないが
 *キリスト教に改宗したユダヤ人は少なくない
 ☆ユダヤ教は、宗教と民族との概念が複雑に絡み合っている
 *ユダヤ人国家イスラエルへの帰還法で
 *ユダヤ人の定義を途中で変更した
 ☆現代社会では、 ユダヤ人が活躍している領域がある
 *経済や金融、映画や音楽の領域
 *ユダヤ人が差別を受け、その領域で活躍の場を広げるしかなかった
 ☆ユダヤ教でも利子をとることは禁じられている
 *異教徒であるキリスト教徒から利子をとることは許されている
 *ユダヤ人は、キリスト教徒から利子をとることで金融業に進出した

祖国を失ったことで残った民族と宗教
 ☆セム的一神教も、ユダヤ教の影響を受けて成立した
 *ユダヤ教とキリスト教・イスラム教を比較したとき
 *キリスト教とイスラム教に開祖がいるが、ユダヤ教には開祖がいない
 ☆ユダヤ教は、民族宗教で、特定の民族だけを信奉者とする宗教
 *故国を追われたユダヤ人の周辺地域への離散「ディアスポラ」
 *ディアスポラが起きなかったら、ユダヤ教の運命は違っていたはず
 *ユダヤ教は、後発のキリスト教かイスラム教のどちらかに吸収され
 *宗教としての独立性、自律性を保持できなかったはず
 *ディアスポラという事態が、ユダヤ教に故国を離れた
 *民族宗教という特異な形態を与えた

⛳ユダヤ人が迫害され理由
 ☆ユダヤ教に限らず民族宗教で
 *宗教で信仰される神が祀られる場所が重要な役割を果たす
 (日本の神道も民族宗教で、神社に神を祀る)
 *祖国の喪失は民族宗教の根幹を揺るがす事態になる
 ☆祖国の喪失で
 * ユダヤ教がそのアイデンテイティーを保持するためにとった方向性
 *「神殿の宗教」から「法の宗教」への転換であった
 *ユダヤ教では「ハラハー」がユダヤ法が決定的な重要性をもっている
 (イスラム教では「シャリーア」イスラム法が重視される)
 (仏教に仏法が重視され、その法は「ダルマ」)
 ☆ユダヤ教徒はハラハーに則ってその生活を成り立たせていく
 *イスラム教徒はたえずシャリーアに沿い自分たちの生活を律していく
 *キリスト教には特有の法がなく、そこに大きな差異がある
 ☆近代に入ると、ヨーロッパでは市民革命を経て国民国家が形成される
 *国民国家は国家全体に共通した世俗的な法律で成り立つ社会
 *ユダヤ教の様に、独自の法をもつような民族集団の存在は都合の悪い
 *その存続を許すわけにはいかなかった
 *国民国家では、ユダヤ人もハラハーではなく国家の法律に従うのが必要
 *国家に忠誠を尽くすことが求められた
 * ユダヤ教は民族集団の法的な規範を与えるものとしてではなく
 *内面的な信仰に基礎をおく宗教としてしか許容されなくなる
 *これは、 ユダヤ教を大きく変えることに結びついた
 ☆自由な環境を求めて、アメリカヘと移住するユダヤ人が増加
 *アメリカの各都市にはユダヤ人街が形成されていった
 *アメリカが国力を増し、世界に対する影響力を強めることで
 *経済の世界で強いユダヤ人の影響力も強化されていく
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『ユダヤ人の迫害』
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『一神教=多神教の側面が(聖母・聖人)』『仏教の神=空・無』

