慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

法華寺&光明皇后道散策(11/9/6)

2011年09月06日 | Weblog
以前勤務先の同窓会が奈良で有り、
4日間奈良・大阪観光を楽しみました

  
法華寺(本堂)                   鐘楼(奈良時代は建物の中に有りました)

奈良ロイアルホテルに宿泊すると、半日コースで光明皇后縁の地を無料でガイドしてくれます
大変丁寧な、感じのよいガイドさんでした

法華寺
概況
*仏教寺院で、奈良時代には日本の総国分尼寺になりました
*本尊は十一面観音、開基は光明皇后です
*光明皇后ゆかりの門跡尼寺として知られてます
  (門跡寺院とは、皇族、貴族の子女などが住職となる寺院の称です)
*東大寺が全国の総国分寺であったのに対し、法華寺は総国分尼寺です
 (聖武天皇は741年、国分寺・国分尼寺建立の詔を発しました)
*法華寺は平安京遷都以後は次第に衰微し、平安時代末期にはかなり荒廃寺でした
本堂(重要文化財)
*寄棟造、本瓦葺き。正面7間、豊臣秀頼と淀殿の寄進で再建されました

十一面観音像(国宝)
*「天竺(インド)の仏師・問答師が光明皇后の姿を模してつくった」といわれている
*像はカヤ材の一木造。保存状態もよく、平安時代彫刻を代表する作品の1つである。


光明皇后自筆の書(蔵 正倉院)

光明皇后 701年~
生涯
*聖武天皇の皇太子時代に結婚し、夫の聖武太上天皇が崩御後には皇太后号にないりました
文化的活躍
*貧しい人に施しをする施設「悲田院」、医療施設「施薬院」を設置して慈善を行いました
*夫の死後、その遺品などを東大寺に寄進し、倉庫として正倉院が創設されました
コメント
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