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地政学を知る基礎知識4(緩衝地帯・資源)

2021年10月08日 | 政治
🌸大国の直接衝突を防ぐ「緩衝地帯」が担う役割

⛳英仏の緩衝地帯となったタイ

 ☆緩衝地帯とは、大国と大国の間に位置している小国や地域
 *大国同士が直接衝突することを防ぐ役割を担っている
 ☆タイは、英仏からいつ侵略を受けても不思議ではなかった
 *英仏はタイを巡って両国が衝突することを避ける
 *両国は、タイには軍事進出は行わず、緩衝地帯とする宣言

緩衝地帯は紛争が起きやすい地帯
 ☆緩衝地帯は、大国の衝突を防ぐ機能を期待されている
 ☆逆に、実際には紛争が起きやすい地帯でもある

⛳ナチ党政権の非武装地域への進駐
 ☆第一次世界大戦後のヴェルサイユ条約
 *ドイツのラインラント地方東岸は非武装地帯とされた
 *ドイツ軍は自国領でありながら駐留できなくなった
 *ラインラントは軍事的空白地帯となった
 ☆ヒトラーは、条約を無視しラインラントに進駐した

🌸「資源」の埋蔵量の偏在と持つ国と持たない国の攻防

資源は有効な外交カード
 ☆18世紀後半の産業革命以降
 *石炭や石油、天然ガス、ウランなどの資源
 *輸送や発電のためのエネルギー資源としても使用する
 ☆これら鉱産資源の特徴
 *埋蔵されている地域が偏在している
 ☆豊富な資源が埋蔵されている「持てる国」
 *これを主要な輸出産業にすることができる
 *外交カードとしても使用することが出来る

⛳シェール革命が及ぼす影響

 ☆エネルギー資源のうち石炭は、世界中にほぼ均等に埋蔵されている
 *「持てる国」と「持たざる国」の間で、政治的な駆け引少ない
 ☆石炭に代わって、エネルギー資源の主役に躍り出た石油
 *埋蔵地が西アジアや北アフリカなどに偏っている
 ☆アメリカによる、21世紀のシェール革命
 *シェールオイルの産出で、アメリカの石油急増した
 ☆現在産油国の勢力図大きく変化している

イギリスの産業革命と豊富な炭鉱
 ☆産業革命がイギリスから始まった理由の一つに石炭の存在がある
 ☆17世紀後半、世界の石炭生産量の8割以上をイギリスが占めていた
 ☆イギリスは、石炭を蒸気機関の燃料として用いる技術を開発した
                    (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『新地政学』






地政学を知る基礎知識4(緩衝地帯・資源)
『新地政学』記事より画像引用)

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