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「ミドリガイ」「ミドリ人間」「ウミウシ」

2023年09月18日 | 生命科学
🌸共生のルーツは「盗っ人」だった2

⛳ミドリガイと葉緑体の共生進化の過程
 ☆ミドリガイと盗葉緑体の共生の進化
 *ミドリガイは食べた藻類の細胞質も葉緑体も消化していた
 *あるとき消化されない葉緑体が出現した
 *葉緑体がミドリガイの細胞に保存され光合成 をした
 ☆「共生」した当初の盗葉緑体
 *コノハミドリガイの盗葉緑体のように数日しか保持されなかった
 ☆ミドリガイと盗葉緑体の共生の進化過程不明だが
 *ミドリガイが藻類の遺伝情報を獲得すれば
 *葉緑体維持タンパク質を自分自身で合成できる
 *栄養物を摂取する必要がなくなる
 ☆ミドリガイ「植物になった動物」といえる

ミドリ人間はできるか
 ☆葉緑体は培養細胞のなかで5日間生きていた
 *それは、葉緑体を維持するためのタンパク質がないので
 *5日間しか生きられなかった
 ☆iPS細胞に葉緑体を取り込ませて
 *葉緑体を維持するための遺伝子を導入すれば
 *光合成をするiPS細胞ができあがるかもしれない
 *人間に移植すれば、葉緑体と共生する人間ができる

 ☆「ミドリ人間」は、光を浴びさえすれば糖分が補給できるので
 *消化管系に問題を持つ難病患者を救える可能性がある
 ☆地球が消滅に近づいたとき
 *地球脱出を試みて宇宙空間での生存に成功するのは
 *ミドリ人間かもしれない

⛳毒を盗むウミウシ
 ☆ハワイ産のクシモトミドリガイ(ウミウシ)
 *ハネモの一種を食用としている
 *この海藻は毒素を保持している
 *この毒素で、海藻にとり、食害防止効果が得られる
 ☆コアラとユーカリの葉の関係とそっくりです
 *毒のあるユーカリの葉は大多数の動物には食べられませんが
 *コアラは有毒なユーカリの葉を食べることができる
 *ユーカリの毒を分解する酵素を持っているから
 ☆クシモト、ミドリガイは、毒素に耐性を持つばかりか
 *体内の毒素濃度が海藻内濃度で高め、蓄積している
 *この毒素を持つことによって
 *クシモトミドリガイもまた魚類に捕食されることを防御している
 *コアラはユーカリの葉の毒を解毒するが
 *クシモトミドリガイは毒を解毒せずに利用している
 *毒素を産生する細菌は藻類に強く依存している
 ☆細菌は、外界で生存するための遺伝子を失っています
 *そのため、細菌は藻類のなかでのな生息できます
 *この共生関係は、細菌にとって絶対共生ですが
 *藻類にとっては任意共生
 ☆遠い将来には、クシモトミドリガイも
 *毒素産生細菌の生存に関わる遺伝子を獲得して
 *この細菌と共生する日が来るかもしれない
 ☆ヤドクガエルのように、体色がカラフルであるのは
 *「自分は危険な存在ですよ」とアピールしている
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『「利他」の生物学』

                          ミドリガイ
                         ミドリ人間?
「ミドリガイ」「ミドリ人間」「ウミウシ」
(ネットより画像引用)

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