🌸禅文化が花開いた臨済宗+黄檗宗(3)
⛳黄檗宗の影響と中興の祖・白隠慧鶴
☆戦乱の時代が訪れて、室町幕府の力が衰えていくにつれ
*五山派の禅寺は経済面での後ろ盾を失い、衰退の方向へむかう
*むしろ、妙心寺や大徳寺の系統の方が力をもつ
*近世になるとその系統が臨済宗を超える
☆明の時代に入った中国からの黄檗宗の伝来
*黄檗宗を伝えたのは、隠元隆埼という中国人の禅僧
*近世になるとその系統が臨済宗を超える
☆明の時代に入った中国からの黄檗宗の伝来
*黄檗宗を伝えたのは、隠元隆埼という中国人の禅僧
*黄葉宗は中国には存在せず、隠元は臨済宗の禅僧だった
*黄檗宗の名が用いられるようになるのは明治時代に入ってから
*当初は、「臨済正宗」を名乗っていた
☆中国の臨済宗
*太鼓腹の布袋を弥勒菩薩として祀る信仰が広まっており
*日本の万福寺でも布袋が祀られた
☆中国の臨済宗と日本の臨済宗のあいだに
*乖離が生まれていたことが、後の黄檗宗の独立に結びつく
☆江戸時代に黄彙宗が定着していくのは
☆江戸時代に黄彙宗が定着していくのは
*寺請制度が導入されたため
*九州の長崎に多かった中国人の残留者も
*自分たちが所属する寺院を必要とし、黄檗宗の寺院を建立したから
☆黄檗宗の寺院では
☆黄檗宗の寺院では
*禅僧が集団生活を送り、修行にいそしんでいた
*日本の臨済宗の禅僧たちにも影響を与えた
*日本の臨済宗の禅僧たちにも影響を与えた
*禅僧が修行を実践する場としての僧堂の復興運動が起こる
☆臨済宗は黄檗宗の影響を受けながら
☆臨済宗は黄檗宗の影響を受けながら
*江戸時代の中期には、白隠慧鶴が登場
*宗派の復興に力を発揮して、臨済宗中興の祖とされる
*白隠が導入したのは「看話禅」であった
☆看話禅
*座禅によって悟りをめざす「黙照禅」と対比されるもので
*老師が「公案」を与えることで弟子を悟リヘと導くもの
*看話禅は、中国の南宋の時代に確立された
*白隠が創案した公案の代表的なものに、「隻手音声」がある
*白隠が創案した公案の代表的なものに、「隻手音声」がある
(常識から禅僧を解き放とうとするものである)
*白隠に特徴的なことは、独自の禅画を描いたこと
*白隠に特徴的なことは、独自の禅画を描いたこと
*白隠の場合も、禅が芸術表現と結びつくことで広がりをもった
⛳臨済宗各派の成り立ち
☆臨済宗南禅寺派
⛳臨済宗各派の成り立ち
☆臨済宗南禅寺派
*五山の制度が確立されたときに
*別格とされた南禅寺を本山とする
*南禅寺は、応仁の乱で焼矢し、再興もままならなかった
*南禅寺は、応仁の乱で焼矢し、再興もままならなかった
*それを江戸時代に復興させたのが金地院崇伝
☆臨済宗国泰寺派
☆臨済宗国泰寺派
*富山県高岡市にある国泰寺を本山とし、中世には栄えたが
*明治の廃仏毀釈で哀え、現在の建物は
*明治時代に山岡鉄舟の助力で再興されたもの
☆臨済宗向嶽寺派
☆臨済宗向嶽寺派
*甲斐の武田氏の庇護を受けて発展
☆臨済宗天龍寺派
☆臨済宗天龍寺派
*京都嵐山の天龍寺を本山とし、開山は夢窓疎石
*室町時代には、京都五山の筆頭として栄えた
☆臨済宗相国寺派
*開山はやはり夢窓疏石である
*本山は、足利義満が創建した相国寺
*金閣寺(鹿苑寺)と銀閣寺(慈照寺)もこの派に属している
☆臨済宗永源寺派
☆臨済宗永源寺派
*滋賀県東近江市の永源寺を本山とする
☆その他の臨済宗寺院
*臨済宗方広寺派、浜松市の方広寺が本山で、明治に南禅寺派から独立
*臨済宗佛通寺派、広島が中心で、明治までは天龍寺派に属していた
*臨済宗興聖寺派、京都の興聖寺を本山とする
*臨済宗佛通寺派、広島が中心で、明治までは天龍寺派に属していた
*臨済宗興聖寺派、京都の興聖寺を本山とする
⛳臨済宗の各派の信者数少ない
☆他の宗派に比較して、信徒の数は多くはない
*最大の臨済宗妙心寺派で、信徒数は約35万人
*最も臨済宗国泰寺派で、わずか25人
☆臨済宗という宗派の存在感が他の宗派に比べて薄い要因
*注目度が低いのも、教団の規模が小さく
*いくつもの派に分かれているからである
(敬称略)
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⛳出典、『浄土真宗の檀家は多い』
『黄檗宗』『白隠慧鶴』『看話禅』『信者数』
(ネットより画像引用)
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