2024年07月20日 | 宗教
🌸一神教と多神教は対立するか1

⛳西洋は「神」、東洋は「空・無」
 ☆日本では、 一神教と多神教とが対立するものと考えられている
 *一神教ではもっばら一つの神だけが信仰の対象になるために
 *他の神々が排除され排他的な傾向が生まれる
 *多神教では多様な神々が信仰の対象で、優劣がつけられない
 *異なる信仰に対しても寛容であると日本では理解されている
 *一神教が批判の対象にされることが多い
 *「砂漠の宗教」と「森の宗教」の対立の風土論が重ね合わされる
 ☆一神教は自然環境が厳しい砂漠で生まれた信仰に対して厳しい
 *豊かな自然に恵まれた森のなかで育まれた多神教とは、性格が異なる
 ☆日本人には、一神教と多神教との対比で八百万の神を信仰する点で
 *多神教、日本の宗教の寛容性を高く評価しようとする
 *価値判断が強く働いている

⛳一神教のなかに多神教的な側面を見出せる
 ☆キリスト教の三位一体の教義において
 *父と子と聖霊一体であるとされるが
 *その考え方に多神教的な神観を見出せる
 *キリスト教では、時代を経るにつれて
 *聖母マリアに対する信仰が高まりを見せる
 *父なる神やイエス・キリスト以上に信者たちの信仰を集めてきた
 ☆神学の世界においてもマリアの重要性は増してきている
 *聖人、聖者の信仰もしだいに盛んになってきた
 *聖者に対する信仰は、日本の八百万の信仰にかなり似ている
 *ご利益信仰である点で共通しているからだ。
 ☆キリスト教以上に唯一絶対の神への信仰を強調するイスラム教
 *やはり聖者信仰が盛んである
 *神の絶対性が過度に強調されると
 *人間界との関係は希薄になり
 *日常的な悩みや苦しみからの救いを神に期待できなくなる
 ☆そこに、より身近な存在である聖者の役割がある
 * 一神教にも多神教的な側面が見られる

⛳仏教は、創造神話自体が存在しない
 ☆仏教では、私たちが生きている世界の究極的な原理として示されるのは
 *「空」や「無」といったとらえ方である
 ☆仏教では、あらゆるものは固定的な実体をもたず
 *絶えず生成と消滅をくり返していくにもかかわらず
 *それに執着するところに苦が生まれるというのが
 *仏教の基本的な認識である
 *そこから仏教的な救済論が形成される
 (一神教における神に対比されるものは、空や無)
 ☆仏教では、世界の成り立ちを説明する際に空や無を前提とし
 *因果にもとづいてさまざまな現象が生み出されるとする
 *その因とのくり返しが現実の世界の多様性を生み出していく

多神教の仏教に対し、一神教の立場からすれば
 ☆さまざまな神々を同時に信仰する多神教
 *劣った存在を崇拝する偶像崇拝として批判の対象になる
 *近代の進化論的な科学観で、多神教から一神教への進化が説かれた
 ☆空や無というとらえ方
 *絶対的な神の存在を否定し
 *世界の究極的な姿を虚無としてとらえる点で  
 *根源的なニヒリズムとして受け取られる可能性がある
 ☆神のような究極的な実在がないからこそ
 *人間は自由であり、世界は多様な姿をとり豊だととらえる
 ☆一神教と多神教という側面からではなく
 *神と空、神と無という視角から
 *西洋の宗教と東洋の宗教とを対比させるべきなのである
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『「神の見えざる手」市場原理』『エリアーデ』『二元論的宗教観』

2024年07月19日 | 宗教
🌸はじめに2

「神の見えざる手」の働きを強調する市場原理主義
 ☆世界を創造した唯一絶対の神への信仰
 *市場原理主義ということば自体
 *宗教的な原理主義の台頭を背景として生み出されてきたもの
 ☆日本人には、神道や仏教、中国の宗教の影響受けてきた
 *強大な力をもち、世界の動向に決定的な影響力を与える
 *巨大な神への信仰は形成されていない
 ☆宗教によって形成された物の見方、世界観は簡単には変化しない
 *グローバル化が進み、宗教の重要性が増してきた現代
 *現代に生きる私たちも宗教の存在を無視することはできない
 *宗教についてしっかりとした知識と認識もつことが必要
 ☆「無宗教」を標榜する日本人
 *宗教について十分な知識をもちあわせていない
 *宗教をどうとらえるべきなのか、明確な認識ができていない
 *それは、日本人にかぎらず世界中のどの国の人間にも当てはまる

