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『憲政の本義(吉野作造デモクラシー論集)』22(政治の本質)

2021年04月01日 | 政治
🌸『憲政の本義(吉野作造デモクラシー論集)』22

 ☆「一般民衆」の意思を重んじた思考
 *日本に普通選挙をもたらした
 ☆大正デモクラシを牽引した思想家
 ☆著者、吉野作造

⛳『憲政の本義』著者のプロフィール
 ☆明治維新とは、徳川幕府に反感を持った薩摩や長州の有力諸藩
 ☆「尊皇攘夷」のスローガンで、幕府を倒して新政府を立ちあげた
 *その行動は、一種の武力クーデターであった
 ☆民主主義社会の建設を明治政府中枢は考えていなかった
 *維新後、政府は長く藩閥勢力によつて牛耳られていた
 ☆その様な状況へ反発は強くなる
 ☆「大正デモクラシー(政治の民主化要求運動)」が起こる
 ☆『中央公論』に発表された吉野作造の論文『憲政の本義』

 *吉野の論文で、「民本主義」という概念を提唱した
 *「民主主義」とすると抵触する為考え出された造語
 (大日本帝国憲法では、天皇を国家元首と定めていた)

⛳『憲政の本義』での著者の思い
 ☆吉野はこの論文の中で、政治の目的
 *「一般民衆の利福」を向上させること主張する
 *政治の決定は「一般民衆の」意向で行うことを提言した
 *当時の日本の民衆にとり画期的な提言であった
 ☆大正デモクラシーは過熱した
 *吉野はそうした運動の中の理論的支柱だった

 *吉野自身は、一般民衆が政治権力者になるのは想定していない
 *民衆が権力者の候補を選ぶことができる状態にあればいいとした
 ☆吉野の提言は、天皇の存在を否定していない
 ☆吉野は、社会主義者、共産主義者などからは、嫌われていた
 ☆吉野は、マルクス主義を奉じるインテリ学生などから
 *「古い思想の持ち主」と批判される
 ☆吉野は、焦りもあったのか、晩年は社会主義への接近も見せた
 ☆しかし55歳の若さで病死する
                       (敬称略)
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⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、「世界史の教科書」


『憲政の本義(吉野作造デモクラシー論集)』22(政治の本質)
(ネットより画像引用)

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