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「愛国行進曲」「撃ちてし止まむ(久米節)」

2023年09月13日 | 政治
🌸米英を撃ちてし止まむ 5

 ☆八紘一宇と大東亜戦争

官製キャンペーンとしての「愛国行進曲』
 ☆八紘一字という考えを決定的に広めたのは
 *日中戦争の始めにつくられた「愛国行進曲」だった
 *第一次近衛内閣のもとではじまったのが
 *国民精神総動員運動という官製キャンペーンだった
 ☆官製キャンペーンにあわせて「愛国行進曲」を撰定した
 *歌詞とメロディーはやはり一般より募集された
 *赤い血潮で 日の丸染めて 世界統一 してみたい
 ☆日本人が世界を股にかける
 *気宇壮大といえば聞こえはいいが
 *イギリスにとって代わる世界帝国を夢想していたとしか思えない

自国防衛か、アジア解放か
 ☆民間の八紘一宇観がただちに政府の公式見解ではないが
 *八紘一宇はなんとなく時代の空気をあらわした言葉である
 *錦の御旗として掲げられると抗いがたく、動員されてしまう
 *こういうことばこそ、むしろ危険なのではないか
 ☆皇紀二六〇〇年の翌年、日本は米英二国に宣戦した
 *大東亜戦争のはじまりだった
 *驚くべきことに、開戦の詔書には、このようなことは一切書いていない
 ☆日本の戦争目的
 *自国防衛とアジア解放とよく指摘されるが
 *そんなことは開戦の興奮のなかでほとんど意識されなかった

「新しい『古事記』が書かれた」と喜んだ作家
 ☆明治維新での日本神話は近代化の為の口実だった
 *それが昭和戦前期にいたり、ひとびとを鼓舞できる素材に変化した
 ☆早稲田大学や日本大学の校歌を書いた評論家で詩人の相馬御風
 *ヤマトタケルと草薙剣の故事を念頭におきながら
 *敵という醜い草を刈るのだと詠んだ
 ☆日中戦争に従軍中、「糞尿謂」で兵隊作家ともてはやされた火野葦平
 *シンガポール陥落を祝う詩で、ダイレクトに
 *新しい『古事記』が書かれたと喜んだ
 ☆詩人で作家の佐藤春夫も、大伴氏の言立てを引きながら
 *今日の日本軍将兵は黒潮やジャングルで屍になる覚悟だとたたえて
 *「新世紀の神話時代」がやってきたとうたった
 ☆この時代、神話はあたりまえに参照される時代だった

⛳「撃ちてし止まむ』作曲の意図
 ☆神武天皇が奈良盆地でナガスネヒコを討とうとしたとき
 *うたったとされる久米歌の一節「撃ちてし止まむ」
 *意味としては、敵を徹底的に撃ってやるぞの意味
 ☆久米氏は、大伴氏と並ぶ古代の軍事氏族だった
 *「撃ちてし止まむ」は、軍歌や戦争詩で読み込まれてきた
 *本格的に活用されたのは、陸軍記念日を機会に展開された
 ☆日本軍はそれまでの優位を失い、米軍相手に苦戦を強いられていた
 *連合艦隊司令長官の山本が前線視察中に搭乗機が撃墜され戦死した
                   (敬称略)
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『「戦前」の正体』



「愛国行進曲」「撃ちてし止まむ(久米節)」
(ネットより画像引用)

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