⛳いったい宗教とは何なのか
 ☆宗教について研究したり、それを論じる人間
 *何らかの信仰をもっていることがほとんど
 *強い信仰をもっている場合も少なくない
 ☆特定の信仰をもつ人間
 *自分たちの信仰に価値があり
 *そこにこそ真実があると考える
 *その宗教における世界観や宇宙観をもとに
 *他の宗教を分析し、評価しようとする

エリアーデ
 ☆『世界宗教史』で、エリアーデ客観的な記述を目指してはいるが
 *彼が育った東ヨーロッパにおけるキリスト教のあり方が強く影響し
 *そこに宗教の理想を見いだそうとする傾向がある
 ☆一定の信仰をもつ立場から描き出された宗教の姿
 *客観性をもちうるものなのかどうか、どうしても疑問は残る
 ☆無宗教を標榜する日本人
 *日本の風土に根づいてきた宗教文化の影響を受け
 *特定の宗教観を形成しているが
 *明確な信仰をもつ場合と、特定の信仰をもたないという場合では違う
 ☆他の宗教を客観的、中立的に説明していく上では
 *特定の信仰をもつことは邪魔になる
 *日本人は、無宗教であることによって公平な立場を確保しやすい

ゾロアスター教やマニ教といったイランの宗教
 ☆マニ教などは、実際の宗教勢力としては消滅していった
 ☆二元論的宗教観、世界観、現在でも世界の宗教に強い影響を与えている
 *宗教的なテロリストも、反テロ戦争の政治的な指導者も
 *善悪二元論に囚われてしまっている
 *彼らは、広い意味でのマニ教徒であるとも言える
 ☆一般の人たちが宗教について学ぶ機会は限られている
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⛳出典、『世界の宗教がざっくりわかる』

                 (株価の変動、まさにそうですね)




『「神の見えざる手」市場原理』『エリアーデ』『二元論的宗教観』
(ネットより画像引用)
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『近代化の時代と宗教』『新興宗教の台頭』『宗教とテロ』

2024年07月18日 | 宗教
🌸はじめに1

欧米の先進国を中心に近代化が起きた
 ☆科学の時代となり、合理性を欠き迷信に近い宗教衰退していく
 *その予測の指摘は的中し、先進国では、宗教が社会的な影響カを失う
 *「世俗化」という事態が進行している
 ☆しかし、宗教にはしたたかさがある
 *グローバル化と並行する高度な情報化が進展する
 *近代化を推進して主体となってきた国民国家は衰退した
 *国家の庇護を受けられない人々を合する受け皿として
 *宗教の果たす役割は、かえってその重要性を増している
 ☆従来の既成の宗教に代わって、新宗教が勢力の拡大現象も起きた
 *新興国や産油国が力をつけ、経済発展をとげると
 *宗教の著しい復興という事態が起こる
 *アメリカでの同時多発テロなどに代表される
 (イスラム教原理主義過激派による無差別テロ)

⛳世界中でテロが頻発
 ☆自爆テロという手段が用いられ被害は拡大した
 *自爆テロに「殉教」という宗教的な意味が与えられ、テロが頻発した
 ☆聖書の教えを文字通りに実践しようとするキリスト教原理主義
 *アメリカの中西部にその勢力を伸ばしてきた
 *それが共和党の保守的な政治基盤となりレーガン政権を誕生させた
 *アメリカの政治に強い影響力を発揮する

