
☆「パンテオン」ギリシア語の「すべての神々」という言葉
☆「天部」の仏たちは、インド土着の神をモチーフとしている
☆梵天=ブラフマン、帝釈天=インドラ、阿修羅=アスラ、迦楼羅=ガルーダが原型
☆天部の仏たちは、仏法を守護する役割をもたされている
*戦闘神のイメージを持つ神(帝釈天の統率下にある四天王や十二神将)
*女性神(美の神・毘沙門天の妻・吉祥天、芸能の神・弁才天)

☆天部は日本にわたり、神仏習合が行われると仏教の仏から独立
(日本の神として独自に信仰され、大黒天、毘沙門天、弁才天は七福神になる)
☆インドの神は、仏教に取り入れられ、日本の神と習合した
(性質が変化し、現世利益を庶民にもたらす神として親しまれる)
☆大黒天は、もともとシヴァ神の化身である破壊神でした
*武力が仏教に取り入れられ大黒天となる
*日本くると豊穣の神大国主命と習合し、米俵に乗るにこやかな顔の神様になる
*恐れられたインドの神の面影は全くない
☆弁才天はインドの河の女神
*仏教に取り入れられ楽器をもっていたことから芸能の神となる
*日本くると、才が財と読みが同じということで、才能に加え、蓄財の神となった


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インドの神々のパンテオン、天部(『手にとるように宗教がわかる本』記事より画像引用)
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