慶喜

心意気
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『骨上げ』『グリーフケア』

2024年11月26日 | 宗教
🌸「お骨上げでプライバシー配慮」の投書を考える

 ☆プライバシー侵害の最たるもの
 *火葬場でのお骨上げでの説明
 *お骨を前にこれは身体のどこの部分だとか
 *このような病気だと骨がもろくてあまり残らないなどと説明する
 *投書には、病歴や骨格等に触れないではしいと記載されていた
 ☆別の人では『ここは体のどの部分です』と言われた時
 *『お父さん。80年間、よく頑張つたんだね』との意見もあった
 ☆拾骨時の「人体解説」について違和感を抱き
 *異論を唱える人が出てきた
 *現代社会を投影したような話だ
 ☆かっての死後の始末
 *「イエ」「ムラ」といった共同体に委ねたもの
 ☆現代は「私」が理想とする死を求める時代になった
 *骨上げの意識の変化
 *現代人の死生観を浮かび上がらせる

『喉仏の説明』は、東京では重視されている
 ☆火葬後拾骨
 *東日本では全部の骨を拾って骨壼に納める
 *西日本では一部の骨しか拾わない
 ☆拾骨の一般的な手順
 *先に喉仏だけを脇に寄せて他の骨と混じらないように配慮し
 *足元から順に拾い、骨壼に納めていく
 *その際、遺族2人が向かい合い2組の箸で
 *一緒に遺骨を拾う地域と、個別に拾つていく地域とがある
 ☆現在のように、ストレツチャーの上で美しく骨を残した状態で
 *骨上げする習慣は、そんなに古くない
 *その際、火葬場の職員が、丁寧に拾骨している意思表示として
 *骨の部位の説明がどことなく始まり
 *それが全国の火葬場に波及していった
 ☆東京では民間の火葬場が多いが
 *喉仏の解説には特にこだわる傾向がある

⛳骨上げは、恰好の「情操教育」になる
 ☆火葬場職員が「丁寧に拾骨している」意思表示としての説明
 *その説明が裏目に出る場合もある
 *骨がボロボロになっていれば、「骨粗鬆症ですね」とか
 *骨に色が付いていれば「治療薬のせいかも」など
 *プライバシーに立ち入った説明をされた場合
 *遺族の中には「聞きたくない」感情が湧かもしれない
 ☆骨上げは「グリーフケア(死別の悲嘆への寄り添い)」の場でもある
 *遺族は、肉体が消滅し、変わり呆てた故人の遺骨を目の当たりにする
 *「もはや、生き返ることは完全になくなった」
 *死を現実のものとして、直視せざるを得なくなる
 ☆職員による人体解説
 *死者と生者との間の緩衝材にもなってくれているのでは
 *しかし、拾骨の立ち会いに慣れ過ぎた職員がついつい
 *部位の説明に饒舌になるケースもあり
 *そこに違和感を抱く人もいるかもしれない
 ☆火葬場職員のプロ意識にも、思いを巡らせてもらいたい
 *人は、1人では死ねない
 *病院や高齢者施設や自宅で皆に見守られながら息を引き取り
 *その後は葬儀社の手に委ねられる
 *宗教者の儀式も入る
 *葬式の後も、四十九日などの法要を経て墓に納骨される
 *遺族のみならず多くの他人に身を委ねざるを得ない
 ☆仮に天寿を全うした人ならば
 *骨上げは孫やひ孫の教育の場と考えてもらえないだろうか
 *骨上げは絶好の情操教育の場であるからだ
 ☆「死」は公共性を帯びている
 *その骨上げの文化も先細っていくかもしれない
 *身寄りのない人や、墓や供養を求めない人が
 *火葬場に骨をすべて置いて帰る「0葬」を選択するケースがある
 *骨灰を残すことのないように高温で
 *「すべて焼き切る」サービスが火葬場で始まるかもしれない
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください 
 ⛳出典、『お寺さんの崩壊』


『骨上げ』『グリーフケア』
(ネットより画像引用)

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