⛳利子を否定するイスラム金融がイスラム諸国で採用される
 ☆欧米の金融機関でも、そのシステムを取り入れるところがでた
 *イスラム法「シャリーア」に忠実であろうとする考えの台頭である
 ☆中国でも、驚異的な経済成長が続く
 *恩恵に与かれない人間を救済する役割を果たすものとして
 *法輪功のような新宗教が瞬く間にその勢力を拡大した
 *法輪功は中国当局によって弾圧されたものの
 *キリスト教の地下教会などは信者を増やしている
 ☆中国では、一時その力を失っていた仏教
 *国民の関心をふたたび集めるようになった
 *伝統のある仏教寺院などは活況を呈するようになってきた
 ☆宗教は、その教えを伝え、儀礼を実践させるだけのものではない
 *特定の宗教を信仰する人々のこころのなかにまで影響を与える
 *個人の物の見方、世界観を形作る役割を果たす
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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『近代化の時代と宗教』『新興宗教の台頭』『宗教とテロ』
『世界の宗教がざっくりわかる』記事他より記事画像引用)
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神道墓地「石浜霊園」「死生観」「天照大御神」

2024年04月20日 | 宗教
🌸何故、神社がお墓を持っているのか?

 ☆荒川区散策し、神道墓地「石浜霊園」が有りました
 *神社が「お墓」を持つ?と感じました
 ☆私の見解は
 *一般的には、神社は神々を祀る場所
 *お墓があるのは寺院や墓地の方が一般的
 *何故、神社にもお墓が存在するのか
 *一般的な神社のあり方とは言えないのではとの疑問を持ちました
 ☆CHATGPTで調べました
 *一部の地域、宗派により神社がお墓を持つケースもあるとの事
 *その場合、神社の墓地は神社の管理下し、神社の神職が管理を行う
 *しかし、これは一般的な神社のあり方とは言えない
 *一般的には、神社は神々を祀る場所である
 *お墓は寺院や墓地に設けられることが多いとの事

神道墓地「石浜霊園」の説明より
 ☆神社信仰は、結婚式や初詣な私たちの暮らしに深く浸透している
 ☆2000年に、その神道を信仰する方々のために
 *本格的神道式墓地「石浜霊園」を創設した
 ☆由緒正しき石浜神社による心を込めた懇ろに
 *祖先の"みたままつり"は自然な安らぎに満ちている

神道墓地とは
 ☆私たち日本人の伝統的な信仰である"神道"により
 *祖先のみたまをおまつりする霊園が神道墓地
 ☆日本固有の葬儀を土台に整えられた
 *神道式で行う葬儀を神葬祭といい
 *戒名もなく、素朴で儀式もわかりやすく、広がりを見せている

神道Q&A(石浜霊園ネット説明より)

 ☆現在、神道以外の宗教なのですが?
 *今までの宗教は問いませんが、神道に改宗することが必要です
 ☆神道に改宗するとは
 *祖先を崇拝するということ自体は、変わりありません
 *葬儀をはじめ年祭(法要)などが神道の形式にて行われる
 *家庭では神棚とは別に祖霊舎(仏壇)を設け、霊璽(位牌)をお祀る
 ☆石浜霊園では、管理費や神社への寄付
 *年間12,000円の信徒護持会費をお納め頂く以外不要です
 ☆信徒護持会とはどのようなものですか?
 *石浜霊園にお申し込みされた方々が信徒護持会員
 ☆戒名はあるのですか?
 *神道には戒名はなく、全て本名のあとに『命』をつける
 ☆墓石には何と彫るのですか?
 *「○○家之墓」「○○家之奥津城」などが一般的
 *「奥津城」とはどういう意味は、「お墓」のこと
 ☆線香は供えするのですか?
 *一般的には線香は供えませんが、燈明は供えます
 ☆神道にも塔婆はあるのですか?
 *神道の場合には、地域によりかなりの違いがある
 ☆神葬祭には焼香はないのですか?
 *一般的には焼香はせず玉串を捧げ、数珠も使いません
 ☆神葬祭(葬儀)は、いつ頃始まったのですか?
 *仏教伝来以前は有りました
 *仏教伝来以降は、急速に仏教形式の葬儀が普及
 *江戸時代になると寺請制度が実施され、その傾向が益々強くなった
 *明治時代になると一般人に至るまで神葬祭許可されるようになった

