🌸結婚式に祝儀など持っていかなかった2
⛳昔は、結婚式に宗教はかかわらなかった
☆現在では、結婚式を結婚式場で行うことが一般的
*現在の結婚式は、宗教がかかわる狭義の結婚式の部分と
*まったくそれがかかわらない披露宴とに分かれている
*宗教に応じて、神前式、仏前式、キリスト教式がある
*宗教がかかわらない結婚式は、 一般に人前式と呼ばれる
*これは、参列者の前で結婚を誓うという形をとる
☆大正天皇が、九条節子と宮中三殿で「婚礼の儀」を行ったことが
*一般人の宗教が結婚式にかかわるはじまりだ
☆財団法人神宮奉斎会、婚礼の儀に則って
*神前結婚式の形式を定めたのが、全国に普及していったとされてる
*神宮奉斎会は、戦後、東京大神官と称し現在に至っている
*縁結びにご利益のある神社として若い女性に人気である
⛳ブームになったキリスト教式の結婚式
☆キリスト教式の結婚式が広く普及したのは、戦後になってから
*教会での結婚式が認識されるきっかけとなったのは
*西郷輝彦と辺見マリの結婚式(軽井沢聖パウロカトリック教会)
*西郷と辺見の結婚式はテレビでも放映され、それで注目を集めた
*西郷と辺見の結婚式はテレビでも放映され、それで注目を集めた
*教会は、カトリックの信者でない人の結婚式積極的に取り組んだ
☆ 一般のカトリック教会では、信者でない場合には
*信仰にかんする講座を受ける必要があった
*軽井沢聖パウロカトリック教会では、それを不要とした
☆最近の調査
*キリスト教式約55%、人前式約26%、約神前式が17%
☆日本全体にキリスト教が広がらなかった大きな原因
*江戸時代に入る前の時点から、キリスト教の布教が抑圧され
*ついには禁教とされたことがあげられる
☆明治、欧米列強の圧力もあり、キリスト教の布教は解禁された
*日本では、キリスト教への関心が高く、上層階級に受容されていった
*キリスト教を背景とした学校も数多く作られた
*医療などにも、キリスト教の影響は大きい
☆日本では、キリスト教が知識人や上層階級の信仰として受け入れられ
☆日本では、キリスト教が知識人や上層階級の信仰として受け入れられ
*大衆化の方向にはむかわなかった
*そこには、神道や仏教の信仰が日本社会に深く浸透していた
☆韓国では、戦後の経済成長で、キリスト教の信仰が拡大した
*韓国では、儒教が強く、しばしば仏教を抑圧してきたからである
*韓国では、仏教が抑圧されたことで、庶民層の信仰に空白があり
*そこをキリスト教が埋めた
☆イスラム教は、世界全体で拡大しているものの
☆イスラム教は、世界全体で拡大しているものの
*日本人の信者数は1万人前後に過ぎないと言われている
*日本ほど一神教が浸透していない国は珍しい
*日本ほど一神教が浸透していない国は珍しい
☆しかし、キリスト教式の結婚式、半数以上のカップルに選択されている
⛳ホテルのチャペルの”牧師”は本物か
☆神父や牧師の下で神に永遠の愛を誓うのは
⛳ホテルのチャペルの”牧師”は本物か
☆神父や牧師の下で神に永遠の愛を誓うのは
*宗教意識が薄い日本人らしいやり方と言える
*式場に併設されているチャペルは、宗教的意味はほとんどない
*神聖なチャペルを「式場」として扱うのは、キリスト教に失礼だ
☆一般の日本人も、自分たちは、宗教に対していい加減だと考えている
*初詣は神社、結婚式はキリスト教式、葬式は仏教式、節操がない
*キリスト教徒でもないのに、クリスマスを祝うことも同様だ
*キリスト教徒でもないのに、クリスマスを祝うことも同様だ
☆軽井沢聖パウロカトリック教会で結婚式を司るのは
*正式に叙階されたカトリックの神父
*カトリックでは、結婚は、教会の「七つの秘跡」の一つに含まれる
*カトリックの信者でもない一般の人間が挙げるということは
*信仰を冒漬することにもなりかねない
☆ 一般のキリスト教式の結婚式
*大半が教会で行われるものではなく、ホテルなどにある「チャペル」
*外観は教会のようで、大聖堂を真似た立派なところもあるが
*これは教会ではなく、あくまで結婚式場である
*結婚式場なので、宗教施設ではない
*結婚式場なので、宗教施設ではない
*結婚式場である結婚式教会では、宗教活動が営まれることはない
☆結婚式教会が、教会でないなら、神父も牧師も常駐していない
*結婚式教会で結婚式を司っているのは
*神父でも牧師でもないということになる
*神父や牧師に見える人物の正体はアルバイトである
*実質的には人前結婚式と変わらない
*神父や牧師に見える人物の正体はアルバイトである
*実質的には人前結婚式と変わらない
⛳日本人偽牧師でも平気
☆日本の結婚式は、もともとは宗教がかかわらないものだった
*そこに神前式が登場し、戦後は、キリスト教式が流行した
☆多くの日本人、バイトの偽牧師でもかまわないと考えている
*自分たちがキリスト教徒ではないからである
☆葬式に僧侶を導師として呼ぶという場合なら、大きな問題になる
☆葬式に僧侶を導師として呼ぶという場合なら、大きな問題になる
*偽僧侶にお経をあげてもらうのでは、故人も浮かばれない
☆葬儀は、偽牧師によるキリスト教式の結婚式とは違う
*日本人は、自分たちでは自覚していないが仏教徒なのである
*仏教徒だから、偽僧侶は拒否するが、偽牧師は受け入れる
*日本人は、自分たちでは自覚していないが仏教徒なのである
*仏教徒だから、偽僧侶は拒否するが、偽牧師は受け入れる
☆キリスト教式ならぬ、「キリスト教風」結婚式が求められるのは
*新婦の側のウエデイングドレスを着ることへの強い憧れから生まれた
*正式なキリスト教式の結婚式は、信者でもなければ面倒だ
*そこで、教会を真似した結婚式場が選択される
*こうした仕組みの上に、ブライダル産業が成り立ってきた
*こうした仕組みの上に、ブライダル産業が成り立ってきた
☆出生数が減少し、結婚する人間の数自体が少なくなってきた
*ブライダル産業の業者が活路を見いだすのが、葬祭産業なのだ
(敬称略)
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⛳出典、『神社で拍手を打つな!』
「結婚式と宗教」「人前式」「ホテルのチャペル」「偽牧師」
(ネットより画像引用)
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