慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「愛国行進曲」「アジア解放」「糞尿譚 」

2023年09月05日 | 政治
🌸米英を撃ちてし止まむ 5

 ☆八紘一宇と大東亜戦争

⛳官製キャンペーンとしての「愛国行進曲』
 ☆八紘一字という考えを広めたのは「愛国行進曲」だった
 *第一次近衛内閣のもとではじまったのが
 *国民精神総動員運動という官製キャンペーンだった
 *歌詞とメロディーは一般より募集された
 ☆赤い血潮で 日の丸染めて 世界統一 してみたい
 *日本人が世界を股にかける、気宇壮大といえば聞こえはいいが
 *イギリスにとって代わる世界帝国を夢想していたとしか思えない

自国防衛かアジア解放か
 ☆民間の八紘一宇観がただちに政府の公式見解ではないが
 *八紘一宇はなんとなく時代の空気をあらわした言葉である
 *錦の御旗として掲げられると抗いがたく、動員されてしまう
 *こういうことばこそ、むしろ危険なのではないか
 ☆皇紀二六〇〇年の翌年、日本は米英二国に宣戦した
 *大東亜戦争のはじまりだった
 ☆日本の戦争目的が、自国防衛とアジア解放のあいだで
 *分裂していたとはよく指摘されることであるが
 *そんなことは開戦の興奮のなかでほとんど意識されなかった

「新しい『古事記』が書かれた」と喜んだ作家
 ☆明治維新での日本神話は近代化の為の口実だったが
 ☆昭和戦前期にいたり、ひとびとを鼓舞できる素材に変化した
 ☆早稲田大学や日本大学の校歌を書いた評論家で詩人の相馬御風
 *ヤマトタケルと草薙剣の故事を念頭におきながら
 *敵という醜い草を刈るのだと詠んだ
 ☆日中戦争に従軍中、「糞尿譚 」で兵隊作家火野葦平
 *シンガポール陥落を祝う詩で
 *新しい『古事記』が書かれたと喜んだ
 ☆詩人で作家の佐藤春夫も、大伴氏の言立てを引きながら
 *今日の日本軍将兵は黒潮やジャングルで屍になる覚悟だとたたえた
 *「新世紀の神話時代」がやってきたとうたった
 *この時代、神話はあたりまえに参照される時代だった

「撃ちてし止まむ』作曲の意図
 ☆戦時下によく参照されたのが「撃ちてし止まむ」だった
 *神武天皇が奈良盆地でナガスネヒコを討とうとしたとき
 *うたったとされる久米歌の一節「撃ちてし止まむ」
 *意味としては、敵を徹底的に撃ってやるぞの意味

 ☆久米氏は、大伴氏と並ぶ古代の軍事氏族だった
 *「撃ちてし止まむ」は、軍歌や戦争詩で読み込まれてきた
 *本格的に活用されたのは、陸軍記念日を機会に展開された
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『「戦前」の正体』




「愛国行進曲」「アジア解放」「糞尿譚 
(ネットより画像引用)

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