神社神道の死生観(石浜神社ネット説明より)
 ☆神道は祖先を崇敬する信仰が基になっている
 *氏族の始祖を氏神として崇敬し
 *祖先を自分たちの守り神として崇敬する
 ☆人は死後、家族や親族を見守る霊となって
 *祖先神の仲間入りをすると考えられている
 ☆祖先の神々から出た地球上で生きている生物
 *やがて一生を終えると祖先の神々の所へ帰っていく
 *この人と神の連続性は、神道の大きな特徴
 ☆日本人の生命は、祖先から自分へ、自分から子孫へと
 *永遠に「血」と「心」の連続を形成する
 *これは霊魂の不滅、霊魂の引継ぎとも言える
 ☆私ども日本人の「霊」は、わが家、わが郷土、わが国に留まって
 *祖神と共に子孫の繁栄を見守り
 *その一方で子孫からのお祭りを受ける

天照大御神はどういう神様ですか?(石浜神社ネット説明より)
 ☆私たちには誰にでも両親がいて、それは代々続いている
 *そのたどり着く先が日本民族の大御祖と仰がれる天照大御神
 ☆天照大御神は、天を照らす太陽を象徴です
 *太陽そのものを神とするのでなく
 *太陽に例えられるような
 *偉大で明るい立派な日本民族の祖神を意味する神さま
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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⛳出典、『石浜神社ネット説明』『CHATGPT』



神道墓地「石浜霊園」「死生観」「天照大御神」
(ネットより画像引用)
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「院号」「道号」「法号」「居号」(最終回)

2024年04月19日 | 宗教
🌸戒名

 ☆院号・道号・法号・位号などで構成される

戒名(法名)の意味あい
 ☆本来、仏教の「戒」を守ることを誓った仏教徒が僧から授かる名
 *戒名は、生前に与えられるものだった
 ☆現在は、葬儀のときに授戒や引導の儀式で
 *在家信者でも仏弟子となり、戒名を授かることができる

⛳戒名は、二字、四字、六字の場合がある
 ☆前後にさまざまな尊号をつける
 *構成は、院号、道号、法号、位号となっている
 ☆戒名のつけ方や文字などは、宗派によって違いがある
 *密教系の天台宗、真言宗
 (院号の上に「ア」という梵字を書き添える)
 *浄土宗
 (院号の上に「キリーク」の梵字をつける)
 *浄土真宗では戒名を「法名」という
 *禅宗系の臨済宗や曹洞宗
 (位号の下に「霊位」という置き字つける)
 *日蓮宗
 (この世を浄土とするべきとの教えである)
 (戒名を必要としないので、「法号」と呼ぶ)
 (法号は、男性には「法」と「日」、女性には「妙」と「日」を使う)
                          (敬称略)
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⛳出典、『比べてわかる!日本の仏教宗派』


「院号」「道号」「法号」「居号」(最終回)
(『比べてわかる!日本の仏教宗派』記事より画像引用)
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宗派により異なる焼香

2024年04月18日 | 宗教
🌸焼香

 ☆宗派によって異なる、線香と線香の作法

⛳浄土真宗では抹香を額におしいただく
 ☆仏教において、香気は仏の使いとされる
 *仏前を浄め、人の心を清浄にする意味を持つ
 ☆通夜や告別式で焼香をするのも
 *浄めと故人へ哀悼の意を示すためである
 ☆焼香の基本的な作法
 ①遺族へ一礼し、祭壇に一礼し焼香台の前で合掌する
 *抹香を親指、人差し指、中指でとり、額へいただいて香炉へくべる
 ➁ふたたび合掌して低頭した後、遺族に一礼してから退く

