慶喜

心意気
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『リピーター医師』『医療事件』『医療事故調査』

2024年11月21日 | 医療
🌸患者は避けられないのか

 ☆ 医療事故“リピーター医師”の衝撃
 *“1人の医師が複数の医療事故を繰り返す”
 *「リピーター医師」の問題が各地で相次いで発覚している
 ☆ある病院では1人の脳神経外科医が関わった手術で
 *8か月間に8件の医療事故が起きていた
 *事実は公にされないまま医師は別の病院に移ってしまった
 ☆医療事故を防ぐこともできないのではないか
 *父親を失った遺族の声に押され、実態を取材した

⛳「リピーター医師」による医療事件の概要
 ☆透析目的で入院したはずが・・・父を亡くした女性の訴え
 ☆その医師が関わった手術で8件の医療事故が
 ☆遺族が調査を求めても・・・事故調査の高い壁
 ☆事故報告に大きなバラつき 事故調査制度10年の課題

透析目的で入院したはずが・・・父を亡くした女性の訴え
 ☆看護師の女性は、去年入院中の父親を亡くした
 *90歳だった父親は、透析治療を続けていたが
 *新型コロナウイルスに感染
 *その日のうちに透析を受ける必要があり
 *大阪市内の民間病院に救急搬送された
 ☆入院から5日目の深夜、息を引き取った
 *死亡診断書にあった死因は「窒息による低酸素脳症」
 *新型コロナは直接死亡には関係していないとされていた
 *不信に思った女性がカルテを開示してみると
 *思いもよらないことが発覚しました
 ☆透析治療を目的に入院したはずなのに
 *父親がそれまで受けていたHDという透析を受けた形跡が
 *カルテに見当たらなかった
 ☆父親を亡くした女性
 *父親の入院『どういう適応で入院の判断かは不明』と書いてある
 *私の父親は透析目的で入院している
 *最初に対応した医師が、父親のことを把握していなかった
 *その後、このカルテをどれだけ見ても、診察した結果がない
 ☆このカルテを書いた医師(A医師)の名前でした
 *この医師が過去に8件の医療事故を起こした医師
 ☆病院側に説明を求めましたが納得できる説明はない裁判を起こすことに
 *病院は透析をしなかったことのみが原因で
 *死亡したとは認められないと主張し、医療事故とは認めていません
 *また、A医師は女性の質問に対して
 *「自分にはこの患者を診療する義務はなかった」と主張している

A医師、2年間兵庫県の赤穂市民病院に脳神経外科医として勤務
 ☆就任して8か月間に行った8件の手術で医療事故が起きた
 ☆事故が起きた赤穂市民病院A医師の評価
 *明らかにしてはいけない行為(例、薬の投与の方法が間違っている)
 *オペしてもまれにしか起きない合併症がほぼ必発のような感じ
 ☆医療事故の報告書(今回独自に入手した8件の事故報告書)
 *カテーテルで血管の壁に穴を開け、最終的に死亡に至ったケースや
 *脳腫瘍の切除後、重度の意識障害になったケースなど
 *取り返しのつかない医療事故が繰り返し起きていました
 ☆1件では、患者側がA医師と病院を訴え、今も裁判が続いている
 ☆A医師はその後、赤穂市民病院を退職した
 *別の病院に就職し、救急医として働き始めていた

⛳遺族が調査を求めても・・・事故調査の高い壁
 ☆父親を亡くし、病院から納得できる説明も得られなかった女性
 *国の指定機関に調査を求めた
 *10年前に設置した「医療事故調査・支援センター」
 ☆医療機関は、医療事故で患者が死亡した場合
 *センターに報告することが法律によって義務づけられている
 ☆女性が調査を依頼したところ
 *事故調査してほしい旨は病院に伝えるが
 *病院が事故と認めて調査をするかどうかはわからないと
 ☆センターに強制力はない
 *病院の管理者が事故であることを認めないかぎり
 *遺族などが訴えても調査は行われない仕組みになっている
 ☆事故報告に大きなバラつき
 *医療事故として報告するかどうかは病院に委ねられている
 *センターが、病院に対して医療事故として報告を推奨するケースでも
 *4割以上で報告が行われていないのが現状

⛳日本医療安全調査機構 木村壮介理事の発言
 ☆これは明らかに事故だと思うけど
 *この病院は出してくれないというのはあるのも事実
 *皆が同じような判断をしているとは残念ながら言えません
 ☆何か起きた時に強制力で調査する形で解決していく道ではなくて
 *みずからそれを判断して調整
 *外に出して改善していくというのが医療のあるべき姿だと思います
 ☆医療側は、事実を明らかにすること
 *『逃げない・ごまかさない』という観点で
 *対応していく必要があるのだ

⛳医療事故の被害にあわないために、患者としてできること
 ☆医師任せにせず、患者が積極的に情報をとりにいくことが大事
 *患者側も、インフォームドコンセントで十分な情報を求めたり
 *セカンドオピニオンを得る努力をするとこと
 ☆海外などでは、患者さんが主体となって医療を受けながら
 *その医療自体を評価し改善していく取り組みが進んでいます
 *日本でも早晩そういったことが身近になってくるのではないか

⛳取材を通じて感じた事
 ☆医療事故を繰り返してしまう“リピーター医師”
 *その実態は分かっていない
 ☆患者ができることは限られているのも事実
 *事故が疑われるケースがあればきちんと立ち止まり
 *なぜ起きてしまったのか、調査・検証を行ってほしい
 ☆患者の声に病院は真摯に向き合い
 *医療への信頼を確かなものにしてほしいと思う
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、NHKクローズアップ現代『 “リピーター医師” 』



『リピーター医師』『医療事件』『医療事故調査』
(『 “リピーター医師” 』記事より画像引用)

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