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『戒名最後の通過儀礼』『戒名の販売』

2024年11月30日 | 宗教
🌸2034年『戒名』がなくなる

⛳人生における『最後の通過儀礼』のはずだが
 ☆戒名とは、仏門に帰依した者に付けられる名
 *現在では死後に与えられることが通例になっている
 *戒名を高額で「販売」する寺も出てきて、トラブルを招く事態にも
 ☆「ジェンダーレス」の時代において
 *男女の区別がある戒名を望まない人々が出現
 *「俗名のままでよい」とする事例も増えている
 ☆非業の死を遂げた安倍晋三元首相
 *「紫雲院殿政誉清浄晋寿大居士」と付けられた
 *安倍氏に与えられた位階が「従一位」であったことは
 *「将軍並み」の戒名になったのかもしれない
 *石原慎太郎元都知事(位階は正三位)
 *戒名は、「海陽院文政慎栄居士」だ
 ☆古くは主前、仏門に帰依した証として、僧侶が授けていた
 *現在では菩提寺の住職が訃報を受けると、急いで考案し
 *枕経や通夜で授与することがほとんどである
 ☆戒名授与は人生における「最後の通過儀礼」として
 *極めて重要な役割を呆たしている
 *戒名に「グレード(階級)」があることが、問題を生じさせている
 ☆戒名の構造の基本形は2字だ
 *その下に位号「信士・信女」「居士・大姉」などが付けられる
 *中世以降、支配階級や僧侶により戒名の字数が増やされていく
 *貴族や武士、あるいはその夫人らに対して
 *「院」「院殿」「誉」「大居士」等の格式の高い戒名が与えられた

⛳『うんこくさい」を戒名にした有名人
 ☆昭和に活躍した著名人の例、(敬称略)
 *石原裕次郎「陽光院天真寛裕大居士」
 *美空ひばり「姦唱院美空日和清大姉」
 *坂本九「天真院九心玄啓居士」
 ☆遺言によって戒名を拒否した著名人
 *実業家の白洲次郎氏、俳優の渥美清氏らがいる
 ☆落語家の立川談志氏は生前に自ら戒名を付けていた
 *「立川雲黒斎家元勝手居士」
 *読み方「たてかわ・うんこくさい・いえもと・かって・こじ」
 *「うんこくさい」との、自虐的な戒名
 *異色の戒名のように思えるが、割と多い
 ☆「戒名料」を取るのは、是か、非か
 *複数の葬祭業のホームページをみると
 *宗派・ランク別の戒名が書かれ
 *「戒名代」の目安が記されている
 ☆「居士・大姉30~80万円」「院居士・院大姉100万円~」とある
 *戒名がグレードごとに「販売」されている実態がよくわかる
 *戒名料には明確な基準がない
 *カネさえ払えば位の高い戒名が得られているのが実状である


戒名料のパブルはなぜ起きた理由
 ☆戒名が切り売りされている理由のひとつ
 *バブル期に芸能人の戒名が高額で取り引きされ
 *その金額が報じられたことで、「戒名の販売」が一般化した
 ☆タレントが亡くなった際に
 *芸能プロダクション側が戒名料は高くてもよい
 *「最高ランクの戒名をつけてほしい」と大寺院に申し出るケースだ
 ☆あるいは、著名人や政治家の死亡時に
 *寺院側が″忖度″して過剰に高い位の戒名をつけるケースもある
 ☆戒名は、販売対象では決してない
 *ネットなどで戒名の料金を明示するのは、やってはいけないことだ
 ☆菩提寺と関係性のない者に対して
 *「戒名を売る」という行為自体が間違っている
 *住職も仮に檀信徒から高位の戒名を頼まれたとしても
 *多額の布施と引き換え、ということは慎むべきだ
 ☆仮に戒名の習わしを継続させるとしても
 *高額で販売するなどもってのほか
 *宗門は末寺に対する指導を徹底するとともに
 *仏教界は現代社会に対応した柔軟な戒名の運用を考えていくべきだ
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『仏教の未来年表』



『戒名最後の通過儀礼』『戒名の販売』
(ネットより画像引用)

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