焼香の回数は宗派により1~3回と違っている
 ☆密教系の天台宗や真言宗、焼香の回数は3回
 *浄土宗には特別な決まりはない
 *1~3回のうちいずれでもよい
 (真宗本願寺派は1回、真宗大谷派は2回)
 ☆浄土真宗、抹香を額へおしいただなくてよい

宗派により異なる焼香
(「比べて分かる日本の仏教宗派」記事より画像引用)
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「葬儀」「引導」「戒名」「悟り」

2024年04月17日 | 宗教
🌸お葬式の本来の意味

⛳葬儀は、故人が仏道をおさめるための儀式
 ☆仏教における葬儀とは
 *故人が亡くなった直後仏道をおさめるために
 (無事に成仏してその魂が救済されるように)
 *仏弟子として戒律を授ける授戒の儀式である
 *悟リヘと導く「引導」を渡すための儀式だ

各宗派の教で、儀式の進め方が違ってくる
 ☆「引導」とは
 *仏教と無縁な生き方をしている人に
 *仏法を教えて導くことを意味する
 *引導を葬儀の中心に据えるのが
 ☆密教系の宗派の天台宗や真言宗の葬儀
 *引導をつかさどる儀式の僧のことを導師と呼ぶ
 ☆臨済宗や曹洞宗などの禅系の宗派の葬儀
 *引導が中心となり、密教系の宗派と同じ
 *導師が棺の前で引導の法語を唱える
 ☆日蓮宗の葬儀
 *故人を霊山浄土へ送るための儀式として行なう
 *葬儀の会場『法華経』が説かれる会座とするため
 *曼茶羅を掲げ、「南無妙法蓮華経」を3回唱える
 ☆浄土真宗
 *故人は阿弥陀如来により、極楽浄土ヘ往生する決まっていると考える
 *葬儀はあくまで阿弥陀如来に感謝する儀式
                          (敬称略)
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「葬儀」「引導」「戒名」「悟り」
『比べてわかる!日本の仏教宗派』記事より画像引用)
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「如来」「菩薩」「明王」「天」

2024年04月16日 | 宗教
🌸本尊

 ☆寺院毎に異なる本尊と宗派との知られざる関係

⛳本尊は宗派の教えにもとづいて決まる
 ☆本尊は各宗派によって定まっている
 ☆他宗派から改宗した寺院などは
 *以前の宗派の仏像などを本尊としてそのまま祀り続けていることもある
 ☆天台宗の本山比叡山延暦寺
 *本山の四宗融合の性格から、各僧侶の修行中のお堂によって
 *本尊が違うという形式をとる寺院もある

⛳仏の種類
 ☆仏教には多様な仏が存在する
 ☆「如来」「菩薩」「明王」「天」の4つに分けられる
 ☆如来、心理に目覚めめた者、仏陀のこと
 *釈迦如来は、あらゆる仏のなかの最高位にある
 *極楽浄土へ導いてくれる阿弥陀如来
 *病を治してくれる薬師如来など
 ☆菩薩、悟りを求めて修行しながら苦しむ人々を救う像のこと
 *仏になる前の位の”未来の仏”である
 *さまざまな姿に変化して人々を救う観音菩薩等
 ☆明王、如来の教えに従わない人々を懲らしめ導く存在
 *代表的なのが不動明王
 ☆天、古代インドでのバラモン教やヒンズー教の神々
 *神々が、仏教に帰依したもの
 *如来や菩薩の脇侍として守護する役目をもつ
 *現世での利益をもたらす役目も負う
                          (敬称略)
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「如来」「菩薩」「明王」「天」
『比べてわかる!日本の仏教宗派』記事より画像引用)
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「総本山・本山」「本末制度」「8万の寺院」

2024年04月15日 | 宗教
🌸総本山・大本山
 
 ☆全国8万もの寺院を統括する本末制度のしくみ

現在、日本には約8万もの寺院がある
 ☆各宗派には、総本山と呼ばれる総元締的な寺院がある
 *その下に本寺、中本寺、直末寺、孫末寺の寺院がある
 ☆「本山末寺制度(本末制度)」本末制度は江戸時代に誕生
 *江戸幕府は、寺院統制に乗り出し
 *諸宗の有力寺院に自宗の寺院や僧を統率するよう命じた
 ☆有力寺院の側も、幕府の統制を受けることは
 *その宗の本山の地位を保証されるので、積極的に応じた
 *幕府と有力寺院の利害関係が一致し、本末制度が成立した

一宗一本山とは限らない
 ☆現代の多くの家庭「お寺と檀家」、”家の宗派”にまでつながっている
 ☆代表的な本山
 *天台宗の延暦寺、浄土宗の知恩院、浄土真宗東西の本願寺
 *曹洞宗永平寺と総持寺、日蓮宗の久遠寺など
 ☆各宗派のなかがさらに細かく流派が分かれている場合
 *それぞれの流派が独自に本山を立てている
 ☆例、真言宗
 *古義真言宗が金剛峯寺を総本山
 *新義真言宗が根来寺を総本山
 ☆例、臨済宗
 *妙心寺派は、妙心寺が本山
 *大徳寺派は、大徳寺が本山
 *建長寺派は、建長寺が本山
                          (敬称略)
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『法華経』『5義』『三大秘法』

2024年04月14日 | 宗教
🌸日蓮宗教えー『法華経』

 ☆『法華経』を信じれば現世で人も国家も救われる

『法華経』を最重要視する理由
 ☆日蓮はあらゆる仏教経典のなかでも『法華経』が
 *釈尊の直接の教えであり、最高のものであると位置づけた
 *「南無妙法蓮華経」の題目を唱えれば
 *来世ではなく現世と未来で救われると説いた
 *人間ばかりか社会も国家も救われるとしたのである
 ☆『法華経』は、「諸経の王」といわれるほど重要な経典であった
 *その内容は簡単なものではなく、多くの人は読みこなせなかった
 ☆日蓮が教える『法華経』の真髄
 *「南無妙法蓮華経」の文字の題目のなかに凝縮されていると主張した
 *平易で誰でも実践可能な教えが、日蓮宗の教線拡大につながった

⛳日蓮は『法華経』を最も重んじた理由
 ☆日蓮は、教・機・時・国・序という5つの基(五義)を述べている
 *「教」は釈尊の教えのなかで、『法華経』が最も優れていることを知る
 *「機」は機根(能力)のことで、教えを受ける人々の能力を意味する
 *「時」は教えが広められる時期、日蓮は現世は末法の時代とした
 *「国」は教えが広められる場所
 *「序」は歴史と現状を見て、教えを広めるべき順序を知ること
 ☆日蓮はそれまで日本で広まった教えを見てみると
 *末法の時代に広められるべきなのは『法華経』であるとした
 ☆日蓮は末法の時代の日本に必要なのは
 *『法華経』以外に存在しないと結論づけた

日蓮が説く「三大秘法」
 ☆日蓮は、五義を実践する修行の基本として、三大秘法を説き示す
 ☆三大秘宝とは
 *本門の本尊・本門の題目・本門の戒壇という3つの法門を意味する
 ☆本門とは、『法華経』二十八品のうち
 *『法華経』の真髄が明らかにされる後半部分の14品のこと
 *そのなかでも「如来寿量品第十六」が中心となっている
 ☆「如来寿量品第十六」には、人々を救う唯一の教えは
 *「南無妙法蓮華経」の題目(一大秘法)とされている
 *一大秘法を凡夫が実践できるようにするために
 *日蓮が説き明かしたのが三大秘法なのである
 ☆本門の本尊
 *久遠実成の釈尊のことで、大曼茶羅に帰依することを意味している
 ☆本門の題目
 *仏と人間を融合させる「南無妙法蓮華経」の題目
 ☆本門の戒壇は、仏と人間が一体化する道場
 *正しく信仰が成立する場をさす
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